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18話 凶鳥お持ち帰り

その後、俺とケイは傭兵ギルドのパーティ、ライジングサンズに合流するために向かっている。

俺は凶鳥の頭を抱え、ケイはその残りを片手で持ち上げている。


どれだけの重さかわからないが、今、俺が持っている凶鳥の頭もそこそこ重い……

それに比べ、自分より何十倍も大きいものを、身体能力強化魔法を使っているとは言え、

軽々しく、片手で(2回目)持ち上げてる。


身体能力強化魔法を持続させる集中力、魔力の貯蔵量が桁違いだ

この数ヶ月で知人になった人達みんな超人過ぎる。

俺……本当に何にもないな。


「なぁ、失礼なのは分かってるんだけど、何でお前クビになったんだ?言いたくないならいいんだけどよ」

「別に大丈夫だよ、俺さ、戦闘面で役に立たなくて、痺れを切らしたリーダーや他のメンバーにクビ宣告されたんだ……」

「いや、俺が聞きたいのは戦闘面でじゃなく、他になんか問題があったんじゃないかって話よ。お前が問題を起こすとは思ってない前提で話すけどよ。例えば旅資金をくすねた、パーティの女に手を出したとか」

「いや……してない……と思う」


確かにギルドから送られてきた旅資金を使って買い出しはしていたが、支給金額はパーティ全員知った状態で、買い物に使った資金は全員に伝えて誤差も出て無い。


ましてやクリアアトランティスのメンバーの女性陣に間違っても手を出したら…俺なんかは特に返り討ちに合うだろう。

……しいて女性陣にやったことは、料理を手伝ってくれていたマーヤに味見と称して餌付けした程度だ。


弁解させてもらうけど、マーヤって美味しいものも、いまいちな物も顔に出るから味見役として適任なんだ。

でも、マーヤの餌付けが楽しいのは認める。


「だろうな、お前、何か悪いことしてなさそうだし」

「会って間もないやつにそう思えるの凄いよ」

「これでも色んな奴と対峙してるんでね、お前からそういう嫌なオーラを感じねえよ。むしろお人好し過ぎて心配になるぜ」


褒め言葉として受け取っておこう…


「それじゃあ、あれだな……お前のパーティのメンバー全員がみる目なかったんだろうな」

「1人は庇ってくれた子がいたんだけどね……それに、戦闘で役に立てない……十分クビになる理由として当たり前だよ。これから魔物だって強くなるのに……」

「庇ってくれた子がいるって!?彼女か!?」

「違うわ!!てか何で女の子ってわかったんだよ!」

「勘とハッタリだな!まぁ、『子』って言ってたから女性の方が確率高いと思ってた。ドンピシャだったぜ!」


ケイはそう言いながらドヤ顔を決める。

その勝ち誇った顔はやめい。


「っと、パーティメンバーが見えてきた、あれだよ」


ケイの残った方の手で指を指した先にはテントが二個ばかし張ってあり、複数人でなにかしている様子が見えた

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