19話
人と接するのは、結構パワーがいります。
スキルや様々な設定は、随時考えながら作成しているので、誤字脱字または矛盾が生じている場合があります。
発見次第、随時修正いたしますが、気づいていない時もあります。
そんな時は、やんわりご指摘いただけますと助かります。
※14話の一部スキル名ミスを修正いたしました。ご指摘ありがとうございました。
店を出て、ファストトラベルを開放した後、早めのログアウトを行った。
その分少し長めの休憩を取ったおかげで、感じていた疲労感もだいぶん和らいだ。
縄張りにログインしますか? [はい]
降り立ってから少しだけ深呼吸すると、草木の香りが鼻をくすぐり、心を落ち着かせてくれる。
気持ちにも余裕ができた為、思い切って景色を変えてみようかと、歩き出した。
今はプレイヤーの姿もまったくなく、心穏やかに散歩をすることができる。
以前の場所から遠目で観察していた、牛と大きな鶏たちの近くにある樹木にたどり着いた。
「ここで、いいか…」
周囲を見渡して、危険そうなモンスターがいないか、念のため確認。
スキル【縄張り】を発動しますか? [はい]
安全を確認し、また木の幹に背を預けて、座り込む。
モウ モウ… コ コケーーー コココ モウ
ちょっと騒がしいけど、面白い。
そんな光景を横目に、野菜炒め弁当をアイテムBOXから取り出す。
ログアウト前はもはや食べる気力もなかったが、落ち着いた今なら食べられる。
手を合わせ、さて食べるぞと口に運ぼうとした瞬間、すぐ横の茂みから、何かが飛び出してきた。
「うわっ、・・・て、え?」
右の腿辺りに感じるほんのりとしたぬくもりに、デジャヴを感じた。
そっと弁当を下ろし、視線を下げると、思った通りうさぎモンスターがそこにいた。
お弁当に鼻をひくつかせ、こちらを見上げる姿は、どう見てもパンをあげたうさぎモンスターで間違いなかった。
ジィーーーーーー
「お前、また欲しいの…?」
目は口程に物を言うというが、この子はすごく目で訴えかけてくる。
料理:野菜炒め弁当をシェアしますか?
[はい] シェアする人数[2] 自分[80%]1名[20%]
容器ごと綺麗に分けられた為、そのまま小さい方を与えた。
お読みいただきありがとうございます。
まだ人との交流は、疲れるという意識が強いです。
焦らず、のんびり、自分のペースをまずは作っていきます。




