表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

リア充とオタクの二足の草鞋は大変

 高校1年の6月のある日放課後の教室で、あおいを含む男女2人ずつのメンバーでしゃべっていた。

 緑川葵みどりかわあおいはその名前と中性的な容姿から女の子にみえなくもないが、

 この6人の中でリーダー的存在であり、そしてそれはクラスの中でも一緒だった。


 帰宅していつでも寝れる状態になった葵は、2年前に知り合った友達と通話を始める(お互いに本名と顔を知らない)

「ゆずー、クラスでリーダー的なやつがガチのオタクだったらどう思う?」

「いや私そうゆうリア充と接点ないし、それ以前に学校休み気味だから、、、」

「なんかごめん、けど学校も意外とたのしいのけどなー」

「私的には家にいたほうが楽しいから。そもそもみー(ネット上での名前)ってリア充なの?

 私よりオタクなのに? ありえなくない? 嘘ついてるんじゃない?」

「俺がリア充かどうかは置いといて、クラスの中心的な奴が俺だったらどう思う?」

「いやいやいや みーがそんなんとかありえないからーーー」

「そうですか」

それから30分ほど通話しアニメ見たりゲームしてたら深夜の2時だった。

そう葵はオタクだったのだ、それもかなり

ディープな。

「隠してるわけじゃないんだけどなー

けど今更バレたらどうなるか」

そして深いため息を吐いた。

この事がここ半月の悩みだった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ