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OPENINGPHASE03 唐突に始まるパーティ 後編

2017/11/25 本文後半を改稿

2017/11/30 誤字修正

ルーン(お母さんになって):「それでワットさん、あなた昔は何をしていらしたの?」


ワット:えーっと…(自分のライフパスを確認して)…境遇が『放浪』だから…旅をしていました。とか。


GM:まぁ、そんなところだろう。ワットくん、エリンディル西方出身なのにアルディオンに渡って『水霊の憩い』で働いてたくらいだから、きっと元々旅してたんだろうね。


ワット:じゃあそんな感じで。レールガンで狩猟しながら各地を回ってました。


スイレン:獲物が消し炭になりそうですね。


ルーン:《インベナム》で獲物に【毒】が!


フィル:食べられないじゃん!?


GM:ではまぁそんな感じで。えーと、他に話し合いたいことって…ないよね?


スイレン:あ、私とワットくんの関係についてもう1つ話しておきたいことが。


GM:(まだあるのかー)


スイレン:ほら。1話登場時からの私とワットくんの関係って、護衛と雇い主だったじゃないですか?


ワット:うん。


スイレン:でも、同じギルドのメンバーになってからもこの関係が続いているのってどうかなーって、ずっと思ってたんですよ。


GM:あんまり主従してた記憶はない(というかむしろ夫婦漫才ぽいことしてた)ような気もするけどなぁ


ルーン:あれ、でもそれ3話の終わりに契約破棄宣言してなかった?


GM:あぁ、そういえばあったなそんなシーン。忘れてたよ…。


スイレン:あれは沈みゆく船の中のどさくさに紛れてしまったので…ここでもう一度ちゃんと話そうと思って。


GM:確かにこれもふわふわしたまま放置されてたな。


スイレン:そうそう。あとはこの話をどうやって切り出そうか…


ルーン:なら私が振ろう。「で、今はスイレンさんの護衛してるんだよね!」


スイレン:お、ありがたい。「あぁ、その話なのですが、船の中でも言った通り、ここで契約を終了しようと思うんです。」


ワット:俺が完全に無職になるのだが…


GM:あー、マスターにでも拾ってもらえ。


フィル:あ、じゃあボクから言えばいいかな。ワットさんワットさん!スイレンさんの護衛の仕事が終わったなら、ウチで働かない!?具体的にはマスターのバーで楽器弾いて、ボクのライブを盛り上げてよ!!


ワット:なるほど。拾ってもらえた(笑)…ではその話に乗るとしましょう。


GM:えーと、とりあえず『ワットとスイレンの関係』はこれで整理できたはずなので、そろそろこのシーンを終わらせたい。(←切実)


ルーン:あ、最後に一つだけ。仲間として絆を深めるためにやりたい演出があるんだけどいい?


GM:えぇ…まぁ、やるだけやってみてくれ。採用するかどうかはそれからだ。


ルーン:了解。なら遠慮なく。ではお母さんが口を開くね。(お母さんになって)「ところで、スイレンさんは今どちらにお住まいなの?」


スイレン:え?…今はポテトフライさんの宿を一室借りていますが…


ルーン(お母さんになって):「それだと、宿泊料もお高いでしょうし…もしよろしければ、私たちと一緒に暮らしませんか?」


スイレン:はぇっ!?


GM:ま、待て。…絆を深めるための話でどうしてそうなる。


ルーン:一つ屋根の下、共に風呂に入り、共に食事をして、共に語らえば、鋼よりも強靭な絆が生まれるって伯父さんが言ってた。


GM:ま た 伯 父 さ ん か よ(一同笑)


スイレン:いやいや、でもさすがにそれはルーンちゃんのお家に迷惑をかけすぎですから!!自重しますよ。


ルーン:えー?…じゃあ、お母さんが「いえね、主人がいなくなってから、部屋をいくつか余らせてしまっているんです。いつまでも空き部屋があるのはもの寂しいですし、せっかくなら賑やかな方がいいなぁって。どうかおばさんのお願いを聞いてくれませんか?」って言ってくる。


スイレン:断りにくっ!?(一同爆笑)


GM:なぜそこだけ無駄にシリアスなんだ…


ルーン:なんなら私が「スイレンさん一緒に暮らそー?」って上目遣いでハグしてもいいんだぞ!筋力9!


スイレン:いろんな意味で死ぬ気がする(笑)えー、ここまで言われたらもうお言葉に甘えるほかないでしょう。大変申し訳なさそうにお願いします、と言っておきますかね。


ルーン:やったねお母さん!家族が増えるよ!


GM:お、おう。「そうね、ルーン。賑やかになるわね!」とお母さんが笑ったところで…シーンを終了しましょう。


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