MIDDLEPHASE08 今?
GM:さて、次のシーンです。「ガハハ! いやぁルーンよ、いきなり死んじまってスマンかったなあ」 戦闘終了後、ディアモンは頭を掻いて笑いながらそんなことを言い出します。
ルーン:「本当だよー。おじさん油断しすぎ~」
フィル(がや):軽っ
スイレン(がや):本当に生きてても死んでても変わらないですねこの二人。
GM:「全くだ、イルゼの奴もやりおるわ。まさか元々敵だったとは思いもしなかったわい」
ルーン:「ねー。それは本当に思わなかったよ」
GM:「つーわけでルーン、悪いが俺の代わりにイルゼをなんとかしてやってくれ。まぁ一発叩きこんでやれば目も覚めるじゃろ」
ルーン:「おっけー。元からそのつもりだから大丈夫だよ~」
ワット(がや):緊張感がまるでない。
GM:さて、伯父さんイベントはこの辺にして……。「ところでルーン」 ディアモンがルーンの頭を指さします。
ルーン:「なに?」
GM:「お前の頭に蜘蛛が乗ってるぞ」
スイレン(がや):え?
ワット(がや):蜘蛛ってまさか……
ルーン:つぶします。
フィル(がや):わぁ即断。
GM:では自分の頭上の蜘蛛をぺしっとやったルーンに対し、こんな声がかけられます。「あらあら。潰しちゃうなんてひどいじゃないの」
ルーン:ち、本体じゃなかったか。
ワット(がや):まぁ使い魔か何かだろたぶん。
GM:声の主は当然、背から蜘蛛脚を生やした女性、"蟲の御子"ソフィだ。
ルーン:(ダイスを振る) 命中判定クリティカルです。
GM:えーと、じゃあ《インバルネラブル》でダメージ0で。「ちょっと落ち着いて、話を聞いてちょうだい」
ルーン:「うるせえええ!! いいからお縄に付きなさい!!」
GM:ソフィは勝手に話を進めます。「あなたたち、スニーズと事を構えるつもりなんでしょう? ヘルヘイムにまであの子を止めに来るなんて、本当に面白いことをするわよね」
ルーン:「…………スニーズって誰?」
※ナゲット団の猫の昔の名前です。
フィル(がや):さっきテールちゃんのお母さんから聞いたでしょ!!!!!!
ルーン:「ああ、猫のことか」
GM:「そう、今は猫の姿をしているあの子のこと」
ルーン:……いや興味ないな。「それより伯父さん、この人捕まえて」
スイレン(がや):はなしが いっしょう すすまない !!
GM:「……ちなみにテールちゃんは今スニーズの手元にいるわよ?」
ルーン:「なんでソフィさんがそんなこと知ってるんだよ!!」
GM:「私の能力忘れちゃった?」
※魂繋ぎ
蟲の御子の能力。世界中の虫と感覚を共有し、その虫が見ている視覚情報などを得ることができる。
ちなみに神であるソフィが蟲の王の御子になったのは、この能力を暇つぶしに使うためである。(マジ)
ワット(がや):そういえばチート索敵能力持ちだったこの人。
ルーン:「なるほど話は分かった。要するにソフィさんをここで捕まえてから、いつもどおり猫からテールちゃんを取り戻せばいいんだね?」
GM:「私のことはともかく、テールちゃんについてはそういうことになるわね。でも、ヘルヘイムは冥界の巨人ヘルのホーム。その加護を受けているスニーズを倒すのはちょっとばかり大変なんじゃないかしら?」
ルーン:「それは後で考える。とりあえずソフィさん、お縄につけーー!!」
GM:えー、ではロープを持ってとびかかって来たルーンを両手と蜘蛛脚で抑えながら、ソフィは自身の足元に転移の魔法陣を展開します。「悪いことは言わないから、スニーズの所に行く前にしっかり準備したほうがいいわよ。ほら、おじさんにお別れを言って」
ルーン:「伯父さんなんかどっかに飛ぶみたい!! またね!!」
GM:「おう、なんかよくわからんが、テールとイルゼと、あとゼダンの奴をよろしくな」
スイレン(がや): ゼ ダ ン の や つ
フィル(がや):とんでもない人をよろしくされてしまった。
ルーン:「りょうかーーい!」
GM:……と言った所で魔法陣の光は強まり、ルーンとソフィはどこかへ転移して行きます。
□■□
GM:ビュン! と降り立った瞬間、ルーンはソフィが消えたことに気が付くでしょう。
ルーン:同じ場所に転移するんじゃないのかよ!!!!
GM:しかしその数秒後、君の目の前にフィルとハルが転移してきます。
ルーン:え?
フィル:「あれ? ルーンちゃん??」
GM:フィルが覚えているのは、ハルと二人で冥界を歩いていた所、突然目の前にソフィが現れて魔法陣を展開し、気が付いたらここに居たということだけです。
フィル:なんじゃそりゃあ!!
GM:そして更に数秒後、今度はスイレン、ワット、ラプカ、リネル、そしてソフィが君たちと同じ場所に転移して来る。「ふう、これで全員ね」
ワット:あ、ソフィさんもいるのか。
ルーン:で、ここどこ!?
GM:周りを見渡すと、ルーンはある男と目が合うことだろう。
ルーン:ある男?
GM:「……おかえり」 その男、マスター・ポテトフライは、グラスを丁寧に拭きながら君たちを出迎えた。
一同:ん????
フィル:えっと、つまり?
GM:転移先は『バー・ポテトフライ』です。
フィル:何でウチなんだよ!!!!!!
GM:それはソフィが説明してくれます。「ほら、あなたたちも色々準備とか必要でしょ? だから一回返してあげようと思って」
フィル:だからって冥界と家が直通になることあるかよ!!
GM:「まぁそういうわけだから、準備出来たらここに再集合してね。もう一度冥界に連れて行ってあげるから」 そう言い残し、ソフィは無数の蝶になってどこかへと消えて行ってしまいます。
ルーン:ああ、また逃げられた。
ワット:なんだったんだあいつは……。
GM:はい、というわけでここからは……
スイレン:ここからは?
GM:(大声で)ショッピングフェイズに入って行きます!!!!!
フィル:……………………今?




