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三話テキセイ検査

後藤っぽいやつの視点です

俺たち六人はテキセイ検査を受ける


テキセイはダンジョンが生まれたときに近くにいた人が持っていることが多いのだが稀に違うこともある


そのテキセイがあるか調べるテキセイ検査は滋賀とか大阪のようなダンジョンのないところでも受けることができる


そして一番大事なのはテキセイがないとダンジョンに入れないということだ、これは国とかそういうものが決めたものではなく物理的に入れないのだ


もしテキセイがない人がダンジョンに入ろうとすると




ドカンっ!!



弾けとぶのだ


これはサハラダンジョンで実際に起こったことだ


「ありませんようにありませんように」


そりゃそうやんな

佐原はテキセイがないことを祈っている

まあこいつ絶対テキセイあって入れるよな


というかまだ検査の説明中なんよな、祈るのはやいよ


「それでこの中に特殊能力をお持ちの方いませんか?」


そんなのいるんか?


「はい、特殊能力とはどのようなものですか?」


遠藤さんナイス、それは気になるけど質問しづらかった


「第六感のようなもののことです、テキセイのある方の中にたまにいるんですよ」


あれ?これってもしかして


「あの?アイコンタクトで伝達することができる能力とかは?」


「そんなかんじのものです、その能力の方が身近におられるのですか?」


「後ろで祈ってる佐原くんです」


「うぎゃっ、急に呼ぶなよ」


「では佐原くん、私にアイコンタクトでなにか伝えてください」


佐原、なに?じゃないねん、それをこのお姉さんにやるんや、もしかしてアイコンタクトわからん?


「佐原、いつもの目で訴えかけるやつ」


お姉さんと佐原は見つめあっている


「ふふふっわかりました、確かにこれは特殊能力ですね」


佐原、お前どうやってお姉さん笑かしたんや?


「それではテキセイ検査を行います、このダサいヘルメットをかぶってください」


気になってたんよな、このダサいヘルメット

まあテキセイ検査に使うよな


「でははかります」


「...」


「計測できました、結果が出るまでしばらくお待ちください」


「ありませんようにありませんように」


そう今や、今が正解や

でも残念やなお前絶対テキセイあるし




「結果が出ました、おめでとうございます全員テキセイあります」


みんなテキセイあってよかった、約一名絶望してるけど

他はみんな安堵しているようだ、もちろん俺も


「特に佐原くんは共鳴率が高いです」


やめたげてそんなん言ったら佐原死んじゃうw


「では皆さんダンジョンに入りましょう」






「北山プロこっちです」


俺らよりちょっと年上にみえる

プロゴルファーみたいな呼び方やなー


「こちらが護衛をしてくれる北山計画(きたやまプロジェクト)さんです」


「面白い芸名ですね」


「本名です」

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