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OPENINGPHASE01 《進化版ウェポンクリエイト》

GM:さて、ではまずはマスターシーンから始めていこう。薄暗い部屋の中で2人の男が雑談をしている。1人は全身に包帯を巻きつけた"黄香子イエロー"カリー。もう1人は宙に浮く猫だ。


ルーン:お、久しぶりだな。


ワット:5話じゃ出番なかったからな。


GM:カリーが酒でも飲みながら「くそッ、あの小娘ども…次会ったら絶対に容赦しねぇ……」などと言っている。


フィル:荒れてるなぁ。


ワット:まぁ、あれだけコテンパンにされればね。


GM:対して猫は「そうカッカするな。『尻尾の少女』が我々の手中に収まっていない以上、あのギルドの連中とはまたそう遠くないうちに会うことになる。その時に思う存分やってやるといいさ」と。


スイレン:勝手なこと言ってないでもう少しこちらの身もいたわってほしい(笑)


GM:「そんなことはわかっている」カリーは忌々しげに呟く。「……それにしてもお前、どうしてあの遺跡の奥地に進まないで、1人でそそくさ帰って言ったんだ?『業の石』があそこにあるのはわかりきっていたし、俺とお前が揃っていればあいつらに遅れをとることなんざあり得なかっただろうに」


ルーン:あぁ、そういえばたしかに。


GM:対して猫は「まぁ、『業の石』がそう易々と手に入るとは思っていなかったからな。…それに今はまだアレが必要な段階には達していない。コレさえ手に入れば十分さ…」…そう言って猫が指し示したのは黄金色に輝くスキル珠。


フィル:《進化版アドバンスドウェポンクリエイト》か。そういえば盗られてたな。


GM:その通り。「…でも、進化版アドバンスドとはいえただのスキル珠だろ?」カリーが尋ねる。「そいつの何が重要だっていうんだ?」対して猫は「見ればわかるさ…ついて来い」といって部屋から出て行く。


スイレン:……嫌な予感。


GM:猫はカリーをとある部屋の前まで連れて来た。その部屋の入口は鋼鉄製の重厚なシャッターで閉ざされている。


一同:………………


GM:猫がタッチパネルにパスワードを入力すると、ガーーという音を立て、シャッターが上がって行く。そうして姿を現わしたブツを見て……「お、おい…これは本当に武器なのか?」「あぁ。この珠から作った以上、武器であることに違いはないさ。例えどんな見た目をしていようがな」


ワット:何を作ったんだよ。本当に。


GM:まぁ、それはシナリオ本編でのご登場をお楽しみに。それじゃ、猫のこのセリフを最後にシーンを終了しよう。「…《進化版アドバンスドウェポンクリエイト》…このスキル珠を手にしたことにより我々の計画は大きく前進した。……そろそろ、次のステップへ進もうか…」



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