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そう言えばそんな事を言ってた!!

私はアンディさんの言葉に納得した後にシアに視線を向けて口を開く。


「そう言えば私がアグリに帰るとき調査隊もついてくるような事を言ってたけどもしかしてそれも絡んでる?」


私がそう言うとシアが真剣な顔で頷き口を開く。


「ええ、ディアナとアンディ殿は同行が決まっているわ、後の調査隊の編成は貴女の気が済むまで調査をした後に決める事になっているわ」


まあ調査にどれくらいかかるか分からないからそうなるよね!ん?でも・・・・・・


「一緒に遺跡調査をした人達に声を掛ければいいじゃない?」


あの人達とアグリに行けばいいじゃん?と思いそう聞くとシアが真剣な顔で口を開く。


「何人かは声を掛けるつもりではいるわ、でもこの遺跡ももう少し調べることになってるから他の人達に声を掛ける事になってるの」


なるほどね、私が調査をやめたのは『私が気になる所を調べ尽くした』だけだからね。しっかりと調べるつもりなんだね。


「って事は調査隊が決まるまで王都に居た方がいい?」


一緒に行くと言ってたから一人で帰ったらやばいよね?


「そうしてくれると助かるわ、もう候補は絞ってるけど帰ってから声を掛けるから少し・・・・そうね・・・2週間くらい待ってくれると助かるわ」


んーーー?まあそれくらいならいいかな?待ってる間にレポートを書いて時間を潰せばいいんだし。


「わかったよ、でもそれ以上は嫌だよ?」


研究を再開したいからね!!と思ってそう言うとシアが真剣な顔で口を開く。


「上にもそう伝えるわ、それと帝都に帰って数日したら多分城に呼び出されると思うからそのつもりで」


「へ?」


何で私がお城に呼び出されるの?悪い事してないよ?そう思いシアを見るとシアが溜息をつきながら口を開く。


「事前に陛下から言われてなかったかしら?『調査が終ったら報告がてら食事をしよう』と」


「あ」


そう言えばそんな事を言ってた!!もう会わないつもりだったのに!!


「断ったりは・・・・・・」


シアを恐る恐るという感じで見上げながらそう聞くとシアが真剣な顔で口を開く。


「陛下もリリア様もきっと楽しみにしてるでしょうね」


つまりは無理!!って事ですね!!


「わかったよ・・・・」


もうこうなったら『出てくる食事を堪能する為に食事会に行く!!』って考えるようにしよう!!


私達はその後も世間話をしながら歩を進め何事も無く帝都へとつく事が出来た。




「本当にご苦労だったなフローリア嬢」


私の前に座る陛下が微笑みながらそう言って来た。


・・・・・・・・・・・何で帝都に着いた翌日に食事会が開かれるのかな?私はもう少し後になると思ってたんだけど?と思いながら口を開く。


「いえ私としては楽しんで調査をさせてもらったので有意義な時間を過ごさせてもらいました」


とてもいい経験をさせてもらいました!!でももう帰ります!!と思いながらそう言うとリリア様が私を見て口を開く。


「ティファちゃんも相変わらず可愛いわね」


そうでしょ?うちの子は可愛いんですよ!!


「この子も元気に過ごしてましたよ」


私がそう言うとリリア様が微笑んだ後にティファ向かい口を開く。


「今日も美味しい肉を用意してあるから楽しみにしておくといい」


「ウミャ!!」


もうこの子は食いしん坊なんだから・・・・まあ私も期待してるんだけど!!



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