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第 百三 話

 荷物検査で、防御魔法と逆防御魔法の説明をするのが、やや大変だった。


 二つずつ、使ってどういうものかを見せたら、まあ、いいだろうということになった。

 その説明に使った分は、調査官の人たちが自分のを出してくれた。

 これで、防御魔法の玉は後、三つか二つ。逆防御魔法のも同じようにしかない。


 効果は、四十分だから。足止めをされたら、怖い。


 でも、お城の中だと目立つから、本当にあんまり何も出来ないはずだ。


 ハルトがいるから、王様の弟なら、早く会えるはず。


 それと、国政審議機関長が、ハルトや私に対してずっと監視していたこと。ハルトに王様の化物人間に対しての政治などを変えるように言われると、機関長が正しくないお金の得方が出来なくなったり、知られてしまう恐れがあるから、国外に行かせるか、殺すかをしようとしていたことをお城の人に伝えないといけないのだが、下手に機関長に関わりがある人間に伝わると、牢に入れられる流れになるかもしれない。

 これを話すのは、直接王様の方がいいだろうと、私は考えていた。

 偶然か、他の人も、誰も門番や荷物検査の兵には言わなかったので、私と同じ考えなのかもしれない。



             続く

機関長をきちんと倒すことが出来るか。そこも、問題になってきそうだ。

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