MIDDLEPHASE02 テールちゃんを取り戻したい?
GM:では君達はナゲット団が飛んで行った方へ向かう道に入った。最初に神殿の兵士たちが駆けていき、次に来たのはPC③&④、スイレンとワットだ。
スイレン:ではその兵士さんたちについていきましょうか。
GM:すると君達は道に何かが落ちていることに気づくね。
ワット:………?なんだ?
GM:近づいて見てみると、どうやら落ちていたのはハンコみたいだ。
一同:あ(察し)
GM:……と、ここでテールを追うルーンとフィルも同じ道に入ってくる。
ルーン:どいたどいたどいたぁぁあ!!!
スイレン:え!?突っ切って来るの!!??
フィル:いや、それは流石にまずい。ルーンの襟首をつかんで引っ張ります。ルーンちゃんちょっと待って!
ルーン:(襟首を引っ張られ)グエっ
フィル:あなたたち、そのハンコはいったい!?
スイレン:えーと、これは道に落ちていて…。
GM:因みにそのハンコには『プロミーゼ』と記名されている。
フィル:ワー メッチャ テール チャンノ ダー
GM:と、ここで。先に行った兵士たちに遅れて、足の遅いサハギンのマイケルさんがようやく道に入って来た。
一同:マイケ〜〜ル!!!
GM:本当に好きだなお前ら…(苦笑)
ルーン(マイケルになって):「えっほ えっほ えっほ えっほ えっほ……」
GM:そうそう。そんな感じで走って来たマイケルさんが君たちに話しかけるよ。「お、お前ら…この辺さ怪じい奴ら飛んで来なかったべか!?」
スイレン:あぁ、それなら多分この道の先に行ったはずですよ。
GM:「そかぁ?わがっだ。すまぬぇな!」そういってマイケルさんはまた走り出すね。
フィル:じゃあ僕たちもついて行こうか。
GM:ではマイケルさんが君たちがついて来たことに気づきます。「なぬやっでんだお前ら!こっから先は危険さから早ぐ帰れ!」
ルーン:いやいや、私たちの友達が拐われたので…
GM:「だとすても駄目だぁ!人質の事ぁ兵士に任せて、民間人は帰ってろ!!」
スイレン:…あ、私民間人じゃなくて商人です!!
GM:「商人だっで駄目なもぬは駄目だぁ!……せめて『冒険者』とがならまだ止めはすながっだんだがな。民間人どなるど止めねぇわけさいがねぇんだ。『冒険者』ならともかくな!」
ワット:冒険者?
フィル:テールのハンコはあるから、今から神殿に戻ってギルド申請すればいいのか?
ルーン:えー…タイムロスじゃん
GM:(にっと笑って)そこで、ビュンと強めの風が吹き、その風に飛ばされて来たらしい紙がひらひらと舞い降りてきた。
ルーン:ぱしっ!(←紙を捕まえたらしい)
GM:その紙にはみんな見覚えがある。オープニングでテールが転んでばらまいた、コピー魔法陣付きの『ギルド設立用紙』だ!!
スイレン:あ、そういえば何枚か風に飛ばされて行ったな。
GM:そしてそれを見たマイケルさん「おぉ!それはぎるどさ作る用紙でねぇべか!!こでに名前さ書き込めば冒険者になれるべ!!…誰かぁ筆記用具さ持ってねぇべか!?」
ルーン:あぁ!そういうことか!!(←気づいた)
フィル:そういうことかーっ(←気づいた)
スイレン:筆記用具…持ってますねぇはい(笑)
ワット:ボールペン、貰ったもんね。
GM:そう。あのオープニングフェイズは全てこの状況を整えるためだけにあったのだ!!(一同爆笑)今現在4人の利害は一致してるし、ここで取れる行動は1つだけだろう!…さぁお前たち、ギルドを作れ!!
ルーン:まわりくどいことを…(笑)
スイレン:このGMらしいっちゃらしいがな(笑)
フィル:でも確かに、この状況じゃギルド作るのが最善手だな。どうやらフェイト回復アイテムも貰えるらしいし。
スイレン:決まりですね。
GM:OK。というわけでこれよりギルド作成フェイズに入りまーす!
□■□
GM:というわけで、まずはこれに名前書いて下さい。(と言い、『ギルドシート』を取り出す)
ワット:あぁ、なるほど。こういう専用の紙があるのね。……じゃあ私は偽名の方で登録しておこう。
GM:OK。それでいいよ。
フィル:『ギルドマスター』(ギルドのリーダーのこと)は誰にする?
一同:(ルーンの方を見る)
ルーン:まぁ、ですよね。では私がマスターで。
GM:OK。では次、『ギルドサポート』を決めようか。
ワット:?
フィル:ギルドサポートは、ギルド全員に効果のあるスキルみたいなものだと思ってくれればいい。
GM:そうそう。例としては、シナリオ中1回だけギルドメンバー全員のHPを全回復する『蘇生』、MPを全回復する『祝福』、味方に有利な戦闘態勢を整える『陣形』、メンバーの能力を底上げする『限界突破』などなど…
ワット:すげぇ、なんか、聞いただけで強そう(笑)
GM:そうだろうそうだろう。というわけで選んでくれたまえ!!『蘇生』か『祝福』か『陣形』か『限界突破』か!!
スイレン:『目利き』で。
うん。話聞いてたかお前?
GM:しかもよりにもよって『目利き』かよっ!?
スイレン:HAHAHA!私は商人、目的:金銭!!『お金を稼ぐスキル』を取得するのは当然のこと!!
ワット:あ、『目利き』ってそういう効果なのね(笑)
GM:…厳密には違うけど、まぁだいたいそんなところだな。……で、スイレン以外の御三方はこの意見をどうお思いで?
ルーン:ええんでね?(適当)
フィル:まぁ、お金は大切ですし。
ワット:俺は経験者に任せます(笑)
GM:お、おう…そうか。なんか、《バスカー》といい《目利き》といい、金持ちギルドになりそうな予感がするなぁ…(遠い目)
スイレン:やったぜ億万長者ーー!!
余談だが、セッション終了後、GMはスイレン(のPL)に「まさかマジで『目利き』になるとは思わんかったわ〜(笑)」と言われた。…軽く目眩がした。
GM:あ、そうだ。1Lvギルドだから、シナリオ中に使用できるギルサポ(今回は『目利き』)の他にもう1つ、次回使えるものを選んでおけるよ。
フィル:そこはもう、普通に『蘇生』で!
スイレン&ルーン:異議なし!
ワット:ではそれで!!
GM:うい(笑)では最後、このギルドに名前を付けてくれ。何か案がある人ーー!!
フィル:(何気なく)『テールちゃんを取り戻し隊』とかでよくね?
GM:ぶっ!?(←吹いた)
ルーン:ええんでね?
スイレン&ワット:異議なーし!
GM:い、いやお前ら…このシナリオ「20話続く」って言ったよな!!?そのギルド名を20話使い続けるつもりか!?
ルーン:もちろん!!(一同爆笑)
GM:そ、そーかぁ……(←諦めた)
これまた余談だが、セッション終了後、GMはフィル(のPL)に「まさか本当に『テールちゃんを取り戻し隊』になるとは思わんかったわー」と言われた。
…乾いた笑いが喉から漏れた。ははは。
GM:それじゃあ最後、テールのハンコをその書類に押してくれ。
フィル:ではここは神殿勤めの僕が。……ポン!
GM:すると用紙裏の魔法陣から眩い光が放たれ…
スイレン:その光は柱を築き上げ、雲を貫き天を貫き
ルーン:それはまるで神が降臨したかの如く
GM:いや、ただのコピー用紙だぞっっ!!?(一同爆笑)
フィル:で、えーと…その魔法陣から何が出てくるって?
GM:現れるのは、さっきも軽く触れた「フェイト回復アイテム」だ。アイテム名は『フェイトバッジ』!
ルーン:おぉ。ではそのバッジは私が持ちましょう。
フィル:効果は?
GM:シナリオ中の好きなタイミングでギルドメンバー全員のフェイトを1D÷2点回復できる。端数は四捨五入ね。
フィル&スイレン:強っっ!!??
GM:ついでなのでここでフェイトのルールについて説明してしまおう。フェイトってのはキャラクターが持っている特別な力で、これを使うと判定を振り直したり、一度に振るダイスの数を増やしたりできる。いわゆる『主人公補正』をデータ化したようなものだ。
ワット:なるほど。判定を成功させやすくするのね。
GM:そゆこと。ただし、1レベルのキャラクターだと5点までしかフェイトを持ってないから、そのことには気をつけてね(笑)
ワット:りょうかーい!
GM:というわけで、これにてギルド作成フェイズを終了しまーす!!
一同:はーい!!
□■□
GM:と、いうわけでシナリオ進行に戻ります。
ルーン(マイケルになって):「よっしゃあ!!書き終わったべな!!そんじゃ出発するべー!!」(一同爆笑)
GM:(笑いながら)…そ、そう、、そんな感じでマイケルが君たち4人を先導するよ。……ただ、マイケルさん足遅いから、すぐに抜かれるけど(笑)
ルーン:マイケルさん遅ーーーい!!
スイレン:あんな魚置いといて早く行きましょう(一同爆笑)
ワット:酷い(笑)
GM:OK、では君たちは「み、皆…待ってけろー!!」と叫ぶマイケルさんを無視して暫く走ると、路地の入り口に兵士が集まっているのを見つけるね。
フィル:ではその兵士の集団の後ろの方にいる…えーと…ジョンに話しかけます。やぁジョン!何があったの!?
スイレン:だからジョン誰だよ!!?(笑)
GM:なんかまた変なのが出てきたな…(笑)えー、ではジョンが答えます「おぉフィルじゃねぇか!!!いやな、どうやらこの路地に《フライト》から着地したような跡があるみたいなんだ」
ルーン:標準語だとっ!!?(一同爆笑)
GM:みんな訛ってると思ったら大間違いだからなっ!!?(笑)
フィル:《フライト》から着陸した跡か…。つまりナゲット団がここに着陸したんだな。
スイレン:それを見つけられるって、ここの兵士結構有能だな(←フラグ)
ワット:なんで飛んだまま逃げなかったんだろう。
GM:《フライト》の持続時間はシーン終了までだからな。ナゲット団が逃げたあと割とすぐにシーン切り替えたし、それで落ちたんだろう。
ルーン:そんなメタい理由かよっ!?てか「落ちた」のかよっっ!!?(一同爆笑)
GM:「そんなわけで俺たちは今からこの路地の調査を始めなきゃならん。じゃあなフィル、また歌聞かせてくれよ!!」と言って兵士たちは一斉に路地へ駆け込んで行った。
フィル:おーう!
ルーン:…では私たちも路地に進入するとしますか。
GM:OK。では君たちは路地に入るとすぐに、怪しげな「2人ぶんの足跡」を発見した。
スイレン:お、簡単に見つかるな。
GM:そう。見つけるのは簡単だった。だけど追うのはそんなに簡単にはいかなそうだぞ?
ワット:?……なんで??
GM:先ほど勢いよく路地に駆け込んで行った兵士達の足跡が、上からナゲット団の足跡をかき消してしまっているからだ!!!(一同爆笑)
一同:兵士ーーーーーーーっっ!!!!!(爆笑)
GM:というわけで、かき消された足跡を追えるかどうか、難易度10の感知判定♪
スイレン:よ、よけいなことしやがって…(笑)
フィル:でも10くらいなら……(ワットの方を見る)
ワット:(ダイスを振る)…出目は6、能力値は5、合計11で感知成功!
フィル:さすがシーフ。感知が高い!
GM:お見事。君は薄くなった足跡を追いかけることに成功した……が、いくらか進んだ先で突然その足跡がパッと消える!!
ワット:え?
スイレン:あー、そうきたか……壁とかに足跡ついてたりしない?
GM:壁移動とか、その場で魔法を使用した痕跡はとりあえずない。ここから先に進むには、難易度12の感知判定だ。
ルーン:また感知か……(ダイスを振る)達成値8。失敗。
スイレン:まぁルーンは失敗しても…(ダイスを振る)…私はギリギリ12で成功。
GM:OK。ではスイレンは近くに「足跡を消した痕跡」を発見した。
フィル:うわっ…
ルーン:ナゲット団…けっこう侮れないことやってくれるじゃないの…(笑)
GM:で、その痕跡の先には一件の、窓のない小屋が建っているね。
スイレン:窓がない?……扉は?
GM:簡素な木製の扉が1つくっついてる。
ルーン:気をつけろ。あの扉、爆発するぞ!!(一同爆笑)
GM:(笑いながら)…いや、決めつけるのは良くない。ちゃんと調べてからモノを言いなさい!
ルーン:ワット、扉に近づいて『トラップ探知』だ!
ワット:?
GM:明らかに怪しいものがあるとき、PCは『トラップ探知』という判定を行える。それに成功すればトラップがくっついているか否か判明するよ。ただし、『トラップ探知』は接近しないとできないので注意。
ワット:なるほど。では扉に接近して『トラップ探知』の判定をします。(キャラクターシートを見て)……あれ?俺の『トラップ探知』3Dで判定できるじゃん。
フィル:あ、そうか。トラップ探知を強化する《ファインドトラップ》取ったんだっけ。それの効果でトラップ探知の判定に+1Dがくっついたんだね。
ワット:なるほど。…では(ダイスを振る)…お!
一同:おおっ!!
ワット:出目4、6、6!
GM:おめでとう。判定のとき、振ったダイスの中に6が2つ以上含まれていたら『クリティカル』だ。達成値に関わらず判定が自動成功するよ。
ワット:お、まじで?
GM:まじまじ。
スイレン:ついでに説明すると、判定の時に振ったダイスが全部1だったときは『ファンブル』と言って判定が必ず失敗になる。
ワット:そんなシステムがあるのか。
フィル:そうだね。だから全員ファンブル出さずにクリティカルを出すように心がけないといけない。…まぁ結局は運なんだけど…(笑)
GM:と、いうわけで…トラップ探知は成功だ!
ルーン:それで、トラップはあるのか?
GM:ある!仕掛けられていたのはトラップ『エクスプロージョン』だ!!
ルーン:やっぱ爆発するじゃねぇかっっ!!?
スイレン&フィル:ですよねーー(笑)
説明しよう!『エクスプロージョン』とは!!
GMが大好きなトラップその2である。当然過去2回のリプレイにも登場…どころか乱用されており、もはやこのGMの代名詞と言っても過言ではないレベルとなっている。因みに当たると痛い。
GM:ではトラップを見つけることに成功したので引き続き『トラップ解除』の判定に入ろう。やり方は今までと同じね(笑)
ワット:はーい!えーと、トラップ解除は2D+6だから…(ダイスを振る)…出目9で達成値15!
GM:『エクスプロージョン』の解除値は10、解除成功だ。
一同:いぇーーーい!(ハイタッチ)
GM:それじゃあ扉を開け…る前に、長くなってしまったのでここで一旦シーンを切ろう(笑)




