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MAIN TRAFFIC1  作者: 浜北の「ひかり」
Kishikawa High School Episode:2
108/184

108列車 覚えて クイズ

本文中に出てくる駅を歌っていくものはネットにあるもの。使わせていただきました。

 翌24日。

「それじゃあ、今日も皆さんよろしくお願いします。」

今日来ている部員に声をかけた。

 部員からは返事が返ってきたわけでもない。しかし、この部活には意思の疎通が成立している。全員が団結しているのだ。

箕島(みしま)さん。言われた通り無線機持ってきましたけど。」

諫早(いさはや)は無線を持ってこいと言った本当の真意を知りたくなった。

「ありがとう。」

しかし、箕島(みしま)からはそう返ってきただけだった。どうしてもその先が気になるのに・・・。だが、それはすぐに分かった。無線は車両区と運転士の間で執り行われ、列車の入れ替え時分。または車両区からの出庫入庫の指示。それらをするために持ってこさせたのだ。確かにバックに流れている音の大きさは半端ではない。こんな状況ではふつうに話すよりこっちの方が合理的との判断だ。

 本番の前に箕島(みしま)が無線のやり取りについて聞いてきたので分かった。

「なぁ、留萌(るもい)。」

醒ヶ井(さめがい)留萌(るもい)を呼んだ。昨日から思っていることが一つある。

「何。」

向こうはそんなこと知らない。当然の答えが返ってきた。

「なぁ、俺に鉄道のこと詳しく教えてくれないか。どうしても・・・。」

「・・・。」

「昨日お前がアナウンスの代わりを買って出てくれたじゃん。そういう俺が情けない。人なんか頼らずに、俺にできるようになりたいんだ。」

「・・・今回はいいよ。次から出。でも、これの中身覚えるなんて簡単じゃないよ。基礎として、東海道(とうかいどう)山陽新幹線(さんようしんかんせん)の駅名言えるようにならなきゃ。もちろん、順番にね。」

「・・・。いつかそうなる。」

「いつかじゃない。1時間でそうなれ。35しかないんだから、それくらい覚えられなくてどうするのさ。」

(えっ。鉄道知ってる人にとって35ってそんなレベル。)

「まぁ、それぐらい覚えられなきゃ話にならないね。」

「・・・。」

 留萌(るもい)の言葉にははっきり現実を見せつけられた気がした。

 一方僕は・・・、

小倉(こくら)門司(もじ)下関(しものせき)幡生(はたぶ)新下関(しんしものせき)長府(ちょうふ)小月(おづき)埴生(はぶ)厚狭(あさ)小野田(おのだ)。・・・宇部(うべ)厚東(ことう)・・・。」

瀬戸学院の展示の時に(はやぶさ)に見せてもらった動画を見ていた。動画をサイトのほうからPFPに落としたのだ。当然病棟内ではそんなことやっていない。寒いが中庭で見ている。

本由良(ほんゆら)嘉川(かがわ)新山口(しんやまぐち)四辻(よつつじ)大道(だいどう)防府(ほうふ)富海(とのみ)戸田(へた)福川(ふくがわ)新南陽(しんなんよう)徳山(とくやま)櫛ヶ浜(くしがはま)下松(くだまつ)(ひかり)島田(しまた)、・・・。」

これに乗せて歌っている板はとてもテンポが速い。こんな呂律回る人がいるのかというテンポで表示されている駅の名前が変わっていく。

 最後まで言ったらもう一度仕切り直し。

小倉(こくら)門司(もじ)下関(しものせき)幡生(はたぶ)新下関(しんしものせき)長府(ちょうふ)小月(おづき)埴生(はぶ)厚狭(あさ)小野田(おのだ)宇部(うべ)厚東(ことう)本由良(ほんゆら)嘉川(かがわ)新山口(しんやまぐち)四辻(よつつじ)大道(だいどう)防府(ほうふ)富海(とのみ)戸田(へた)福川(ふくがわ)新南陽(しんなんよう)徳山(とくやま)櫛ヶ浜(くしがはま)下松(くだまつ)(ひかり)島田(しまた)・・・。♪」

小倉(こくら)門司(もじ)下関(しものせき)幡生(はたぶ)新下関(しんしものせき)長府(ちょうふ)小月(おづき)埴生(はぶ)厚狭(あさ)小野田(おのだ)宇部(うべ)厚東(ことう)本由良(ほんゆら)嘉川(かがわ)新山口(しんやまぐち)四辻(よつつじ)大道(だいどう)防府(ほうふ)富海(とのみ)戸田(へた)福川(ふくがわ)新南陽(しんなんよう)徳山(とくやま)櫛ヶ浜(くしがはま)下松(くだまつ)(ひかり)島田(しまた)・・・。」

と上の歌に合わせて歌っていったが・・・、

「・・・、海田市(かいたいち)安芸中野(あきなかの)中野東(なかのひがし)瀬野(せの)八本松(はちほんまつ)・・・♪。」

「・・・、海田市(かいたいち)安芸中野(あきなかの)中野東(なかのひがし)瀬野(せの)、・・八本松(はちほんまつ)。」

テンポが遅れた。

(あれ。畜生。さっきまで言えてたのに。)

言葉では言わない怒りが広がる。進んだところまでをリセットして、仕切り直し。

小倉(こくら)門司(もじ)下関(しものせき)幡生(はたぶ)新下関(しんしものせき)長府(ちょうふ)小月(おづき)埴生(はぶ)厚狭(あさ)小野田(おのだ)宇部(うべ)厚東(ことう)本由良(ほんゆら)嘉川(かがわ)新山口(しんやまぐち)四辻(よつつじ)大道(だいどう)防府(ほうふ)富海(とのみ)戸田(へた)福川(ふくがわ)新南陽(しんなんよう)徳山(とくやま)櫛ヶ浜(くしがはま)下松(くだまつ)(ひかり)島田(しまた)・・・。♪」

小倉(こくら)門司(もじ)下関(しものせき)幡生(はたぶ)新下関(しんしものせき)長府(ちょうふ)小月(おづき)埴生(はぶ)厚狭(あさ)小野田(おのだ)宇部(うべ)厚東(ことう)本由良(ほんゆら)嘉川(かがわ)新山口(しんやまぐち)四辻(よつつじ)大道(だいどう)防府(ほうふ)富海(とのみ)戸田(へた)福川(ふくがわ)新南陽(しんなんよう)徳山(とくやま)櫛ヶ浜(くしがはま)下松(くだまつ)(ひかり)島田(しまた)・・・。」

 また同じところでテンポがずれた。いい加減やってきて腹が立ったので、別のところに移ることにした。次に移った場所は地元の近く。米原(まいばら)から浜松(はままつ)までの駅名。

米原(まいばら)醒ヶ井(さめがい)近江長岡(おうみながおか)。・・・(伴奏)・・・。柏原(かしわばら)関ケ原(せきがはら)垂井(たるい)大垣(おおがき)穂積(ほづみ)西岐阜(にしぎふ)岐阜(ぎふ)木曽川(きそがわ)尾張一宮(おわりいちのみや)稲沢(いなざわ)清洲(きよす)枇杷島(びわじま)名古屋(なごや)。・・・」

一回聞いたら次は歌う。

米原(まいばら)醒ヶ井(さめがい)近江長岡(おうみながおか)・・・・・・・・・・。柏原(かしわばら)関ケ原(せきがはら)垂井(たるい)大垣(おおがき)穂積(ほづみ)西岐阜(にしぎふ)岐阜(ぎふ)木曽川(きそがわ)尾張一宮(おわりいちのみや)稲沢(いなざわ)清州(きよす)枇杷島(びわじま)名古屋(なごや)。・・・」

この後順調に言っていたのだが、豊橋(とよはし)まで来たところでテンポがずれてしまった。2回目は注意してやっていたが、またずれた。また腹が立ったので、次のところに移動する。今度は浜松から東京(とうきょう)まで。

浜松(はままつ)天竜川(てんりゅうがわ)豊田町(とよだちょう)磐田(いわた)。・・・。袋井(ふくろい)愛野(あいの)掛川(かけがわ)菊川(きくがわ)。・・・。金谷(かなや)島田(しまだ)六合(ろくごう)藤枝(ふじえだ)西焼津(にしやいづ)焼津(やいづ)用宗(もちむね)安倍川(あべかわ)静岡(しずおか)東静岡(ひがししずおか)。・・・。」

今度もずれないで言っていたのだが、結局ずれた。もういいということで、

姫路(ひめじ)御着(ごちゃく)、ひめじ別所(べっしょ)曽根(そね)宝殿(ほうでん)加古川(かこがわ)東加古川(ひがしかこがわ)土山(つちやま)魚住(うおずみ)大久保(おおくぼ)西明石(にしあかし)明石(あかし)朝霧(あさぎり)舞子(まいこ)垂水(たるみ)塩屋(しおや)須磨(すま)。・・・。」

この区間だけは歌にずれることなく歌えるので、ずっとこの区間を練習していた。まぁ、結果的にこのおかげで、小倉(こくら)から東京(とうきょう)までの駅名は順番にすべて言えるようになったのだが・・・。

新大阪(しんおおさか)東淀川(ひがしよどがわ)吹田(すいた)岸辺(きしべ)千里丘(せんりおか)茨木(いばらき)摂津富田(せっつとんだ)高槻(たかつき)島本(しまもと)山崎(やまのさき)長岡京(ながおかきょう)向日町(むこうまち)桂川(かつらがわ)西大路(にしおおじ)京都(きょうと)山科(やましな)大津(おおつ)膳所(ぜぜ)石山(いしやま)瀬田(せた)南草津(みなみくさつ)草津(くさつ)栗東(りっとう)守山(もりやま)野洲(やす)篠原(しのはら)近江八幡(おうみはちまん)安土(あづち)能登川(のとがわ)稲枝(いなえ)河瀬(かわせ)南彦根(みなみひこね)彦根(ひこね)米原(まいばら)。」

いち早くこの間は曲がなくても口ずさめるようになった。

 一方、産業展示館のほうは・・・、

「ただ今外回りを走っております車両はJR九州の787系「特急つばめ号」でございます。「特急つばめ号」は博多(はかた)と鹿児島県の西鹿児島(にしかごしま)を結んでいる特急列車でございます。」

留萌(るもい)が走っている車両のことについてさらっと解説する。本当にさらっとだ。別に深追いしたことは言っていない。

留萌(るもい)。ちょっとマイク貸して。」

醒ヶ井(さめがい)が中に手を伸ばす。少し物足りないということも感じていた。

 醒ヶ井(さめがい)は少し展示スペースのこの字になっているところまで歩いて、

「突然ですが、今からクイズを始めたいと思います。」

と言った。

「おい。それはどういうことだ。」

お客様のほうではなくて、鉄研部員のほうから声がする。そう言ったのは柊木(ひいらぎ)だ。

 醒ヶ井(さめがい)は声を潜め、マイクが音を拾わないように頭を押さえて、

「大丈夫だって。結構簡単な問題だけ出してくれればいい。」

「なら、いいネタあります。」

最初は反論していたのに・・・。柊木(ひいらぎ)にマイクを渡すと、

「それでは、クイズ第一問。フジサンが日本一高い山というくらい常識的問題です。」

と振った。

「東海道新幹線が開業したのは何年でしょう。西暦でお答えください。」

と言った。答えは当然1964年。

 すぐに観客の中から声がする。醒ヶ井(さめがい)が今度はマイクを持ってその人のところへ行って、答えを確認する。柊木(ひいらぎ)はそれに正解です。と答えた。

「面白そうなので、第2問。」

どういう理由で振っているのかは置いといて・・・。

「次のうち俗にミニ新幹線と言われているのはどれでしょう。1番。東海道新幹線。2番。東北新幹線。3番。秋田新幹線。4番。羽越新幹線。」

答えは3番。なお、この中にはウソも含まれている。4番の羽越新幹線は存在しない路線。なお、国鉄が制定した整備新幹線計画の内には入っている。

 これは選択式にしたので、すぐに正解が出た。もちろん選択式にする必要もなかったと思うが・・・。

「続いて第3問。これまでが簡単すぎたのでハードル上げます。」

「おい。」

醒ヶ井(さめがい)がそれをさせまいという声を上げたが、そんなの気にしない。

「初代新幹線である0系は38次にわたって量産されてきました。その製造量数ですが、何両でしょう。」

答えは・・・・両。この数字はいま現在走っている。もしくは走っていた新幹線車両。1形式においてこれだけの数が量産されたのは0系だけである。

「おい。柊木(ひいらぎ)、難しいところか超難問じゃねぇか。」

「しょうがないなぁ。じゃあ、ヒント出します。」

「ちょっと待って。」

留萌(るもい)が呼びとめて、マイクが留萌(るもい)の手に渡る。

「それではヒントです。1番3216両。2番1056両。3番4064両。4番3232両。」

このうち2つはウソ。もう一つはウソではないが0系ではない。

(なんだ・・・。簡単じゃねぇか・・・。ヒント出すまでの問題じゃねぇだろ。)

手を挙げて、マイクを持った人がこちらに来るのを待つ。

「それではお答えをどうぞ。」

「答えは3216両。」

醒ヶ井(さめがい)留萌(るもい)のほうを向く。それに留萌(るもい)は首を縦に振った。

「正解です。おめでとうございます。」

「すみません。ちょっとこちらから問題を出してもいいですか。」

醒ヶ井(さめがい)は再び展示場のほうを見る。それにもオーケイということだろう。中から受けてやるという声がした。

「それでは問題です。次のうち仲間外れはどれですか。DC54形、DD54形、ED54形、C54形。」

(なんのひねりも無しかよ・・・。)

これの答えはDC54形。他のは機関車であるのに対し、これは気動車である。

「それではこちらも第2問。次のうち事故を理由に欠番になったのはどれですか。1番5418M。2番824レ。3番2047D。4番4B。」

「・・・。」

これの答えはインターネットで欠番で検索。理由が分かります。

 一方・・・、

東京(とうきょう)神田(かんだ)秋葉原(あきはばら)御徒(おかち)(まち)上野(うえの)鶯谷(うぐいすだに)日暮里(にっぽり)西日暮里(にしにっぽり)田端(たばた)駒込(こまごめ)巣鴨(すがも)大塚(おおつか)池袋(いけぶくろ)目白(めじろ)高田馬場(たかだのばば)新大久保(しんおおくぼ)新宿(しんじゅく)代々木(よよぎ)原宿(はらじゅく)渋谷(しぶや)恵比寿(えびす)目黒(めぐろ)五反田(ごたんだ)大崎(おおさき)品川(しながわ)田町(たまち)浜松町(はままつちょう)新橋(しんばし)有楽町(ゆうらくちょう)東京(とうきょう)。・・・。」

エンドレスで山手線の駅を歌っていくものである。これはネットの中の人が作ったものではなくある番組でやっていたものだ。

「ナガシィ。」

言っている最中に呼ばれる。すかさず、声を消した。

「歌ってるところ久しぶりに見たなぁ。」

相手がこういっているということはすぐそこにいるのか。振り向けば当然の人がそこにいた。

(もえ)・・・。」

「聞いちゃいけなかったかなぁ・・・。ナガシィがその歌うたってるのは久しぶりだなぁ・・・。」

「・・・。」

「駅名でも覚えてたわけ。」

「違うけど・・・。まぁ、午前中と午後の時間使って結構覚えたけど。」

「へぇ。進歩はあったわけ。」

「まぁ・・・。」

「どうなったのか見せてくれないかなぁ・・・。それともヤダ。」

「・・・。」

今話しているのは当然中庭。僕たちの間には冷たい空気がある。それを通して(もえ)の声が僕の耳に入ってくる。

「・・・。正直言うとヤダだな。」

「そう。なら、またこれやってくれない。」

「はっ。」

「おいおい。落ち着け。またやってくれればいいだけだからさぁ。後、今日はふざけていいから。」

 そう言った意味は最初分からなかった。

「おい。なんだ。この点数。」

「いや、「関空快速(かんくうかいそく)」で60km/h(キロ)でゆっくりゆっくり行ってたら痛い目見た。」

(・・・。だからふざけていいってことか・・・。これなら14万は行かなきゃいけないけど、5万しか行ってないからな・・・。)

 そのあと(もえ)には伝えなければいけないことを伝えて、このゲームに没頭した。

「ナガシィ。きのう言ってたあれの意味わかったよ。」

途中で(もえ)のそういう声が聞こえた。

「えっ。」

駿(しゅん)兄ちゃんって私たちを冷やかしたいだけなのかなぁ・・・。」

「・・・。」

(見たんだな。「将来の結婚相手。」って書いてあったところ。)

またPFPのディスプレイに目線を合わせたときには乗客の満足度が一つ減っていることに気が付いた。減点された理由はすぐに分かったが、ムカついた、


僕も駅を覚えようとしたのですが、今のところ宗谷本線(そうやほんせん)根室本線(ねむろほんせん)函館本線(はこだてほんせん)身延線(みのぶせん)東海道本線(とうかいどうほんせん)東北本線(とうほくほんせん)(旧東北本線を含む)、山陽本線(さんようほんせん)学研都市線(がっけんとしせん)福知山線(ふくちやません)北陸本線(ほくりくほんせん)津軽海峡線(つがるかいきょうせん)鹿児島本線(かごしまほんせん)八代(やつしろ)門司港(もじこう))、千歳線(ちとせせん)室蘭本線(むろらんほんせん)沼ノ端(ぬまのはた)室蘭(むろらん))、日高本線(ひだかほんせん)江差線(えさしせん)は言えるようになりました。山手線(やまのてせん)は基本中の基本と思っているため、ここには加えませんが・・・。

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