ENDINGPHASE テールちゃんを取り戻した!
GM:さて、時刻は回って夕方5時。1時間ほど前に無事目を覚ましたテールちゃんが祭りの壇上に上がり、改めて任命式を取り行う場面だ。
フィル:そっかー。じゃあ僕たちはステージ脇でその様子を見守ってようかな。
GM:OK。では、神官長から帽子を受け取ったテールは、君たちに目配せをした後、集まった見物客たちに向き直る。
一同:?
GM:新しい神官の挨拶の時間だ。とは言っても話すのは大したことじゃないけどね(笑)「みなさん。昼間はお騒がせしてごめんなさい。兵隊さんたちにも動いてもらっちゃって、申し訳ない限りです」
ルーン:テールちゃん。敬語の使い方が微妙!
フィル:しっ!ルーンちゃんそういうこと言っちゃダメでしょ。語彙力のないGMがかわいそうだよ!
GM:故意だよっ!(一同爆笑)テールちゃん12歳だぞ!?敬語なんてそんな上手く使えるかっ!!
ワット:えっ!?テールちゃん12歳なのっ!??
ルーン:あぁ。私とテールちゃん幼馴染だから、2人で相談して12歳で合わせた。
GM:そゆこと。えーと、続き「今日は、私を助けてくれたカッコいい4人を紹介したいと思います!」
ルーン:お。
GM:「それじゃあ4人とも、ステージへ!」
フィル:そぉ?じゃあ、行こうかな。
GM:それではぞろぞろステージに出てきた4人に対し、テールがこそっと尋ねてきます。「ねぇねぇ、ギルド作ったんでしょ?どんな名前にしたの?ギルドシート見せてよ!」
ルーン:うわっ…GMそれが狙いかよ!?
ワット:えぇ………
フィル:(おそるおそる)…見せなきゃダメ?
GM:(←笑顔で頷く)
フィル:そっかー。じゃあ、テールちゃんにシートを渡しましょう。(←諦めた)
GM:シートを受け取ったテールがギルド名を読み上げる。「えーと…この4人のギルド名は……て、テールちゃんを…取り戻し隊??」(困惑)
フィル:てっ…テールちゃん違うんだこれはそのっ…
ルーン:読んで字の如くです。
一同:おいっ!!
GM:「あ、あなたたち…これ、変える気はないの?」
スイレン:むしろ変更ってできるのか?
GM:「いや…無理だけど……」
ルーン:じゃ、仕方なくね?
GM:「そ、そんなぁ〜〜!」
ルーン:テールちゃん、これから私たち頑張って「テールちゃんを取り戻し隊」の名前を世界中に広めるから、応援しててね!
GM:「えっ、ええっ!?お…応援はするけど、何か恥ずかしよぉ〜!」テールの悲鳴が広場中にこだまする。そんな彼女を見て、ステージを囲んでいる見物人たちも皆和やかな雰囲気に包まれるね。
ワット:テールちゃん、本当に癒しキャラだな。
フィル:それじゃあここは僕がとっておきの唄を歌って雰囲気をさらに盛り上げようかな!
ルーン:そうか?じゃあ私はさっきお友達になった40人の雑魚さんたちを引き連れてさらに盛り上げよう。
GM:いや、ナゲット団の連中はとっくに捕まるなり逃げるなりしたから(笑)
ルーン:えぇ〜(←残念そうな顔)
スイレン:なんでそんな残念そうなんだよ(笑)
GM:(笑)…まぁ、そんな感じでステージが盛り上がってきたところで、俺たちもシナリオをふわっと終了しちゃおうかな。第1話「集いし4人」これにて終了です、ありがとうございましたー!
一同:お疲れ様でしたー!!
アリアンロッドRPG2Eリプレイ・友情は闘いの果てに咲くものですよね!ーーーーーー続く!