MIDDLEPHASE09 やはりこのGMのダンジョン難易度は間違っている。続
2017/9/19 誤字訂正
ルーン:達成値は…18だっ!!
フィルの《マドリガーレ》を受けたルーンがノコギリを突破。
すぐさまノコギリを吊るしていたワイヤーに斬りかかる!
しかしワイヤーは思いの外硬く、切断することに失敗。それによってギギギと嫌な音を立てながらノコギリがコースを外れ、壁を破壊して、そこにいたワットに直撃した。
GM:ノコギリのダメージは3D+20(ダイスを振る)…出目が優しめ。27点物理ダメージ!!
これは事前にスイレンから《プロモーション》を受けていたフィルの《プロテクション》で14点軽減され、ワットの物理防御と合わせて9点ダメージにとどめられた。
…が、ノコギリが壁を破壊したことにより天井が崩落。近くにいたワット、スイレン、フィルの3人がそれに巻き込まれてしまう。
これに対抗するには難易度13の筋力判定。これはリアクションなので《マドリガーレ》は乗らない。
この判定はワットがギリギリ成功するがフィルが失敗。スイレンはルーンに《キャスリング》をかけ、《カバームーブ》で庇ってもらうことにした。
フィルとルーンに飛んだのは3D+5(達成値16)の物理ダメージ。ルーンは素で受け6点、フィルは自分に《プロテクション》を放ち、物理防御と合わせてダメージを0に押さえ込んだ。
一同:死ぬわっ!??(GM大爆笑)
ルーン:というか、まさか斬れないとは思わなかった。
GM:そりゃお前がノコギリを舐めてたのが原因だ。《スマッシュ》《スラッシュブロウ》使って全力攻撃仕掛けてりゃ十中八九斬れてたのに、通常攻撃にとどめちゃうから。
ルーン:ぬぅ…
フィル:で、このあとはどこに行けばいいんだ?というかそもそも我々は今どこに?
GM:あぁ、ノコギリの軌道が変わったからな…ルーンがいるのと同じ側にいてもいいかも。
スイレン:よし、ノコギリ突破!!
GM:すると…君たちはすぐ近くに巨大な火の壁があることに気づくよ。
一同:は?
一同:(爆笑しながら)いやいやいやいやいや待て待て待て待て待てwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
GM:さぁどうする!?
ルーン:「どうする!?」じゃねぇよっ(笑)『ノコギリ』と『火』に挟まれて絶望的じゃねぇかっ!!?
GM:あと、そうだ。そのノコギリの向こう側の壁に『ノコギリ移動装置』が見えるよ。
フィル:移動?解除じゃなくて??
GM:うん。
スイレン:え、これ…どこに向かって移動するんだ?
GM:それは難易度10の知力判定。
スイレン:(ダイスを振る)…うん成功!
GM:ではスイレンはノコギリがちょうど『火』を塞ぐような位置に移動することがわかりますね。
スイレン:なるほど。『ノコギリ』を盾にして『火』を突破するのか!
フィル:そうと分かれば話は早いな。ワットくん、あの『移動装置』押してきてくれる?
ワット:了解!
GM:ではまず『ノコギリ』避けの敏捷判定!
ここは華麗にクリアするワット。『移動装置』にはトラップも仕掛けられておらず、無事にノコギリを動かすことに成功した。
GM:というわけで、ノコギリが通り過ぎる一瞬の間だけ火が遮られるようになりました。難易度16の敏捷判定で『火の壁』を突破できるよ!
スイレン:だってさ。どうする?
フィル:とりあえず『火の壁』の先にまた別のトラップがあることを警戒しないといけないから、ルーンちゃんかワットくんに先行してもらおう。
ルーン:なるほど。なら耐久力のある私が行こう。ワットくんはダメージくらってるしね。
ワット:お願いしま〜す。
ルーン:任された!というわけで敏捷判定(ダイスを振る)…16でピッタリ成功!!
GM:OK!ではルーンは完璧なタイミングで火を避け一歩を踏み込み……そしてここで『危険感知』
一同:げっ!??
ルーン:ちょっ!?…感知は低いんですけどっ!?
ここで判定に失敗したルーンはトラップ『動く床』を踏みつけてしまい、『火炎放射器』のすぐ近くにまで飛ばされてしまう。
これによって3D+15の火属性ダメージを2回受けることとなったルーンであったが、幸いにも2回のダメージロール両方に対して《プロテクション》を張ることができたため、どうにか致命傷にはならずに済んだ。
ルーン:熱っつ!?あちちあちちゃ熱っっちゃ!?
一同:ルーンちゃあああああああああああん!!??
ルーン:で、出よう出よう。一旦出よう!!壁ぶっ壊して脱出します!《スマッシュ》使って(ダイスを振る)…ダメージ25点!
GM:破壊成功。だけどその衝撃で天井が崩れてくるよ。
ルーン:難易度13筋力な?(ダイスを振る)…ほい成功!
フィル:おかえりルーンちゃん。大丈夫だった?
ルーン:大丈夫なわけあるかいっ!?(一同爆笑)
スイレン:しかし、本気でこれはどうするよ?
ワット:『火』があるせいで『トラップ解除』もできないもんね。
ルーン:本当にこの『火』が邪魔なんだよなぁ…
スイレン:消火はできそうにないし…せめて『火炎放射器』を吹き飛ばすことができれば……
ワット:………………………
ここで、場にいる全員の視線がワットに集まる。
スイレン:ワットくん……やろうか。(にっこり)
ワット:お、おう。そうだね…
GM:え、やるって何?まさか…??
ワット:ごめんねGM。壁ごと『火炎放射器』を吹き飛ばします。
GM:ぎゃあああああああああっ!?(一同大爆笑)
ルーン:私が言うのも大概だがパワープレイにも程があるだろwwwwww
ワット:これが一番安全なんだからしょうがない。遠距離だから天井崩落にも巻き込まれないしね。
GM:う、うーん…たしかに……(笑)
フィル:そ、それじゃあマップの上の方探索しに行こうか。もうこんな鬼畜な仕掛けは無いと信じて…。
一同:お、おー。
と、言いつつ「ぜってーまだ何かヤバイの残ってるんだよなぁ」と半ば確信しながら進む一行。
果たして次回、恐怖のトラップルームを無事に攻略しきることができるのか。
乞うご期待!!!!!