クレープ
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ある日、田中は近所の公園でクレープを食べていた。
すると、空から小さなUFOが降りてきて、中からタコみたいな宇宙人が出てきた。
「…なんだ?」田中はクレープを食べながら宇宙人を見た。
宇宙人は田中のクレープをじっと見つめ、ひとこと言った。
「それ…バナナチョコ?」
「そうだけど」
「交換しよう」
宇宙人は手に持っていた謎の青いゼリーを差し出した。
田中は少し悩んだが、好奇心には勝てず、クレープとゼリーを交換した。
ゼリーを口に入れた瞬間、田中の体が透明になった。
「えっ」
「それ、我々の星で流行ってる『透明ゼリー』」
「やばいじゃん!!」
田中は自分の姿が見えなくなったまま、公園のベンチで暴れるしかなかった。
一方、宇宙人は満足そうにクレープを食べ終え、満面の笑みで言った。
「うまい! じゃあ帰るわ!」
田中は、「ちょっと待て、戻り方は?」
UFOはそのまま飛び去り、田中は透明のまま取り残された。
翌日、ニュースで「透明人間がクレープ屋の前で泣いている」と報道された。
一連のやりとりの会話を説明しても誰にも信じて貰えず田中は、体が透明人間のまま生活する事になった
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