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名柄川羽海という女の日常  作者: TASH/空野輝
いつもの一日編
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居間って何なんだろう……

 ギシギシと階段の音を立てて回れ左! それから扉を開けると居間だ、別名「茶の間」って言うけど何で茶の間って言うんだろうと子供の頃から不思議に思った事がある、だけど誰もその理由を知らないだろう。


 その茶の間には夕飯の仕込みをしてるおばぁと、土日休日の母が居た。

 その母が見てるテレビを見るといつもの刑事物ドラマがやっていた。


「あら、羽海おはよう」


 と母は一言に自分は


「うぃーす、いつも「相方」見てんだな」

「普段は帰り遅くて見れないからね」


 これが普段からの会話だ、自分は何故 居間に降りてきたかと言うとキッチンに向かって


「おばぁ、飯残してあるー?」

「はいはい」

「今日も焼きそばか……いただきますわ」


 という事だ、これも普段通り そして冷蔵庫から500mlのコーラを持ちだして朝食というのか昼食というのかこれを頂いて部屋に戻る。親父は今日も出勤か。 と思いつつ階段を上がる。そして階段を上がった先、九十度右に曲がると自分の部屋って訳だ。


 居間って皆で集まってワイワイする場所と言うが一人が離れてる時点でもう居間って言わないのだろうな、居間って何だろうか。


 そして、部屋六畳の本拠地、ではなく自分の部屋だ。漫画だらけの棚と三一型の液晶テレビ、そのテレビ棚に八十年代のゲーム機から次世代機まで揃ってる、ある人からみたら夢のある空間だ。


 自分は、PCテーブルの上に焼きそばとコーラを置いてチェアにボフッと座った、暫くボーっとした後に床に置かれたパソコンに足でスイッチを押し電源を付ける。


 こうして、名柄川羽海ながらかわ うかいの一日は始まる。

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