似た者どうし
――教育実習初日の前夜。
小学校の教員を目指す乾ちかと、その母親の乾優弥は語らう。
ちかがまだ小学生だったころに起こった、とある出来事を。
「……やっぱり不思議よね」
「え、なにが?」
「ちかが教員を目指してることよ。しかも、小学校の」
小学生の頃、ちかは嫌がらせを受けていた時期があった。
しかし、優弥がいくら教員に訴えかけても、事態はなにも動かない。
そのこともあって、小学校の教員にあまりいい印象を持たない優弥は、娘の夢に疑問を持ち続けていたのだ。
どうしてちかは、教員免許を取ろうと決めたのか。
一夜の物語が、今、始まる。
この小説はカクヨム、ノベルアップ+、noteにて重複投稿をしております。
小学校の教員を目指す乾ちかと、その母親の乾優弥は語らう。
ちかがまだ小学生だったころに起こった、とある出来事を。
「……やっぱり不思議よね」
「え、なにが?」
「ちかが教員を目指してることよ。しかも、小学校の」
小学生の頃、ちかは嫌がらせを受けていた時期があった。
しかし、優弥がいくら教員に訴えかけても、事態はなにも動かない。
そのこともあって、小学校の教員にあまりいい印象を持たない優弥は、娘の夢に疑問を持ち続けていたのだ。
どうしてちかは、教員免許を取ろうと決めたのか。
一夜の物語が、今、始まる。
この小説はカクヨム、ノベルアップ+、noteにて重複投稿をしております。
短編小説「似た者どうし」
2021/04/14 21:00
(改)