表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
137/367

MIDDLEPHASE09 牢屋にて

GM:というわけでちょっとだけマスターシーンを演出するぞ。舞台はヴァンスター宮殿地下牢、周囲には見張りの衛兵たちの亡骸が無残に散らかっている。


ルーン:いきなりだなおい。


GM:そんな惨状の地下牢で現在動く影は4人。内3人はバーベキュー、マスタード、ケチャップ。彼らは手錠や足枷などの拘束具から解放されて既に檻の外に出ており、山のように積まれたナゲットにがっついている。


フィル(ナゲットトリオになって):バクバクむしゃむしゃガツガツ!!


スイレン:残りの1人は?


GM:そいつに関しては詳しい見た目の描写は省かせてもらうが…そうだな。身に纏う衣服が衛兵たちの返り血で赤黒く染まっているとだけ言っておこう。


ワット:1人で城に潜入して仲間を救いに来たのか?すごすぎだろ。


スイレン:その人の性別や年齢なんかは?


GM:教えない。


ルーン:そりゃそうか。


GM:さて、その人だが….ナゲットを貪り食ってるバーベキューたちを見下ろしながら、懐から一枚の写真を取り出す。「我々の計画も第二段階へと移行する時期が来たようだ。お前たちにはこんなところで脱落してもらっては困る。もう少し、組織のために動いてもらうぞ…」


スイレン:写真?…まぁ、ナゲット団の技術力なら可能なんですかね。その写真には何が写ってます?


GM:女の子だ。ルーンやテールと同じ年頃の、背中から翼の生えた…ね。


一同:あ。


GM:「この娘が帝国が抱える最重要機密人物であり、今回のターゲットだ。後はこの指令書通りに動け」そう言って写真と封筒をバーベキューに手渡す。「今回はお前たちに、我々が開発した新兵器の起動権限も与えられている。うまくやれよ…」


フィル:うわぁ…今回誰がクライマックスフェイズの相手なのかと思ったら…


ルーン:なるほど、この人達が相手か。久しぶりだなぁ。


GM:そういうことだ。…というわけでこのシーンはここで終了。次がミドル最後のシーンになるよ!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ