きっとね!!
私が『ティファ』と名をつけようと提案したら子猫が頬に頭を摺り寄せて来た。
「気に入ったみたいね」
私達を見ていたシアが微笑みながらそう言って来て、それをシアの隣で見ていたディアナも微笑み口を開く。
「よろしくなティファ、私はディアナと言う、仲良くしてくれ」
そう言いながらティファに向かい手をのばすとティファがその手の先に鼻を近け・・・・匂いを嗅ぎ一度ペロッと舐めた。
「あ、私もよろしくねティファ」
シアもゆっくりと名前を呼びながら手をのばすと・・・・なぜか威嚇をし始めた。
「ううううう・・・何で私だけ・・・・・」
落ち込むシアを宥めるディアナを見た後にティファに視線を向けて口を開く。
「何でシアだけ嫌なの?シアはとてもいい人だよ?」
私の問いにティファはじっと私を見ているだけで何も答えなかった。
「そのうち仲良くなれるよ」
きっとね!!と思いながらシアを慰めて歩いていき帝都へと歩みを進めて何事も無く帝都につく事ができた。
帝都に着いた私達は早速お城へと向かいオリアニアさんとの面会を希望しすぐに会う事となり少し大きめの会議室で待つ事となり、だいたい15分位してオリアニアさんと騎士団総長のデアックさんが部屋に入って来た。
「待たせたなライナシア、緊急の話と聞いてデアックも連れて来た・・・話を聞こうか」
入って来てすぐにオリアニアさんが真剣な顔でシアを見ながらそう話しかけシアも真剣な顔で頷く。
「まず今回の遺跡ですが最高危険度の遺跡と認識して頂きたいと思います」
シアの言葉に帝国のトップ2人は顔を引き締める。
「まだ調査中ですが、わかってる時点でもあそこの遺跡は『生物の生成』を目的とした施設であると結論付けました」
オリアニアさんはシアの言葉を聞き少し考えた後に口を開く。
「少し待ってくれ」
そう言った後立ち上がり一度部屋を出て行き1分もしないうちに部屋に戻って来た。
「今レスティーナを呼んだから少し待て」
知らない人の名を聞き首をかしげるとシアが私を見て口を開く。
「レスティーナ様は情報部のトップよ。お母様の後輩になるわ」
そう言えばセレーヌさんって情報部で働いていたっていってたね、ってか何だか話が大きくなってきたんだけど?と思っていると部屋の扉が開き眼鏡をかけた知的な30代の女性が入ってきた。
「何があったのオリアニア?急いで来いと言われて来たんだけど?私だって忙しんだけど?」
オリアニアさんはその言葉を聞き苦笑しながら口を開く。
「以前話してた遺跡調査の話だ、途中経過の話がついさっき来たんだがお前も聞いておいて方がいいと判断して呼んだ」
オリアニアさんの言葉を聞いて私達の存在に気がついた情報部のトップさんがシアを見て微笑む。
「ライナシアも参加してたの?怪我はしてない?」
シアはその言葉に微笑みながら頷き口を開く。
「はい・・・・・ですが今回の調査隊のうちゴリラッタ教授とセレストーレから参加した魔術師達が全滅しました」
オリアニアさんとディアックさん、それとレスティーナさんが息を吞む。
「今回の指揮を任されているアンディ殿の声を無視し進んで行き落とし穴トラップに落ちて絶命なされました」
シアの言葉を聞きオリアニアさんが深い溜息をつく。
「後でセレストーレに連絡を入れておく」
「お願いします」
シアの言葉にオリアニアさんが頷く。
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