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第 七 話
「いらっしゃいませ。こちらの席、どうぞ」お客さんを案内する。
ふと、お客さんの頭上を見ると、馬に乗った戦士がいた。
決して、被り物を被っている訳ではない。
この人も、化物人間だから、きっと気に入らないことがあれば、馬に乗った戦士が狂暴化して、襲ってくるに違いない。
そして、闇の世界に連れていく。
『闇の世界』とは、どういうとこなのか?
それは、ずっと夜の世界で、そこでは人がずっとゾンビのように不眠不休で、ずっと歩き続けるという。食事もしないで(空気中に、エネルギーがある)。それは、救いがあるからだ。
さ迷い続けていた者が、ある日、世界の緩みのような場所を踏むと、元の世界へ戻ってこれるのだ。
一晩程度で戻ってくるのもあれば、何十年とかかる人もいる。もしかしたら、戻れないで死んでしまった人もいるかもしれない。それに行っていた期間が長ければ、何ヶ月もボーッとしていたりするらしい。
恐ろしい場所だ。
続く
『闇の世界』凄く嫌だな。




