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PREPLAY02 商談

2017/6/14 ケセドの杖の値段を訂正

2018/6/1 旧字体になっていた文字を修正

2018/8/28 挿絵追加

初夏の日差しが暑く照りつけ、ゲーマーたちが冷房の効く室内に閉じこもり始めた今日この頃。

某所に、いつものメンツが集まった。



甘利:(アイテムガイドを開きつつ)…そろそろ『フィッシュ&チップス』を買ってみないか?


Fle:え?この辺に売ってるの?


甘利:違う違う。アイテムデータの方。フィッシュ&チップス食べるとシナリオ中最大HPに+1点のボーナスが入るんだ。因みにヴァンスターの特産品らしい。


フラマン:え、いらな。(←HP既に超高い)




集って早々にリソースの底上げを図る一同。

GMとしては怖いことこの上ない。




十六夜:それよかあまり無駄遣いせずにお金を溜め込んで、13レベルで『ケセドの杖』を狙いに行かんか?我々の経済状況ならマジで狙えるぞ。


甘利:それは大いにアリ。


GM:(また怖ぇもんを買おうとしてるな…)


Fle:『ケセドの杖』って?


十六夜:持ってるだけで魔術の効果に+10点のボーナスが入るっていうチート性能持ちの魔法具の杖。13レベル以上になると持てて、お値段は50万G。


Fle:高っ!?


十六夜:スイレンには軍師フォーキャスターとしてどうしてもこの杖を持たせてほしいのだ…!


甘利:(笑)


GM:(苦笑)


フラマン:よくわからんが…まぁなんにせよまだ10レベル以上先のことだろ。今考えるべきは3レベルの装備のことだ。


GM:おっと、そうだったな。それじゃあぼちぼち3話のセッションを始めて行こうか。まずは今回予告から!!



□■□



今回予告!!


君たちが遺跡から帰ってから一週間が経過した。テールに引き取られたアミーは「喋る火」として有名になり、神殿には毎日のように見物客が訪れているという。

そんななか、とある2人組の商人が「アミーくんを売って欲しい」という商談を持ちかけてきた。

頼むから売らんといてくれと懇願するアミー。果たして彼は無事売り飛ばされずに済むのだろうか。

アリアンロッドRPG2Eリプレイ・友情は闘いの果に咲くものですよね!

第3話『黄影の錬庭師ファントム・ガーデナー 前編!』

商談の舞台が…キミを待つ!



□■□



一同:前編!?商談!!??


フラマン:なんだ?2話にまたがるショッピングフェイズでもやろうってのか!?


十六夜:ほう?それは大変興味深い。


Fle:というかアミー…あいつ人気なのかよ(笑)


フラマン:わかった!アミーを餌に客をおびき寄せればいいんだな!!


GM:いやいや、唐突にそんな商売シナリオやるわけないだろ。一応シナリオタイトルは『黄影の錬庭師ファントム・ガーデナー』だぞ。


甘利:それはそれで嫌な予感…とくに『ガーデナー』ってところが。


GM:『ガーデナー』な、アレは強いからなぁ。




説明しよう!ガーデナーとは!!

ファットから南に船を進ませた所にあるマジェラニカ大陸の地域クラスである。

『庭園術』という、錬金術の派生系のスキルを操り、フィールドを自在に操ることで味方に支援をかけたり敵を攻撃したりと、できることがかなり多い万能クラスだ。




甘利:味方だって言うなら心強いんだけど…


フラマン:そんなワケないだろ。このGMだぞ?


甘利:ですよねー。


GM:おい、俺まだ何も言ってないぞ(笑)


十六夜:それよりGM。今回予告の内容だけじゃ本当にアミー売るか売らないかみたいなシナリオになっちゃって、ガーデナーなんて微塵も関係なくなりそうだけど、他にハンドアウトとかないの?


GM:いや、今回はハンドアウトも用意してあるよ。…だけど、本編にけっこう深く関わってくる話だから、オープニングの直前に読み上げようと思う。


甘利:なるほど。


GM:…というわけで、ちゃっちゃかレベリング作業に入っていきましょう!


挿絵(By みてみん)


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