ミーナの正体
これはミーナが都で倒れた後の話だ…
ミーナを含めた兵士達の死体を処理しに死体処理専門の兵士達がやって来た…
死体処理専門の兵士達は現場に着くなり、次々と兵士達の死体を車輪の付いた台に乗せていった…
そしてミーナを運ぼうとした死体処理専門の兵士が弾丸によって破れたミーナの服の穴から見えたある印に気づいた…
⁈
「こっ… この印は⁈ 」
兵士Aはミーナの右肩に刻まれた印を見て驚きその場に倒れこんだのだった…
その様子を見た兵士Bが倒れこんだ兵士Aに近づき…
「どうしたんだ?」
そう声をかけた。
倒れこんだ兵士Aが、話しかけて来た兵士Bを見て…
「どうしたも、こうしたもねぇよ!なんでここに王族関係者の死体が転がってるんだよ!」
兵士Aが倒れこんだままミーナの右肩を指差しそう叫んだ…
⁈
「えっ?王族関係者だと?」
兵士Bが驚きながらミーナを見た…
そして兵士Bがミーナの右肩に刻まれた印を見て…
⁈
「こっ、こっ、こっ… こいつは… なっ、なっ、なっ、なんてこった… こっ、これはもの凄くまずい事になるぞ… 」
兵士Bもその場に倒れ込み兵士Aに向かって身体を震わせながらそう言ったのだった…




