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99話 脳内会話

「あ……あんまり見られると恥ずかしいな」

「あ、ごめん。」

「どう……かな。タミーさんが身繕ってくれたんだ。浮いてないかな?」


タミーが見繕ってくれた……だって……!?

成る程、マーヤに合うファッションに力が入ってるのはそういうことだったのか。

有難うございます、タミーさん。

今度会ったときに何かいいお酒持っていきます。


「月並み程度の感想しか出なくてごめんよ、凄く似合ってる」

「ホント?あ、ありがとう。タミーさんにも誉められたけど、ジンに誉められるのも嬉しいな……えへへ」


内なる俺の本能が言葉にならない叫びをする。

それを内なる俺の理性の何人かが押さえ込んでる。


脳内会議


「可愛すぎるだろ……!!もう我慢できない、今すぐ抱き締める!そしてこのまま君だけを奪い去りたい!」

「馬鹿!静まれ!そんなことしたら嫌われるだろ!そして何処とは言わないが謝れ!」

「嫌われるもなにもモラルに欠けてる行為だ!イエスマーヤ!ノータッチ!」

「うるさい!夜に弱ってるマーヤを抱き締めたり弱ってる所を抱き締めてもらったりしてるくせに何を今更!抱き締め……違う!それ以上の関係を所望する!」

「止めるんだケダモノの俺!理性の俺!エマージェンシー!!増員頼むううう!!」


脳内会議強制終了


俺の脳内はスゴいことになってる。

それほど今日のマーヤはそれほどに可愛いしある意味危険だ。

口に出さないだけで俺も年頃の男なんです。本当にごめんなさい。


「ジン?どうしたの?」


脳内会議で固まっている俺を心配そうに覗き混んでくる。


「一発殴ってください」

「何で!?」


邪な気持ちも抱いてしまった俺に渇を入れて欲しい意味で言ったけど俺の脳内のことも意図も伝えていないのだから当然の反応ではある。

これがタミーだったら「一発と言わずいくらでも殴ってあげるわ」とノリノリで言ってきそう。


「やっぱり君か。飲まされた後大丈夫だったかい?メンバーにはキツく言っておいたけど申し訳なかった」


リュウさんが様子を見に来てくれた。


「あ、リュウさん。昨日はお世話になりました。ジンが送ってくれたので大丈夫でした」


マーヤが言い終わるのと同時に猛スピードでケイとシルが駆け寄る。


「「昨日は大変申し訳ありませんでしたぁ!!」」


謝罪の際に頭を下げる理想の角度は45℃と聞いたことあるけど、ケイもシルも正しく理想の謝罪体勢だった。


「あっ、だ、大丈夫です。頭を上げてください。どこも調子悪くないですし、昨日はあのことがあったからタミーさん……前のメンバーとジンが少し仲直り出来たんでよかったです」


仲直り……なのかな。

元々相手にされてなかった気もするんだけど。

でも前の関係よりは砕けた話が出来た辺り進展はしたかな。

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