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北の陣 第3幕  作者: m
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セナの使命


これは中央軍の最高司令官が暗殺されてから数日が経った頃の話だ…




北地区にある教会に1人の修道服を着た女が1人やって来た…


その教会にはすでに1人の女が椅子に座っていた…


修道服を着た女は教会の椅子に座る女の隣に静かに腰をかけた…


「セナ、中央地区のロズ町でゼビを見つけたわ」


修道服を着た女が目を閉じたままのセナに静かにそう報告した。


セナは目を静かに開け、修道服を着た女を見た…


「そう… 今ね、キューイの回復を祈っていたの… フフッ… 神様は一体何を考えていらっしゃるのかしらね… 」


セナは修道服を着た女に微笑みながらそう言った。


「そっか… キューイ師団長… 早く回復してもらわないとね… 」


修道服を着た女とセナはしばらくの間、教会の像を見上げたのだった…


そして…


「セナ、どうする?」


修道服を着た女がセナにそう尋ねた。


「キューイは今重傷で動ける状態じゃない… 他の北月師団の幹部達も特別任務に就いてる… 今、北月師団で動けるのは私の隊だけ… 私達だけで殺るしかないわ」


セナはそう言い話を続けた…


「それに、これは私の使命なのかも知れない… 」


セナは軍服から先生の銃を取り出し、その銃を見つめたのだった…










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