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【詩集】Shangri-La

北海

作者: 野鶴善明

 

 最果ての岬

 荒れ狂う北海

 まるで狼のように

 吠えたける波

 頰を撲つ吹雪


 少年は

 宙へ拳を叩きつける

 心はただ

 震える痛み

 裏返りそうな思春期の声


 大人への階段につまづき

 とまどい傷つく

 あこがれと夢

 アンバランスな心と身体

 もてあます衝動


 金縛りの夜に

 息苦しく悶えるのは

 新しく芽生えた本能に

 心がついていかないから

 大人への階段を

 一段飛ばしで

 駆け登りたいのだが


 北風が唄う弔いの歌

 甘い夢に別れを告げ

 幼さを沈める歌

 愛を裏切り

 愛に裏切られ

 人生を知れという


 最果ての浜辺

 荒れ狂う北海

 まるで狼のように

 叫ぶ少年

 頰を撲つ痛み

 

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― 新着の感想 ―
[良い点] 父のように、厳しさを思わせる海ですね。 素敵な詩だと思いました。 読ませてくださり、ありがとうございました! [一言] うちの父は、厳しくないですけど(*^^*)
2024/02/07 12:29 退会済み
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