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十一話 500日目までの軌跡

嬉しい感想をもらったので、この物語をやる気が続く限り書いていこうと思います。

昔見た記憶がある人は、一度書き直したり、一部取得アイテム、スキル、魔術などが変わっていたりするので、読み直すことをオススメします。


今回の話を作るための設定を構成するのが一番時間がかかりました。


でもそれをやっているのが楽しくもありました。はい。


<運営連絡>

主人公が習得した【幻惑】の魔術を【誤認】に変えます。

理由としては、幻惑だと原理が抽象的で、分かりづらいと思ったからです。

この件で特に詫び石はありません。はい。

≪500日まで省略≫

 省略した際の判定手順

 ①イベント判定

 ②探索結果判定

 ・報酬判定(最も良質な獲得品)

 ※数百日分の探索結果の中で最も良質なものとして判定するため、品質には大幅な補正をかける。

 ③成長判定

 ・成長方向性判定

 ・方向性より、魔術やスキル等の何らかの技能の習得

 ④ステータス掲載




≪①イベント判定(40日に1回:累計10回)(1d100)≫

※76以上で発生


 10回目:9

 9回目:98

 8回目:3

 7回目:29

 6回目:2

 5回目:98

 4回目:19

 3回目:2

 2回目:89

 1回目:41


 3回発生! 


 ○イベント内容(1d12)

 一回目【1】レアエネミー遭遇

 二回目【3】レアエネミー遭遇

 三回目【12】?? への手がかり


 1~5. レアエネミー遭遇

 6~10.レアダンジョン発見

 11.  神々の気まぐれ

 12.  ?? への手がかり




 ○レアエネミー特性判定(1d5)

 一回目【4】特殊なスキルを使える

 二回目【2】魔法を使える


 1.ステータスが高い

 2.魔法を使える

 3.特殊な魔術を使える

 4.特殊なスキルを使える

 5.特殊な武術を使える


※特性が登場済みレアエネミーと被った場合、新キャラか既存のキャラか判定する。


 ○一回目のレアエネミー遭遇日判定(141~180日目に遭遇⇒ダイス判定【19】=159日目)

※10の倍数日の場合、ステータスが強化される。


 ○特性【4】特殊スキルが使える




 ○二回目のレアエネミー遭遇日判定(261~300日目に遭遇⇒ダイス判定【19】=279日目)

※10の倍数日の場合、ステータスが強化される。


 ○特性【2】魔法を使える




≪?? への手がかり(461~500日目の間)≫


 ○いつの出来事? (1d40)

 結果【9】469日目の出来事


 ○種類(1d7)

 結果【5】強欲


 1.傲慢

 2.憤怒

 3.嫉妬

 4.怠惰

 5.強欲

 6.暴食

 7.色欲




≪②探索報酬判定≫


 ○探索結果(1d100)

 結果【62】(51+5+6)※【幸運】スキルバフ+幸運の祝福バフ

 ⇒成功! 


※探索結果は探索報酬の上位品質判定に影響する。




≪③成長判定≫


 ○成長判定(1d100)

 結果【90】良く成長した


 ○成長方向(1d7)

 結果【4】新規魔術の獲得と習熟。


 1.魔術の習熟 。

 2.魔術の火力向上。

 3.氣の習得。武術と魔術の混合戦法。

 4.新規魔術の獲得と習熟。

 5.スキルの獲得と習熟。

 6.魔法の習熟。

 7.??? 


 ○獲得した魔術(1d3)

 結果【2】どちらかというと防御的


 1.どちらかというと攻撃的

 2.どちらかというと防御的

 3.両方


 ○上位魔術の強さ(1d25+75)※75は固定値

 結果【88】(2+75+5+6)※固定値+【幸運】スキルバフ+幸運の祝福バフ


 ――上位魔術【延々】を習得した。


 ○成長結果

 ・下位魔術習熟判定(1d30)

 ・上位魔術習熟判定(1d15)

 ・新規上位魔術習得

 ・上位魔術習熟度固定値+90




≪魔術成長判定≫


 ○下位魔術習熟判定(1d30)


 火【69】(41+28)

 水【100】(85+30)

 氷【90】(63+27)

 風【100】(93+18)

 土【28】(26+2)

 木【100】(95+20)

 雷【87】(73+14)

 光【100】(89+18)

 闇【69】(46+23)


 ○覚醒判定(1d10)


※習熟度が100を超えたら判定

※10が出たら覚醒

※習熟が上昇する度に判定


 水【6】 失敗

 風【2】 失敗

 木【10】覚醒

 光【8】 失敗


 ⇒木の魔術に覚醒したので上位スキル習得


 ――【木精(もくせい)深緑ノ園(しんりょくのその)】を習得。


 ○上位魔術成長判定(1d15)


 加速【39】(31+8)

 誤認【18】(11+7)

 反射【79】(78+1)

 魅了【7】 ※主人公の気質により判定なし

 変身【33】(22+11)

 延々【95】(90+5)※固定値90+1d10




≪500日目到達ステータス≫

 水瓶 LV2435

 種族:人間


 力:+721

 体:+1084

 技:+3111

 感:+2110

 知:+3664

 速:+6353

 魔:+6259

 心:+2149


 現在ステータス割り振り方針(100日~500日まで)

 力:2% 体:3% 技:10% 感:10% 知:15% 速:30% 魔:20% 心:10%


 残りポイント:0




≪習得スキル≫

 ・【自我同一性(アイデンティティ)

 あなたは強い自己認識を持っている。

 〔あなたの心ステータスが大きく向上する〕

 〔あなたの耐精神異常が大きく向上する〕


 ・【異空間収納箱】

 あなたは特別な収納術を持っている。

 〔あなたは力と魔のステータスによって収容量が変わる異空間を作り出せるようになる〕


 ・【言語】

 あなたに喋れない言語はない。

 〔あなたは全ての言語に習熟する〕


 ・【幸運】

 あなたは幸運の女神の祝福を受けている。

 〔あなたの運がとても大きく向上する〕


 ・【魔術心臓(マジックコア)

 あなたは魔術に適したもう一つの心臓を持つ。

 〔あなたは魔力の扱いが上達する〕

 〔あなたの魔力の量と質が大きく向上する〕


 ・【自然回復】

 あなたの体は癒えるのが速い。

 〔あなたの体力の回復速度が向上する〕

 〔あなたの自然治癒能力が向上する〕

 〔あなたの病に対する抵抗力が向上する〕

 〔あなたの毒に対する抵抗力が向上する〕


 ・【闘人(とうじん)穿黒(せんこく)(かいな)

 あなたの黒き(かいな)は全てを粉砕する。

 [スキル使用時、あなたの力と体のステータスが非常に大きく向上する]

 [スキル使用時、あなたの氣の量と質が非常に大きく向上する]

 [スキル使用時、あなたの氣は【破壊】の概念を帯びる]


 ・【木精(もくせい)深緑ノ園(しんりょくのその)

 あなたの魂は深き緑の概念を内包する。

 [スキル使用時、あなたの魔と知のステータスが非常に大きく向上する]

 [スキル使用時、あなたの魔力の量と質が非常に大きく向上する]

 [スキル使用時、あなたの木の魔術が非常に大きく強化される]

 [スキル使用時、あなたの魂は木の概念を内包する]




≪習得魔術≫


 ○下位魔術習熟状況

 火【69】

 水【100】

 氷【90】

 風【100】

 土【28】

 木【100】

 雷【87】

 光【100】

 闇【69】


 ○上位魔術習熟状況

 加速【39】

 幻惑【18】

 反射【79】

 魅了【7】

 変身【33】

 延々【95】




≪習得魔法≫


 ・【秘密基地(アジト)

 あなただけの、あなたのための秘密基地へ。













 159日目 午後


 あなたは今日もダンジョンを探索していた。


 大きな洞窟の中、あなたは水生生物のような形をしたエネミーと戦う。


 毎日戦っていると体感するが、エネミーは日ごとに強くなっている。そしてその強くなる速度は、100日を超えた頃からさらに早まっていた。


 だがしかし。それでもまだエネミーたちの強さはあなたの敵足り得ない。


 ふう。


 特に苦戦することなく、あなたはエネミーたちを蹴散らした。


「なるほど。恐ろしい強さですね」


 声をかけられた。


 !!? 


 驚愕。あなたはこの世界にきて初めて意表をつかれた。


「ところであなた、女装に興味はありませんか」


 なんだこの人。


 内心そう思いつつも、エネミーたちと違ってすぐに攻撃をされなかったことからか、つい癖であなたは普通の人に話しかけられたように対応してしまう。


 ――ないです。


「そうですか…」


 突如現れた謎の中年はあからさまに肩を落とし、落ち込んだ様子を見せた。


 その落胆の感情を、あなたは自身の特殊な瞳で共感的に見取った。


 あなたの瞳は普通の人とは少し違って、人の感情をオーラのように見ることが出来る。だから、あまりに悲しげな色の感情のオーラを見たあなたは、思わず自分が悪いことをしてしまったかのような罪悪感に襲われた。


「手荒な真似はしたくなかったのですが、仕方ないですね」


 ……。


 あなたは正気に返った。罪悪感は気のせいだったようだ。


「あなたには女装男子の良さを実感してもらいましょう」


 ジリジリと、男が詰め寄ってくる。謎の威圧感に思わずあなたは後ずさってしまう。


「大丈夫…。すぐに慣れますよ。そしたら、気持ちよくなります」


 あなたは逃げ出した。


 魔法を使い、その場を離れる。


 凄まじい速度だ。あなたは今までで、一番早い速度でこの世界を移動していた。


 鳥肌がすごい。生涯で初めて、ここまで気持ち悪い存在に遭遇した。


 あなたの最も嫌いな存在が誕生した瞬間である。




 しかしながら、悲劇はここだけでは終わらなかった。


「また、お会いできましたね」


 それから、何度もこの男はあなたの前に現れた。かなりの頻度であり、まるで居場所を常に察知されているようだ。


「男の娘であるのなら、どこにいたって見つけてみせますとも」


 ヒェ。


 思わず口から零れ落ちた恐怖の声。それを聞いた中年の男はより鼻息を荒くする。


「さあ、今度は逃がしませんよ…」


 男を中心に、無数の触手が溢れ出す。ぬるぬるしていて、非常に気持ち悪い。


 あなたは考える。この存在は逃げ出しても、ずっと追いかけられる。そして感じる限り、この男性も他のエネミーと同じように毎日強くなっている。


 いつか、この男性が自分より強くなってしまったら。


 最悪の想像が、あなたの脳裏をよぎった。


 それならいっそ、今ここで…。


 グルグルと、あなたの目が混乱し始める。


「さあ、新たな世界の扉を開きましょう」


 飛び掛かってくる無数の触手。


 ……。


 あなたは覚悟を決めた。


――複合魔術【火炎旋風】


 業ゥゥウッ!! 


 炎を纏った風が吹きすさぶ。それは周囲を吹き抜け、無数の触手を徹底的に燃やし尽くした。


「…なるほど」


 圧倒的な力を見せつけるも、男は特に恐れた様子は見せず、ただあなたをじーっと見つめていた。


 きもい。こわい。


 思わず、あなたの顔が引き攣った。


――魔術【木製針山(もくせいしんざん)


 触手の意趣返しとして、あなたは最も得意な木属性の魔術を発動させる。


 そして大地から急激に生えてきた無数の木が男を囲み、その刺々しく、鋭利な枝を脅すように向ける。


 あなたはこれ以上自分に関わらないようにと、男を脅迫する。


 できればだが、変態といえども心を持つ存在をあなたは傷つけたくなかった。


「断ります」


 無数の枝が男を突き刺した。


 半殺し。おそらく、死んではいないだろう。気を失った男を尻目に、魔術を解除して、あなたはその場を立ち去った。




 ――だが、悪夢は終わらない。




「今日こそは、女装をしてもらいます」


 後日、再び遭遇した。


 どうして?? 


 あなたは大いに戸惑った。この男性は命が惜しくないのだろうか。


「別に? 次の遊戯では復活しますし」


 ……。


 そっかぁ…。


 あなたは覚悟を決めた。


「ウオオオ!!! 男の娘ウオオオオオッッ!!!」


 こいつは死んでいい奴だから。


――魔術【木製針山(もくせいしんざん)


 次は手加減をしなかった。大地から生えた無数の木が、男を徹底的に蹂躙した。


 血だまり。男性の体は穴だらけとなり、粒子となり消えていった。


 ?? 


 自分が意図したより、過激な植物の様子にあなたは思わず首をかしげる。


 守ってくれたの? 


 生えてきた木をあなたは優しくなでる。


 最近はあの男のせいで嫌なことばかりだったが、少しだけ。うん。暖かい気持ちになれた。


 あの男が粒子となって消えた場所に、一つの宝箱が現れた。


 やはり、あの男はエネミーと似たような存在だったのだろう。


 どうしようもない存在だったが、宝箱を見つけられるのは珍しい機会だ。あなたはワクワクしながら宝箱を開ける。




 ――下着。



 ……。


 入っていたのは、(きたな)らしいブリーフである。しかもなんかぬめぬめしている。


 あなたは箱ごと下着を燃やすことにした。ただ、気持ち悪かったのである。













 279日目 午前


 あなたは興味も元気にダンジョン探索をする。


 本日やってきたダンジョンは和風の屋敷のような場所。様々なダンジョンをあなたは見てきたが、家の中にあるといった形のダンジョンは初めてであった。


 スタスタと屋敷の中を歩く。


 この世界に来てから多くの日数が経った。畳を踏むのは久しぶりであった。


 学校の柔道場などだろうか。以前畳を踏んだのは。


 フミフミ。


 なんとなく、心地よい。


 魔法を解いて畳の感触を楽しんでいたせいであろうか。エネミーがあなたの気配を察知して近寄ってきた。


 歴史に関するテレビなどで見た、たくさんある襖。それらを開いて近寄ってきたエネミーはひな人形のような姿をしており、どこか不気味な雰囲気を纏っていた。


――魔術【風刃】


 鋭い風が吹き抜ける。


 ポトリと。エネミーの首が落ちた。


 問題なさそうだ。


 ダンジョンではたまに今のあなたと同等に戦えるような強敵が出てくる。今回のダンジョンはそういった場所ではなかったようだ。


 さらなる増援の気配をあなたは感じる。


 ……。


 あなたは無言で複数の魔術を構築し、敵襲に備えた。










 いくつもの人形の残骸が転がる。


 戦いの終わり。あなたは背伸びをして、リラックスする。


 シャランと、鈴の音が聞こえた。


 ……! 


 あなたはすぐさま戦闘態勢に入った。


「そんなに身構えないで、おにいさん」


 あなたの目の前に現れたのは、白髪の童子。


「ねえ、遊ぼう?」


 差し伸べられた手と無垢な笑顔。


 あなたは戸惑った。


 無言。


 どうしようか…。


 あなたが困ったのは、童子には邪気が一切なかったから。ただ無邪気に、この子はあなたとの触れ合いを求めていたのだ。


「ダメ?」


 ……。


 ――何をして遊ぶ? 


 観念したかのように。あなたは差し伸べられた手を取った。








 ふと、思い出していた。


 夜。一人。ただ母を待った時。


 寂しかったのかな? 


 分からない。今は、それが普通になってしまった。


 雪が降り積もり、氷が覆い隠してしまった大地では、今更土の色は分からない。


 でも。きっと。誰かがいてくれたら。


 楽しく。笑えていただろうか。








「ふふふ! 楽しいね、おにいさん!」


 あなたはどうにも子どもに弱い。道徳的な規範を逸脱する気のないあなたにとって、子どもに優しく接することは欠かせない義務なのだ。


 高尚な人間になりたいわけではない。ただ、醜い人間にはなりたくないのだ。


 だから、子どもには優しくしないといけない。


 鬼ごっこ。かくれんぼ。お絵描き。あなたは律義にその童子が提案する遊びに付き合った。


「あははっ! あははっ…」


 ふと、笑いが途切れた。


「うん、楽しかった」


 童子は区切りをつけるように言い切った。


「ありがとね、おにいさん」


 そして童子は、あなたへ手をかざす。


「だから、そろそろ始めよっか」


 ――空気が揺らぐ。


 咄嗟にあなたは魔法を発動させた。


 ギュゴッ!! と。奇妙な音が鳴り、あなたが先ほどまでいた空間を滅茶苦茶に押し潰した。


「おにいさん?」


 再び奇妙な音が部屋中の様々な場所で鳴り響く。


「おにいさん。おにいさん、おにいさん!」


 まるで、あなたを探すように。


「おにいさん、おにぃさん、どこっ?」


 童子はついに泣き出す。


 なんだ。なんだんだ、これは。


 あなたは困惑する。


 しかし戸惑いながらも、ひとまず魔法を使い、一度童子の前に姿を現す。


「あ! おにいさんみーっけ!」


 あなたは跳躍した。


 ギュゴッ!! 


 また奇妙な音が鳴った。あなたが先ほどいた場所から。


 魔術の気配は感じられない。だからこれはおそらく、何らかのスキルか、魔法か、良く分からない何か。


「ねえ、隠れないで、おにいさん」


 分かることはただ一つ。あなたはこの童子に攻撃されている。


「どこかに行くのも、だめだよ?」


 また、空間が軋んだ。


 前兆を察知したあなたはそれを跳躍して回避する。


 魔法を使わなかったのは、あなたの心が童子の涙に縛られているからだ。


「ねえお兄さん」


 攻撃が一度止んだ。


「どうして攻撃しないの?」


 童子は問いかける。


「ボクを殺したら少し幸運になれるよ?」


 なぜ、この子はこんなことを言うのだろう。あなたは普通と違う童子の様子に戸惑いを覚えた。


 先ほどまで、一緒に遊んでいた時はまさに普通の子どものようだった。


 なのに。


 何で。


 どうしてここまで歪んでいるのか。


「ボクは座敷童子。この世界の設定的には、ボクを殺した人に幸運が与えられるらしいよ」


 ――だから。


 再び、空間が捻れる音。


「ボクを殺してよ、おにいさん! おにいさんは遊んでくれたから! 昔の人達と違って、良い人だと思えたから! せめて、おにいさんがボクを殺してよ!!!」


 童子の慟哭。そこにはどうしようもないほどの悲しみが込められていた。


 連動するように、いくつも空間が捻れる音がする。


――魔術【加速】。


 魔術を用いて自身の移動速度を加速し、その攻撃を回避する。


 あなたの瞳はその現象を確かに捉えた。


 ああ、分かった。この攻撃は、この現象は魔法なのだ。


 あなたの心が【秘密基地(アジト)】の魔法に現われるように、あの子の心がこの魔法に現われている。


 それは、恐怖だ。心に染みついたトラウマの具現化。


 回避しながら、思い出す。どこかの漫画で読んだことがある気がする。座敷童子の由来についてだ。


 座敷童子とは、もともと口減らしのために殺された子どもの霊という説がある。


 東北には間引きのために子どもを石臼の下敷きにして殺し、土間や台所に埋める風習があったらしい。それがなぜかは分からない。でも、あったらしいのだ。


 だから、この現象は。この魔法が引き起こしている事象は。きっと、それに由来した何かなのだろう。


 魔法に込められた恐怖が。苦しみが。慟哭が。


 きっと、全てを物語っていた。


「逃げてばかりじゃ終わらないよ! おにいさん!!」


 ――そうだね。


 だから、思うのだ。


 こんな魔法をこの子に使わせてはいけないと。


 故にあなたは魔法を解き放つ。


――【秘密基地(アジト)


 逃げるために使うのではない。


 勝つために使うのではない。


 この子を救うために、使うのだ。


「あ…」


 あなたがいなくなった虚空を見て、童子は涙を浮かべる。




 ――そんな童子を、あなたは後ろから抱きしめた。




「――え」


 戦わなくていい。


 誰かを幸せにしなくてもいい。


 そこまで言って、ふと言葉に詰まった。続く言葉は、ニュアンスとしては童子に幸せになって欲しい。そういう想いを伝えたいのだ。


 だが、あなたは童子がどういう存在で、どういうルールに縛られているのか理解し切れていなかった。


 神の遊戯世界にいるエネミー的存在? 童子自身は己に設定があると言っていた。なら、この子の幸せとはどういうものなのだろうか。


 ……。




 ――『うん、楽しかった』


 ――『ありがとね、おにいさん』




 戦いが始まる前に、童子はそう言っていた。


 ああ、なら。


 あなたが口に出した言葉は。




 ――遊ぼう。




 終わりが来るまで、楽しかったそれを続けよう。


 この子はきっと、幸せになるべき存在だ。


 だから、だから。


「……ありがとう、おにいさん」


 あなたの腕の中にいた童子は言った。


 童子がどういう顔をしているのか。後ろから抱きしめているあなたには分からない。身長差もあって、あなたの視界には童子のつむじしか見えなかった。


「うれしい。うれしいよ…」


 ふと。童子はあなたの腕からするりと抜け出した。


 とてとてと、ゆっくりと歩いていく。


 見えるのは童子の背中。どんな表情をしているのかは見えなかった。


 ――だから、気づくのに遅れた。


 あなたの瞳が童子の決意の色を読み取る。




「だから、ボクはボク(座敷童子)の役割を全うするよ」




 ――ありがとう、おにいさん。


 ――初めて会ったプレイヤーがあなたで、本当に良かった。



 グシャリと、空間がひしゃげた。


 魔法の発露。空間が歪み、そこにいた存在を圧殺した。


 血しぶきも死体すらも残さない苛烈な圧殺。


 童子は自らを魔法で押し潰したのだ。


 あの子が背負う伝承のように。


 童子がいた場所に、光と共に宝箱が現われる。


 それと同時に、あなたの体がわずかに光り輝いた。


 それはまるで何かに祝福されるように。誰かが傍にいるような温もりを感じた。


 ……。


 ――いらないよ。


 ふと、あなたはウサギの話を思い出した。


 腹を空かせた老人がいた。それを助けたかったウサギは自ら火に飛び込み、己を供物としたのだ。


 老人はこんな気分だったのだろうか。ならその話は間違いなく、悲劇だ。


 あなたは救えなかったのだ。


 宝箱を開ける気にはなれなかった。


 違うのだ。誰かを踏みにじってまで、平穏に暮らす気などなかったのだ。


 頬を一滴の雫が滑り落ちていく。


 ……。


 このダンジョンを出よう。


 顔をあげる。


 ――襖は全て閉まっていた。


 あなたは閉じ込められている。襖は固く閉じられており、容易には開きそうになかった。


 ……。


 拾えと、いうのか。


 あの子を糧にしろというのか。


 嫌だよ…。


 あなたは今、この遊戯世界に来てから最も大きなストレスを感じていた。


 ――ごめんね、おにいさん。


 ふと、声が聞こえた気がした。


 ……。


 あなたは拳を強く握る。そして、ため息をついた。


 宝箱を開ける。



<【真・万能薬】を獲得した>



 あなたはありとあらゆる状態異常を治療する薬を手に入れた。


 そして帰り道、再びあなたは宝箱を見つける。



<【想顕武術書】を獲得した>



 それはいわゆる、肉体による近接戦をメインとしたプレイヤーにおける目指すべき頂。


 下位武術、上位武術。さらにその先にある、あなたの魔術に言い換えて魔法と同位置に存在する奥義。


 それを習得することができる至宝をあなたは手に入れたのだ。


 ――がんばって、おにいさん。


 ……なんだかなぁ。


 思わず、あなたは苦笑いをこぼした。


 それを使用する気には、まだなれなかった。















 469日目 夜


 自宅の周辺であなたは複数のエネミーたちと戦っていた。


 もはやエネミーとあなたのレベルの差は僅かだ。一瞬でも気を抜けば殺される。そんな拮抗した戦いであった。


 SFチックな、近未来的パワードスーツのようなものを装備したエネミーの群れ。一部は銃を、一部は近接武器を、一部は魔術を用いて攻撃を仕掛けてくる。


 接近してきた剣を持ったエネミーの頭部を魔術で形成した風の刃で断ち切る。


 魔術は基本的に遠距離攻撃なことが多いが、魔力消費や空間の把握、掌握、さらには相手の何らかの上位魔術等の警戒を含めると、接近して魔術を放つ方が安定することを経験則的にあなたは理解していた。


 風の刃を振り抜いた姿勢。それを隙とみたのか、一体のエネミーがあなたに飛びかかる。


――魔術【延々】


 不思議なことが起きた。エネミーは地面を強く蹴り、凄まじい速度であなたに接近している。なのに、いつまで経ってもあなたには近寄れない。まるでそこに大きな隔たりがあるかのように。


 上位魔術【延々】。あなたが今、最も多用する上位魔術だ。


 その魔術の効果は単純だ。AとBにある間の長さの概念を伸ばす。ただそれだけである。


 エネミーとあなたの間にある距離。それが延々とされ、見た目以上に長い距離があるように数値が操作されているのだ。


 故に、届かない。エネミーはいつまで経ってもあなたに到達しない。


――魔法【秘密基地(アジト)


 あなたは現世から消える。この状態のあなたは、【延々】によって引き延ばされた距離の影響を受けず、見た目の距離でエネミーに接近することができる。


 再び魔法を使い、現実世界へ回帰する。それと同時に、あなたは再び風の刃でエネミーを切り裂いた。


 包囲していたエネミーがあなたへ銃口を向ける。


――魔術【延々】


 【延々】の魔術には二段階のプロセスがある。


 一つはAとBの間にある長さを広くする効果。これがまず一段階であり、この状態だとその長さは仮想のものである。


 例えるなら、先ほどのエネミーの例が非常に分かりやすいだろう。距離は確かに伸びている。だがしかし、実際の見た目にそれが反映されていない。


 見た目は10メートルの距離もないはずなのに、実際には100キロメートル以上の距離がそこにあると設定されていた。


 だからこそ、【延々】の第二段階はこれを具現化することにある。


 100キロメートルの距離があるように仮想した距離が具現化されると、ある一つの事象が起こる。


 設定されたAもしくはB、それか両方が、設定された距離の分、瞬間移動するのである。


 もし先ほどのエネミーに対してあなたが【延々】の具現化を行なっていたら、おそらくあなたが100キロメートルほどエネミーから離れた場所に瞬間移動することになっていただろう。


 基本的に【延々】の具現化で何かを移動させる際には、敵よりも自分を移動させる方が、格段に魔力消費が少ない。


 なぜなら、相手を移動させようとすると、相手の持つ魔に対する耐性が働くために、抵抗がない自分を移動させるよりずっと多くの魔力を消費するのである。


 だが、あなたは非常にこの魔術の在り方を気に入っていた。人から距離を取ることに非常に優れた性能を発揮することが、あなたの気質ととてもマッチしているのである。


 といっても、戦闘でこの魔術を使う際には、距離を取ることはもちろん、距離を詰める用途で使うこともできるのだが。


――魔術【延々】


 あなたが【延々】の魔術を発動した瞬間、あなたは銃を構えたエネミーの背後に瞬間移動した。


 AがBから離れるということは、場合によってはAがCに近づくということでもある。


 あなたと、後方にあるあなたが適当に指定した空間。そこの距離を広げて具現化することにより、あなたは前方のエネミーに向かって瞬間移動することができたのだ。


 またエネミーの首が一つ、宙を舞った。


――【延々】、【延々】、【延々】


 魔術を連打し、連続で瞬間移動を繰り返すことにより、あなたは【秘密基地(アジト)】の魔法を経由するよりも素早い速度でエネミー達に接近し、その首を刎ねることができた。


 ボンッ!! と、何かが炸裂した音がした。


 魔術を使うエネミーが何らかの魔術を放ち、近くにいたエネミーを攻撃したようだった。


 上位魔術【誤認】。これは認識を誤らせる魔術であり、あなたはこれを遠くにいた複数のエネミーに使用していた。


 だからこその同士討ち。集団に動揺が走った隙を見逃さずに、あなたは一気に切り札をきる。


 上位スキル【木精(もくせい)深緑ノ園(しんりょくのその)】と上位魔術【変身】を発動する。


 上位スキルの【木精(もくせい)深緑ノ園(しんりょくのその)】とは、あなたが木属性の魔術を大いに使いこなせるようになった時に習得したスキルである。


 その効果としては、非常に抽象的であいまいな表現だが、己の魂に植物的な、木属性の魔術に親和性のある何らかの概念を宿す……といった感じであろうか。


 この状態の時のあなたは、非常に木属性の魔術に長けた状態になる。


 そしてこのスキルを使用しながら発動した【変身】の魔術は、自身の肉体を変質させる魔術である。


 【変身】の魔術を併用することにより、魂のみが親和性を持つという局地的なスキルの効果を、全身を木属性に大きな親和性を持つものに変え、より効果を増大させる。


 この状態のあなたは肉体が普通の人間と大きく違った素材で構成されることになるので、怪我という概念があいまいになり、魔力さえあれば致命傷を受けようが即座に復帰できるようになる。


 それはもはや人間を逸脱した、別の生命への転身。名付けるなら。


――混合魔術【木精転身】


 髪は葉緑体を併せ持つような緑に染まり、急激に長く伸びる。後ろ髪はまるで葉っぱのように変わっており、まさに植物という概念をその身に体現したのかのような変貌であった。それに合わせて瞳の色も緑に変色する。


 この状態のあなたは、一部の属性(主に火属性)の下位魔術を非常に使いづらくなる代わりに、木属性の魔術を非常に容易に扱うことができた。


 それは出力、燃費、技術。全ての方向での強化であり、通常時には使えない木の魔術も、あなたなら使うことができる。


――空間把握。領域掌握。種子散布。


 術式展開。あなたは緻密に制御されたそれを解き放った。


――魔術【命養咲花(めいようしょうか)


 突如、花が咲いた。


 エネミーたちの体に、それを苗床として。


 この魔術はエネルギーを花を咲かせることに使う魔術だ。


 氣という名の生命エネルギー。魔力。その他様々。


 おそろしいのは、エネルギーが大きければ大きいほど花は美しく咲き誇り、宿主の抵抗を許さないことだ。この魔術を防ぎたかったら、前段階で妨害するか、上位魔術のような特殊な何かによって回避するしかない。


 欠点は、少々準備に時間がかかることだ。1秒にも満たないごくわずかな時間だが、現在のあなたのようなレベルの戦闘では、それは非常に大きな隙として機能する。そして魔力をあまり使わない代わりに、知や技のステータスが大きく関わってくるということだろうか。そのため、非常に集中力が必要になる。


 戦闘が終わり、あなたは伸びをした。


 ため息。


 強い力を持つエネミー達であったため、残骸となるその花は非常に大きく、たくさん咲き誇っている。


 だが、もととなる生命があまりよろしくなかったのか、花はどうも一般的な人間の感性からは好ましくない色や形をしている。正直、不気味だ。


 うーん。3点。


 辛口に咲いた花の審査をしているあなた。ふと。




 ――視線を感じた。




 !!!!!!!! 


 やばい。


 あなたの本能が大きな警鐘を鳴らす。


 何だ、何かがいる。どうしようもないほどおぞましい、恐ろしい何かがあなたを見ている。


 いた。


 目の前に。


 あ。


 黒いモヤを纏ったナニかが。目の前に。


 それは手を広げ。あなたを覆い。呑み込み。


 ああ。これは。ダメだ。




 ――目が覚めた。




 気づけばあなたは倒れていたようだ。エネミーたちを倒してから、さほど時間は経っていないようだった。


 ……あれは夢だったのだろうか。


 分からない。何も。探ることさえも、それはおぞましいものであった。


 この世界には、己の理解の及ばぬ何かが絶え間なく蠢き続けている。


 そんな恐ろしい何かを実感した、469日目の夜であった。





<【至高断片・強欲の試練】を獲得した。>


≪レアエネミー判定≫

○ステータス

【456】(レベル相当のステータス)=380(日数LV)×1.2(レアエネミー特性)


○特殊スキル相性(1d100)

結果【89】(良い)


○勝敗判定:自動勝利

※ステータス超有利及び相性有利より


○勝利報酬(1d6)

結果【2】装備


1.アイテム

2.装備

3.スキル

4.魔術書

5.武術書

6.???


○装備一覧(1d3)

結果【2】防具


1.武器 2.防具 3.装飾品


○防具一覧(1d7)

結果【7】下着ネタ


1.帽子系統

2.服

3.鎧系統

4.ローブとかマント、外套系統?

5.手袋、籠手

6.靴

7.下着ネタ


〇下着(1d2)

結果【1】男性用

1.男性用 2.女性用


○報酬品質(1d100)

結果【16】(11+5)※【幸運】スキルバフ

⇒悪い




≪レアエネミー設定表≫

○容姿(1d4)

結果【4】人型

1.異形 2.怪物 3.動物 4.人型


○人種(1d2)

結果【1】普通の人間

1.普通の人間 2.亜人


○性別(1d2)

結果【1】男性

1.♂ 2.♀


〇外見年齢(1d6)

結果【5】中年


1.幼児

2.少年・少女

3.青年

4.若者

5.中年

6.老人


○関係性(1d100)

初期好感度【53】普通

相性   【65】少し良い

関心   【53】普通



≪レアエネミーB判定≫

○ステータス

【1092】(レベル相当のステータス)=910(日数LV)×1.2(レアエネミー特性)


○魔法相性(1d100)

結果【97】(とても良い)


○勝敗判定:自動勝利

※ステータス有利及び相性有利より


○勝利報酬(1d6)

結果【1】アイテム


1.アイテム

2.装備

3.スキル

4.魔術書

5.武術書

6.???


○アイテム一覧?(1d8)

結果【2】回復アイテム


1.便利系

2.回復アイテム

3.換金アイテム

4.ステータス向上系

5.戦闘用アイテム

6.日常生活関連

7.グルメ(回復・ステ向上・戦闘用・娯楽複合)

8.ネタ枠


○回復アイテム一覧

結果【3】状態異常治療


1.HP?回復

2.MP?回復

3.状態異常治療

4.病気関連

5.四肢欠損,蘇生


○報酬品質(1d100)

結果【100】(95+5+6) ※【幸運】スキルバフ+幸運の祝福バフ

⇒最高




≪レアエネミーB設定表≫

○人種(1d2)

【2】亜人

1.普通の人間 2.亜人


1. 獣人系

2. エルフ系

3. 小人系

4. 水棲系

5. 鳥系

6. 天使・悪魔系

7. アンドロイド系

8. その他

9. ネタ

10.???


○???とは(1d2)

結果【1】すごく有利

1.主人公にすごく有利 2.主人公にすごく不利


○どういう方向?(1d7)

結果【4】幸運エンチャント


1.仲間になりその力が発揮される

2.力を受け継ぐ的な何か?

3.主人公の精神面

4.見たら幸運になるとか?

5.ツンデレ的なライバル関係でレギュラーメンバーになるとか

6.作者の性癖を満たす存在

7.願いを叶えてもらえる


○幸運エンチャント継続期間(1d4)

結果【2】次の日常イベント終了まで


1.次の判定

2.次の日常イベント終了まで

3.恒常

4.何か悪いことがあった時に消費するタイプ


○幸運向上値(1d10)

結果【6】⇒次回の日常イベント終了まで、運に関する判定に+6をする。ただし人間関係に関することは上昇しない。


○結局どういう種族?(1d5)

結果【2】座敷童


1.ウサギ

2.座敷童

3.妖精?

4.メタルスライム族

5.神様系統


○性別(1d2)

結果【1】男性

1.♂ 2.♀


○関係性(1d100)

初期好感度【81】良い

相性【41】普通

関心【74】少し高い




≪探索判定≫

○探索報酬(1d6)

結果【6】???


1.アイテム

2.装備

3.スキル

4.魔術書

5.武術書

6.???


○???上位判定

※38以上で成功(100-探索結果)

結果【66】成功


○上位???とは

結果【3】想顕武術書


1.??への手がかり

2.魔法書

3.想顕武術書

4.覚醒スキル

5.主人公に関する何か

6.ヒロイン

7.相棒

8.ランクアップ




○触手を出せる変態について

下着を落とすというだけで、相性表をぶちぬいて変態キャラにされてしまった悲しい奴。

狂気の割りに主人公への好感度が普通なのは、性的な対象として見ているだけで別に恋愛的な意味ではないから。

相性が意外と良好なのは、性癖以外は普通だから。関心が普通なのは、女装してくれなさそうな上に、強くて無理矢理させることもできなさそうだから。

以上は、無理矢理なこじつけである。パンツを落としてしまったことが全ての戦犯だろう。


○座敷童子について

メンヘラショタ。つまりはただの可哀想なガキンチョ。


○最近の困り事

女キャラがでない。性別ダイスが男に偏っていること。データ上、他のプレイヤーには結構女の子が多いんですけどねぇ…。


○皆様へ

感想がくるとやる気が出ます(直球)。現在は設定作り込んで楽しくなっていますが、飽きたら多分エタります。なので感想をください。

あと、ポイントで高評価が入って、ランキングに載るとたくさん見てもらえて、たくさん感想がきます。この話を続けて欲しいと思ったら、高評価をすることをオススメします(婉曲)

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