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MIDDLEPHASE04 性別事変

2018/2/25 誤字訂正

GM:さて、温泉に入るということで一致したのは良いのですが…ここで1つ、未解決だった問題が壁として立ち塞がりますね。


ルーン:ですねぇ(←わかってる)


フィル:…というと?(←わかってない)


GM:1話で浮上したきり放置されていた『スイレンはフィルのことを女の子だと思っている問題』…フィルが男湯に入るためには、こいつを解決しなければなりません。


フィル:(ぶっと吹いて)…何それっ!?お風呂入るのに何故そんな試練が!?というかスイレンさんまだ気づいてなかったの!??


スイレン:まぁ、ずっと「フィルちゃん」と呼んできましたからね。


フィル:た、たしかに…


GM:というわけで、この問題はフィルとスイレンに丸投げするから、頑張って解決してくれ。


フィル:へっ!?


スイレン:ふむ。


ルーン:じゃあ私とテールちゃんは先に女湯に行ってるねー☆


フィル:あ、ちょ…待……


スイレン:……………(←何か考えている)


GM:ちなみにアミーは火なので温泉には入りません。部屋でお留守番です。


ワット:じゃ、俺も1人で男湯に行きますね。


フィル:(しれっと)ボクもついて行きます。


スイレン:がしっ(←フィルの肩を掴む)


フィル:(超嫌そうな苦笑いで)…ど、どうしたんですか?スイレンさん…?


スイレン:どこへ行こうとしているのです、フィルちゃん。女湯はこっちですよ?(一同大爆笑)


フィル:ま、待って!?GMが投げてきたのは問題の解決のハズでしょ!?……どうしてボクを女湯に引きずり込もうとしてるのっ!!??


ルーン:(爆笑しながら)いや、いい!!そっちの方が面白い!!


フィル:えええっ!?いやいやいや!!GM、さすがにそれは問題アリだろ!?早く止めて!!!


GM:(少し考え)面白そうだな。もう少し続けて。


フィル:貴様ァーーーーーーッ!!?(一同爆笑)


ワット:じ、GMのお許しが出てしまった…(笑)


スイレン:ほら、ルーンちゃんとテールちゃんが待ってますから、早くいきますよー。


フィル:待ってーー!!ちょっと待ってーー!!!ボク男だから!!!女の子じゃなから!!!


スイレン:あっはっは。何を言っているのですか?そんなわけがないでしょう。(一同爆笑)


ルーン:ま、まるで信じてくれない(笑)


スイレン:とにかく、ルーンちゃんとテールちゃんをあまり待たせすぎるのも良くないので、フィルちゃんを抱えて早く女湯へ向かいますね。


フィル:抱えられたっ!?いやいや待って、壁に指の先を引っ掛けて必死に堪えるよ!!


スイレン:こ、こら!みっともない真似してないで、早くお風呂に行きましょうよ!!


ルーン:こ、これ面白すぎるだろ(笑)…ちょっとフィルの悲鳴が聞こえて来たので、女湯の入口から外の様子を伺ってみるよ。


フィル:あ、ルーンちゃん!!ちょっと、助けて!スイレンさんを止めて!!


スイレン:あらルーンちゃん、ちょうどよかった。フィルちゃんがお風呂に入りたがらないんですよ。引っ張るの手伝ってください。


ルーン:(優しい笑顔で)……先にお風呂に入ってますね。


フィル:待ってぇぇぇぇええええっ!!(魂の叫び)


ワット:………|ω・) チラッ


GM:おや?ワットくんも覗いているぞ。


フィル:ワットさぁぁぁーん!!助けてーーっ!!


ワット:………|ω・)b ガンバレ


フィル:そんなぁぁぁぁぁあっ!!!(一同大爆笑)


ルーン:ワットさん…っ!!(←大爆笑している)


スイレン:まぁ、フィルちゃんをお風呂に入れるのをワットくんに手伝ってもらうわけにもいきませんからね。彼には見守っていてもらいましょう。


GM:あぁ、まぁ、絶対面白がってるけどな(笑)


スイレン:とりあえず、そろそろ脱衣所に連れ込みたいのですが…


フィル:いやいや行かない!絶対行かないから!!


GM:ではフィルとスイレンは筋力判定で対決してくれ。スイレンが勝ったらフィルは女湯行き、フィルが勝ったらスイレンから逃げて良いです。…ただし、歌ってられるような状況じゃないので《アンプロンプチュ》は使用不可。


フィル:ぐっ、【筋力】か…3しかない……


スイレン:私も3ですね。出目勝負か…


フィル:そうか、出目勝負ならまだ勝ち目があ…


スイレン:フェイトを2点使用(ダイスを振る)…達成値18。(一同大爆笑)


フィル:フェイトぉーーーっ!?こんなことに!?


スイレン:意地でもフィルちゃんをお風呂に入れてあげますよ(笑顔)


フィル:くそぉー、だったらボクもフェイトを…って、しまった!!ショッピングフェイズでフェイト使い尽くしたんだった!!?(一同大爆笑)


GM:ゲホッ…ガフッ!(←笑いすぎてむせた)


フィル:くそぉーー!クリティカルしろー!!(ダイスを振る)




結果、達成値9で余裕で失敗。




GM:ではスイレンはフィルを連れて女湯脱衣所へやって来ました。ルーンとテールは…


ルーン:先にお風呂行ってましょう。脱衣所にはいないよ。


GM:了解。では2人だけですね。


スイレン:なるほど、まぁ2人がいてもいなくても変わらないのですが、私はおもむろに脱ぎ始めますよ(一同爆笑)


フィル:何やってるのスイレンさん!違う!なんでここにいるのボク!!…踵を返して出口へダッシュ!


スイレン:こらこらもう諦めなさい。フィルちゃんを抱きしめるようにして捕まえ、そのまま服を脱がします。(一同大爆笑)…まずは上からかな。


GM:……あれ?抱きしめるって…スイレン、既に脱いでるんだよね?


スイレン:はい。


フィル:そ・れ・は・マズイだろぉーーーっ!!?(一同大爆笑)


GM:(ナレーション口調で)…そびえる双丘がその存在感を強く示し、肌の暖かみが優しくフィルを包み込んでくれるーーー


フィル:いらねぇよそのナレーション!!!!!(一同爆笑)


スイレン:まぁフィルちゃん、肌が白くて綺麗ですね(一同大爆笑)


フィル:そんなことはどーでもよくてぇえ!!あーもう、ルーンちゃん助けて!!…あ、いやダメだ!ルーンちゃんじゃダメだ!!(一同大爆笑)


GM:仕方ない、これが最後のチャンスだぞ。フィルの【敏捷】とスイレンの【感知】で対決してくれ。フィルが勝ったら逃げて良い、ただし負けたら…(笑顔)


フィル:あー、もう、やるしかねぇ!!【敏捷】は得意じゃないけど、でもスイレンさんも残りフェイト少ないし、可能性はあるはず!!おりゃー!!(ダイスを振る)…ぶーーーっ!?1と2!?達成値6!!(一同爆笑)


スイレン:6?…(自分のキャラクターシートを見て)…私【感知】の固定値が6なのですが(一同大爆笑)…まぁ、一応振っておきますか(ダイスを振る)…達成値12。


GM:えー、はい。逃げられませんでしたね。


フィル:嫌だぁぁあ!!!スイレンさん話を聞いてぇぇ!!!ボクは男だぁぁあ!!!


スイレン:そんな嘘を言ってもバレバレですよ。こんな可愛い男の子がいるはずがないでしょう。…といって、完全に上を脱がしますね。


フィル:嘘じゃねぇーー!!!上半身見りゃわかるでしょ!!ボク15歳だよ!??


スイレン:なるほど、妖精さんは成長が遅い種族なんですね。


フィル:違ーーーーーーーーーーーーーう!!!!


ルーン:さて、そろそろ御本尊かな。…お湯に浸かりながら聞き耳を立てていよう。


スイレン:…ほら、もうルーンちゃんとテールちゃんをかなり長いこと待たせてしまいました。早く入りましょう!!…といって、ズボンを下着ごと一気に脱がせます。


フィル:ぁあっ…(←脱がされた)





























スイレン:…………………………(←硬直)


フィル:う、うわぁぁぁぁぁあ!!(←泣きながら服を持って脱衣所の外へ逃げて行く)


スイレン:あ、あれ…私は…何を……?


ルーン:脱衣所の方へ戻って来て言いましょう。あー、スイレンさん……フィルくんのことはもう気にしなくていいから、早くお風呂入ろうよ。


スイレン:フィルちゃんがフィルくんでフィルちゃんのフィルちゃんはフィルくんでフィルくん…(一同大爆笑)


ルーン:あー、もう、これはダメだ(笑)とりあえずスイレンさんをお風呂に連れ込みます。


GM:テールちゃんも手伝うよ。「スイレンさーん、しっかりしてー!スイレンさーん!!」


スイレン:……はっ、私は何を…いや、本当に何をっ!!(一同爆笑)


ルーン:とりあえず落ち着いて、ね?といって介護者よろしく湯船に浸からせてあげる。


スイレン:鼻までお湯に浸かります。…ま、まさか本当にフィルちゃ…フィルくんが男の子だなんて…


GM:「まぁ、信じられませんよね。アレが男の子だなんて…」


ルーン:私たちの中で一番可愛いもんねー。


スイレン:…では、ツノの先まで真っ赤に染めながら叫びましょう。…あんなの詐欺ですよぉぉーーーっ!!!!!(一同大爆笑)


ルーン:あー、めっちゃ面白かった(笑)


GM:では、いい感じにオチがついたので、ここでシーンを切りましょうか。


フィル:つ、つかれたぁー(笑)


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