MIDDLEPHASE05 フィル、神殿へ。
2018/4/10 脱字修正
GM:さて、次のシーンに入ろう。スイレンはバーパスに錬金研究所に連れて行ってもらうことになるが…他3人はどうする?
ルーン:私、伯父さんのところに行きたい!
フィル:ボクはとりあえず宿に荷物置いてから神殿に行かないとな。お仕事があるので…w
ワット:あぁ(笑) ソーレさんに報告しないといけないのか。そうなると俺は…どうしよう。
ルーン:実家にでも帰ってみたら?
ワット:うーん、親父とは喧嘩別れみたいになってるから気が引けるな。…まぁ、ちょっと覗きには行ってみるか。
GM:OK。じゃあ…とりあえずやることが明確なフィルのシーンから処理していこう。
フィル:OKです。…あ、神殿に行く途中はちゃんと尾行とかに注意するよ。
GM:まさに(笑)…このシーンのはじめに難易度14の感知判定をやってもらおうと思ってた。
フィル:やっぱりいるのか尾行者!!でも難易度14感知は厳しいな…(少し考え)…《アンプロンプチュ》!!
GM:呪歌判定で代用な。どぞどぞ。
ルーン:街中で突然歌いだすフィル。
フィル:いやいや、さすがにそんな怪しいことはしない。後ろから同じリズムで付いてくる足音がないか耳をすませるよ。(ダイスを振る)…はい成功!
GM:では無事尾行に気づくことができました。
スイレン:ちなみにどんな奴が尾行してきてるかわかったりしません?
GM:難易度14敏捷判定でどうぞ。失敗したら『フィルが尾行に気づいてる』ってことを相手に悟られるけどね。
フィル:それはマズイな…。失敗が怖いのでその判定は無しで。尾行を撒くことってできる?
GM:それは可能だよ。
フィル:では神殿とは逆方向に歩いていって、途中で尾行を撒いてから改めて神殿へ向かいます。
ワット:待て。なんでそんなに尾行撒くの慣れてるんだ。
フィル:基本だよ。
スイレン:そうそう。基本基本。
熟練されたTRPGプレイヤーの発言である。
GM:そんなわけで神殿にやって来たフィルは、すぐさまソーレさんの部屋に通されるね。同じ部屋にゴウラもいるよ。
フィル:かくかくしかじかと、バーパスさんと話した内容を全て報告するよ。とくにマイケルさん周りを重点的に(笑)
GM:あー、マイケル関連の話をするとソーレさんは難しい顔をするね。「それは…マズイわね。その傭兵さんにはディアスロンドに避難してもらわないと…」
一同:まじかーーーーっ!!?(一同爆笑)
ルーン:ごめんマイケルさん…!私たちがミスったばかりに…!!
スイレン:そういえばディアスロンドはド内陸なので海がないと思うのですが、マイケルさん生きていけるの!?
GM:たぶん泉とかあるだろ。泉の女神アエマを奉るための神聖な泉とかが。
ルーン:そんな神聖な泉に入ったらマイケルさん逆に干からびちゃうだろ!!!(一同爆笑)
GM:まぁ、そのへんの事情はぶっちゃけどうでもいいので流すぞ。フィルから聞いた話の中でソーレが最も驚いていたのはバーパスの肩書きだ。「第三特務…新設されたのかしら…」なんて言ってる。
フィル:あー、前までは無かったのかな?
GM:どうやらそうみたいだね。あと、スイレンがバーパスに案内された先で何を話しているのか、知りたいとも言っている。
スイレン:でしょうね。場合によっては後でフィルくん経由で伝えることになるかと。
GM:…で、宿に泊まることに関しては「私たちの方からもその宿に見張りを立てておくわ」と言ってくれる。夜襲にはそれほど怯えなくても大丈夫そうだ。
フィル:それはありがたい。
GM:…ソーレさんからはこんなもんかな。最後にフィルに「まだファットには帰してくれそうにないけれど、とりあえずあなたたちが危険に晒されることはなさそうで安心したわ。この後も、無理をしない範囲で私たちに協力してちょうだい」と言ってくる。
フィル:むぅ、まだ解放されないのか。まぁこっちの持ってる情報守ることに必死で帝国側からはほとんど何も聞き出せなかったもんな。…とりあえずここはわかりましたと言っておくよ。
GM:うん。ソーレさんは「お願いね」と言い微笑んだ。以上でこのシーンは終了しよう。