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MIDDLEPHASE01 大規模戦闘 神聖帝国軍VSアンデッド軍団 後編

ラウンド1


行動値

ワット…18

徘徊ゾンビA…14

徘徊ゾンビB…14

徘徊ゾンビC…14

徘徊ゾンビD…14

徘徊ゾンビE…14

徘徊ゾンビF…14

徘徊ゾンビG…14

徘徊ゾンビH…14

徘徊ゾンビI…14

徘徊ゾンビJ…14

ゾンビグレートウォーリア…12

ルーン…9

スイレン…9

フィル…8



一同:多いわ!!!


GM:大丈夫。徘徊ゾンビ、全然強くないから。


フィル:まぁ普通のゾンビだと弱すぎるから、それを強化したオリジナルエネミーってところかな。


ルーン:普通のゾンビって何レベだっけ?


GM:4レベルのモブ


ワット:…ん?4レベルのモブ…?


GM:エネミー側の配置は徘徊ゾンビA~Fとゾンビグレートウォーリアが前線、徘徊ゾンビG~Hが中衛、本陣フィールドに猫が陣取っています。FS判定は目標値10。判定に使う能力は大規模な長期戦には集中力が必要ということで、難易度14の精神で。


ルーン:まって。猫?


GM:猫はあまり気にしないでくれ。本陣に誰もいない訳にはいかないから一応置いているだけのただの置物だから。


ルーン:そうなのか…。


フィル:じゃあこっちの配置は、ルーンちゃんが前線で、中衛フィールドは崩壊、本陣にボクとスイレンさんとワットさんがいる感じで。


GM:ちなみに崩壊とは、誰もそのフィールドにいない状態のことを指しますね。中衛が崩壊している場合、前線と本陣が隣接しているものとして扱います。


ワット:なるほど了解。


GM:あとは戦力だね。計算した結果、君たちは戦力40、エネミー側は戦力81となりました。戦力差が41以上あるため、すべての行為判定達成値が-4されることに気をつけてください。


ワット:OK。じゃあセットアップから始めていきますか。俺はナシ。


GM:エネミーもなし。


スイレン:《プロモーション》をルーンちゃんに。


ルーン:《スラッシュブロウ》のSLに+1するよ。《プロボック》は…いらないかな。


フィル:《クイックソング》《マドリガーレ》をボク、スイレンさん、ワットさんに。(ダイスを降る)…呪歌判定は成功!


GM:セットアップは終わったな。それじゃあ行動値最速のワットくんから処理していこう。


ワット:ムーブ、マイナーで《パワーブレイク》メジャーで《トルネードブラスト》《インベナム》を前線へ。


GM:ですよねえええええええええええええええええっ(テーブルの上に崩れ落ちる)


スイレン:あぁ、やっぱり。プリプレイのときからGMの様子がおかしかったのはこのためでしたか。


ルーン:《トルネードブラスト》…使用者のレベル+1以下のレベルのモブエネミーを、有無を言わさず戦闘不能にするスキルか。徘徊ゾンビにぶっ刺さるね。


フィル:ちなみに徘徊ゾンビのレベルは?


GM:8だよ!!!!!(一同爆笑)うるせぇ、避ければいいんだろ避ければ!!!


ワット:命中は24だ。


GM:避けられるかっ!!!!!(一同大爆笑)




回避クリティカルも出ず、前線に出ていた徘徊ゾンビA~Fは一瞬で消滅した。

ちなみにモブエネミーではないゾンビグレートウォーリアもこの攻撃に巻き込まれており、《ピアシングストライク》込で多少のダメージと【毒(4)】【スリップ】を受けている。



GM:エネミー側、8レベルエネミーが6体倒れたので、戦力が18点減少。これで戦力差は63対40だ。行為判定に受ける判定補正は-2まで減ったよ。…というか、エネミー側の前線、毒受けて転んでるヤツが1人いるだけになっちまったんだが。


ルーン:私だってPC側の前線1人で支えてるぞ。



お、おう。



GM:まぁ気を取り直して、次はエネミー側の行動だ。徘徊ゾンビG~Jが前線に出てきてルーンを殴るぞ。


ルーン:よっしゃ来い。



この攻撃はほとんど全てフィルの《プロテクション》やルーンの《トゥルーアイ》に阻まれ、大したダメージを与えるには至らなかった。



GM:…つ、次、グレートゾンビウォーリアだ。こいつは強いぞ。ムーブで【スリップ】を解除して、マイナーで《スマッシュ》メジャーで《ストラグルクラッシュ》だ!1発目の命中は21!


ルーン:2連撃か。よっしゃ来い。(ダイスを降る)…回避失敗!


GM:ダメージロール13D+42(ダイスを振る)…87点、物理ダメージ!


ルーン:素で受けます。物理防御を差し引いて67点ダメージ。


GM:2発目命中は(ダイスを振る)…命中は24!


ルーン:回避無理


GM:ダメージは(ダイスを降る)90点、物理ダメージ!


フィル:《プロテクション》(ダイスを降る)…21点軽減!


ルーン:《トゥルーアイ》…8点軽減。物理防御も合わせて49点止め、41点通ります。さっきゾンビたちから2点受けてたので、累積ダメージ110点。最大HPは114点なので耐えてます。


GM:コレで落とせねぇのかよ!!!???


フィル:ふぅ、あぶない。さすが、ルーンちゃんは強いね。


ルーン:さて、次は…


スイレン:私達の行動ですね。


GM:(とても嫌そうな顔をする)



ここからスイレンとルーンの最大火力二連撃を受け、ゾンビグレートウォーリアはオーバーキルされてしまった。



GM:(知ってた)…ついでに戦力差もこれで58対40まで縮まった。判定ペナルティも-1しかないや。…えーと、次はフィルの行動だが…


フィル:《ジョイフルジョイフル》をワットさんに。


GM:デスヨネー。


ワット:もう一度俺の行動。ムーブなし、マイナー《パワーブレイク》メジャーで《ワイドアタック》《インベナム》…対象はさっき中衛から前線に出てきた徘徊ゾンビG~J


スイレン:《トルネードブラスト》がシーン1回しか使えないのが惜しいですね。


ワット:命中は低めの24。


GM:大丈夫。全員回避失敗だよ(泣)


ワット:よかった。《ピアシングストライク》使用。


スイレン:終わりです。《チェックメイト》


ワット:59点、物理ダメージ。


GM:(エネミーデータを見ながら)…ギリギリ、耐えたが……


ワット:残りHPいくつ?


GM:13点。


ワット:じゃあ【毒】で落ちるね。


GM:はい。



このラウンドのクリンナッププロセスで、猫を除く敵陣エネミーが全滅した。



GM:とすると、戦力は46対40…えー、1ラウンドでほとんど差がなくなった…。


スイレン:あと、クリンナップですから、ここで両軍の戦力が自動的にダウンしますね。


GM:そうだね。両軍、現在戦力の1/10(端数切り上げ)ずつ減少するよ。


フィル:これで41対36。判定ペナルティもすでにナシ。


スイレン:そろそろFS判定の方に挑戦しに行っても良いかもですね。


GM:まぁ待て。その前に2ラウンド目のエネミー再配置があるぞ。


スイレン:あぁ、そういえばそうでした。


ルーン:私残りHP4点だけど、大丈夫かな。


GM:どうかな。聞いて驚け。2ラウンド目に登場するエネミーは………


一同:………


GM:…徘徊ゾンビK~Pだ!!


ワット:おう。



こうして、2ラウンドめ及び3ラウンド目で増えた徘徊ゾンビはワットくんに綺麗に掃除され、戦力は最終的に10対29となった。FS判定も、爆速でクリアされた。



GM:「…やはり、ゾンビ共では無理があったか」 猫はそう言い残し、《模倣版(イミテイト)テレポート》でどこかへ消えていった。


ルーン:…何しに出てきたんだ、あの猫。


ワット:たぶん気にしてはいけない。


フィル:まぁなにはともあれ、初の大規模戦闘クリアできてよかった。


ワット:楽勝だったな。


GM:このやろう。そのうち絶対リベンジしてやるからな。ただまぁ、それはしばらく先の話。次のシーンへ進もう。


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