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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

見える

作者: なまら

 突然だが今幸せだ、小学二年生の息子がいる。一番かわいい年頃だと思う。

高収入で頭もいい夫もいる、幸せすぎて私の趣味のギターさえも忘れていた、また家族を失いたくないという恐怖も生まれていたぐらい幸せだった。

 息子が癌になった。詳しい容体なんて頭に入ってこなかったよ、私は、絶望した。

一番の宝物が崩れそうになっている、そんな心配をしながら息子のお見舞いに毎日のように行っていた。

そんなある日もお見舞いに来ていた。暗くなっていたので帰ろうと病院のエレベーターまで行った。

すると、ある女の影が息子の病室に入っていくのがみえた。

異様な長い爪をした女だった。嫌な予感がして息子の病室に駆け込んだ。

病室は暗く何も見えない、私は電気をつけた。

女はいなかった。、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、‘‘息子が死んでいる‘‘、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

パニックだった、その時夫が来た夫もパニックになっていたが、すぐに冷静になり私を病室から出して落ち着かせてからナースの人を呼んだ。そして警察が来た。息子は明らかに刺されていた、だが凶器も証拠も残っていなかった。警察には一応‘‘あの女‘‘についてのことを話した。

こんなの最悪すぎる証拠がないので事件についての進展もないまま日々が過ぎていた。

夫はもう精神状態が限界な様子だった。私は、何とか正気を保っていたので夫に元気になってもらうために温泉旅行を計画した。

夫は温泉旅行を承諾してくれたので急いで飛行機をとった。宿の予約も済んだ準備もできた明後日の昼間に出発できるようにした。

そして出発する当日になった、今日は、私が車を出し空港までついたころには、夫はちょっと正気を取り戻していた。飛行機に乗り群馬までの飛行機に乗った。そして席に着いたとき‘‘あの女だ‘‘トイレなどがあるスペースから私のほうを見ていたがすぐに逃げてしまった。私は、追いかけようとしたがその時にはもういなくなってしまった。私は、また死人が出ないか心配に思いながらいつかあいつを‘‘殺してやる‘‘という復讐心に燃えていた。

群馬に着いた。そしてバスに2時間ぐらい乗ると旅館に着いていた。チェックインとお手洗いを済ませ私たちは、

部屋へ向かっているその時「‘‘あの女がいた‘‘」私は声に出してしまったが、確かに爪が人よりのびていたし体系なども一致していたため間違いないと思った。夫は見ていなっかったらしいが私にははっきりと見える。私は、旅館の中を探し回っていたその時女子トイレの水道が流れっぱなしなのが見えたので中をのぞいた。、、、、、、‘‘人が死んでいる‘‘、、、、水のためられたシンクのようなものに顏を突っ込んだ死体を見て私は、悲鳴を上げた。さっきトイレに行った時にはなかった、なのでそれまでの間に殺害されたのだろう。そんなことを考えていると、悲鳴を聞きつけた人たちが集まってきた。旅館には、そんなに人がいない犯人は絞れる。

「まずは警察を呼ぼう」旅館に泊まっていた人の一人が声をふるえわせながらそう言った。警察が来た。

溺死と言っていたが、そんなこと見たんだからわかってると思った。このまま終わらせるわけにはいかないと、私は犯人探しを始めた犯人は多分‘‘あの女‘‘だなので‘‘あの女‘‘のところに行けば証拠は残っているかもしれないと思った私は、旅館内を探し回った「諦められない」こんどこそは、探して‘‘殺してやる‘‘だが見つからない、いったん部屋に戻って休憩することにした。部屋には夫がいた。すると来た時まで夫が着ていた服が隠すように置いてあることに気づいた。多分犯人は、、、‘‘夫だ‘‘確信に変わろうとしているとき「じゃああの女は」見間違えかもしれないと思ったその時、、、‘‘後ろにいた‘

‘‘あの女だ‘‘私は叫んだ「く゛る゛な゛!!」無表情の夫はこっちをみて行った。お前が犯人だ、

私が見ていた‘‘あの女‘‘と私の見た目が重なった。


もう見える‘‘あの女‘‘が もう見える‘‘私の姿‘‘が、、、、、、


思い出した、、息子は癌じゃなかった。ただ私が殺しただけ、なぜなのだろうか息子は癌だったはずだ。

知らない記憶が、頭の中で飛び交っている。そして私は、考えるのをやめた。

夫目線も一応ある

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