表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/62

走る走る走る

ナッツを目指してチョコを走らせる俺



「だいぶ走ったがまだ着きそうにないな・・・」


俺は地図を見ながら大体の距離を確認する



「距離はあと半分くらいか?」


二回分かれ道を通ったから最後の分かれ道がそろそろ見えるはず・・・


「そこを過ぎたあたりで今日は休むか・・・」


「クエッ!」


チョコの体力や時間的にもそれがいいよな?


そう考えながら走っていたら


ドドドドド!!


「んっ?」


チョコの足音とは違う別の足音が聞こえてきた



ドドドドド!!


「森の中からか?」


右側にある森から聞こえる・・・音の感覚的にチョコと並走しているような


「並走しているならもうすぐ森を抜けるはず・・・」


先を見ると右側の森が途切れているのが見える


「姿を確認して・・・場合によっては離れるか・・・」



チョコと並走しているからかなり速いよな。



ドドドドド!!


「もうすぐ。」


俺は身構える・・・そして森が途切れた



「ぎゃあああああああああ!!うわぁぁぁぁぁぁぁ!!あああああああ!!」


ドドドドド!!


「!?」



途切れた森から出てきたのは巨大な猪とそれから全力で逃げている男だった


「ああああああ!!し、死ぬぅぅぅぅぅ!!」


男はボロボロになりながらも走る


「見捨てるわけにはいかないよな!チョコ!」


「クエッ!」


チョコは速度を上げる

そして徐々に男に近付く・・・

チョコと同じくらいの速さで走るって何者だよこいつ


「ぎゃあああああああああ!ぎゃあああああああああ!」

「おい!」

「いやぁぁぁぁぁ!!ああああああ!!」

「おいこら!!」


「うぇ!?ああああ!!助けえぇぇぇぇ!!」


男が俺に気づく


「なら掴まれ!」


俺は手を伸ばす


ガシッ!


男が手を掴む


「チョコ!全力疾走だ!!」


「クェェェェェェ!!」


チョコが速度を上げる、全力のチョコの速さは速いからな・・・猪からドンドン距離を離す



そして無事に猪から逃げ切った。



ーーーーーーーー



「んで?どうしてああなったんだ?」


「いや~森で迷ってて・・・縄張りに入っちゃったみたいで・・・」


俺と男は野営地を見つけてそこで休憩していた


「本当に助かったよ!えっと・・・」


「カケルだ」


「助かったよカケル君!僕はゾルア!新米トレジャーハンターさ!!」


「トレジャーハンター?」


遺跡とか調査するあれか?


「知らない?トレジャーハンターっていうのは、この世界にある様々な迷宮(ダンジョン)を調べてお宝を見つける仕事さ!」


迷宮(ダンジョン)?」


そんなのあったのか?


迷宮(ダンジョン)を知らないの?」


「知らないな。」


迷宮(ダンジョン)っていうのはいつ造られたのか分からない不思議な場所さ!中にはお宝だったり怪物だったり歴史だったりがあるんだよ!」


「へぇ~」


「どうでも良さそうだね?」


「まぁ、関わること無いだろうし・・・」


「それはわからないよ?カケル君は旅人なんだろ?だったらいつか迷宮(ダンジョン)を攻略する時がくるかもしれない!」


「・・・・」


まあ確かに迷宮(ダンジョン)攻略はRPGとかでは基本だよな・・・強い装備とか金とか手に入るし・・・


「よし!決めた!カケル君にはこれから一緒にトルアの迷宮(ダンジョン)に来てもらおう!」


「はぁ?」


「そうと決まれば出発だよ!」


「いやなんで行くこと決まってんの?てかそのトルアって何処だよ?」


「トルアの迷宮(ダンジョン)はすぐそこだよ!僕は元々そこの調査の為に来たんだよ。」


「俺が行く理由無いよな?」


「いやいや、これはカケル君にも迷宮(ダンジョン)を体験してもらおうという僕の気遣いだよ、決して一人が怖い訳じゃないからね!」


・・・・怖いんだな


そんな感じで結局一緒に迷宮(ダンジョン)に挑むことになってしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ