二話待ち合わせ
「なあ大晴ダンジョンの入り口にちょっと入るだけだぞ」
「そうだよ佐原くん、ちょっとだけだからね」
「嫌やって~」
この目の前にいる美少女は古華律、俺の未来の嫁だ、彼女がいないライフなんて
考えられない
ワイフとライフで員を踏んでみました
「ふふっ」
「ほらお前があまりに臆病すぎて古華さん笑っちゃったじゃねーかよ」
「そんなわけ」
「ふふっ」
「...」
「それよりあいつら遅いな」
「そうだねー」
遅れて三人がやってきた
「ごめん、律待った?」
「待ったよ、一万年」
「なんでやねん一億年やろ?」
いいよな、いつかはあんな風に古華さんと冗談言い合いたいな
その古華さんと冗談を言い合ってるのは遠藤幸さん、古華さんの幼なじみだ
「健一ごめん、ちょっと遅れた」
「よう古華っち、佐原っち、それと後藤」
この男のほうは阪本大樹朗だったと思う、ちょっと太い
そしてこっちは村山星さん本名だ
こいつは後藤とか言うやつの幼なじみらしい
「全員揃ったし行くぞ」
「行ってら」
「お前も行くんだろ!」
「そうだぞ六人で予約してんだぞ」
後藤、阪本お前たち男だろ?男なら黙って行かないもんなんじゃないか?
「お前でも知ってるだろ、ダンジョン関連は厳しいの」
そりゃあ知ってる、各地で色々事件とか起こってたしな
「佐原っちがいないと入れないんだぞ!」
「そうだぞ、名前書いといたからな」
「おいおいそれはないやろ」
「佐原くん行こう?」
くっそ、古華さんまでこれはもう覚悟を決めて
「いってらっしゃい」
「「...」」
「後藤強制連行」
「わかったよ」
「うぎゃーー」
俺は無理やり連れてこられた
「自衛隊の人...怖い」
「大晴ちゃんと歩けよ、どんだけビビりなんやまだ敷地外やぞ」
「うわー銃持ってる」
「あれはDGJー03だな、日本製のダンジョンライフルの三型でうんにゃらかんにゃら...」
「阪本詳しいねー」
「聞いてないって」
そしてダンジョン目の前の自衛隊の建物のなんやっけ?
「ダンジョンハウスな」
そうそうそれそれに来た
「すみませーん」
「一時からの後藤様六名ですね」
「はい」
「それでは本人確認を行います」
学生証を確認された
くそっ普段から持ち歩いている弊害がでてしまった
「はい、確認がとれました、どうぞ」
そしてダンジョンハウスの建物の奥に案内された
「ただいまよりテキセイ検査を行います、これによってダンジョンに入れないことがありますがご了承ください」
きたーーー!!
テキセイなくて俺入れない可能性きたーーー!!