MIDDLEPHASE01 作戦会議
GM:さて、ここからはミドルフェイズに入っていこう。時刻は朝、場所はバー・ポテトフライ。今はマイケルの送別会を終えて静まり返っている。
一同:送別会カットされたっ!?(笑)
GM:あぁ、マイケル一家は2時間くらい前に「お前ら、達者でぐらせよぉ〜」と言って泣きながらディアスロンドへ転移して行きました。
フィル:あぁ、まさかマイケルさんとの最後の思い出がこんな簡単にカットされるだなんて…
ルーン:これはディアスロンドに行くしかないな…
ワット:どうやってだ。
スイレン:…待った。GM今朝だって言いました?もしかして私たち、寝てなかったりします?
GM:いや、さすがにどこかのタイミングで睡眠くらいとっただろ。寝不足による判定ペナルティはないよ。
スイレン:よかった。
フィル:……さて、そろそろ真面目にこの後の活動方針を話し合いますか。
ワット:そうだな。とりあえず、バーパスさんが言っていた『シュガーソンの悪夢』についての調査は早いうちに済ませておこう。
フィル:あぁ、それに関してはバーパスさん曰く、神殿関係者が何か知ってるらしいから、ボクがソーレさんに聞きに行くよ。
スイレン:お願いします。私は…ヴァンスター城の資料室でも漁ってみますかね。きっと【知力】が必要になるかと思いますし。
ルーン:じゃあ私はスイレンさんと一緒にお城に行って、兵士さんたちに聞き込みでもしようかな。ナゲット団が脱獄した時の状況とか。ついでにリネルちゃんやイルゼさんから話を聞けるかもしれないし。
フィル:たしかに。その役割はディアモン中将の姪であるルーンちゃんが適任だと思うし、それで行こう。
ワット:みんなが神殿とか城に行くなら、俺は外を担当しようかな。一般市民の中で何か怪しい噂とかが立ってないか調べたり、あとは…ナゲット団が乗っていたゴーレムの残骸がもし残っていれば調べられるかもしれない。
スイレン:なるほど。たしかにそれも必要ですね。
ワット:ぶっちゃけると、城の中で親父とばったり会う展開を避けたいだけなんだがな(笑)
ルーン:そんな理由かい(笑)
フィル:しかしそうなると全員別行動することになるのか…もし奇襲とかされたときやばそうだな。
スイレン:そうですね。せめて連絡手段…『アニマルメッセンジャー』とかがあると良いんですが…
ワット:なにそれ?
フィル:シナリオ1回だけ、動物に手紙を持たせて遠くにいる人の所に送ることができるアイテムだよ。めちゃくちゃ便利なんだけど、アルディオン専用アイテムだから、ここじゃ使えないんだよねー。
ルーン:……ん?たしかGM、2話の時にファットでは地域アイテムも購入できるぞ!みたいな話をしていたような……
フィル&スイレン:え?
GM:あぁ、売ってるよ。レータスの店に。アニマルメッセンジャー。
フィル&スイレン:先に言えよっ!!(一同爆笑)
フィル:よし、そうなると話は早い。全員最低1匹以上はアニマルメッセンジャーを持とう。重量はに空きはある?
スイレン:数匹ならなんとか。
ルーン:私はギリギリだけどまだいける。
ワット:俺は…無理だな。
フィル:小道具入れの中でにも空きはない?
ワット:それもない。小道具入れの中は全部『くさび』で埋まって…って、今回絶対くさび使わないだろ。これ全部ギルドハウスに置いて行こう。
ルーン:あ、それなら私も持っているくさびを全部ギルドハウスに置いて行きます!これで多少は余裕ができた。
GM:OK。それじゃあ、開いた枠を使って『アニマルメッセンジャー』を購入することができたよ。「お買い上げ、ありがとうエ〜ル」
スイレン:…よし、重量的にはだいぶ苦しいですが、これで伝達手段も確保しました。準備は完了したとみて大丈夫でしょう。
ワット:それじゃあ、行きますか。帝都に集った各勢力の目的と、ナゲット団の密偵の正体を暴くため。
ルーン:いざ!帝都へ!!
GM:OK。それでは、次のシーンへ進もう。