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勇者誕生の話

「・・・・・ふぅ」



俺とリーフも宿屋に部屋をとってそれぞれ個室で休んでいた

・・・ちゃんと金は払ったぞ?


「取り敢えずこれからどうするかな・・・」


俺は地図を開いて見る


「・・・ナッツの都か」


どうやらここから近い場所はナッツという都らしい


「ここからこう行って・・・」


俺は地図で道を確認していく


途中で別れ道が三回ほどあるみたいだからしっかり確認してないとな。




コンコン



「んっ?」


ドアをノックする音


「開いてるぞ。」


ガチャ


「お邪魔します。」


「ルナ?」


入ってきたのはルナだった



「どうした?」


「少しお話をしようかと・・・良いですか?」


「断る理由はないな、そこ座れよ。」


ルナは椅子に座る


「それで?何を話すんだ?」


「そうですね・・・では先ずは、本当に一緒に来ないんですか?」


「・・・・・・」


「リーフさん落ち込んでましたよ?」


「リーフが?」


そんなに長い時間一緒にいた訳じゃないのに?


「さっきも言ったが俺が一緒にいても足手まといなだけだ、だから別れた方がいいんだよ。」


「そんなの僕達は気にしませんよ?」


「俺が気にするんだよ・・・」


年下や女性に守られるのは・・・なんか嫌なんだよな、情けなくなる。


「でも・・・」


「それに言ったろ?永遠に別れる訳じゃないんだからまた会えるって」


「・・・会えますか?」


「会うさ、何度でも会いに行く。」


そうしたらリーフも淋しくないだろ?



「どんなに説得しても駄目みたいですね。」


「あぁ。」


「わかりました、なら説得は諦めます・・・それでしたらカケルさんの事を話してくれませんか?」


「俺の事を?」


「はい、カケルさんはどうして旅をしているのか気になって・・・駄目ですか?」


「いや、いいぞ?」


異世界から来たこと以外に隠すことは無いからな


「俺は王都を目指してるんだよ。」


「王都に?何故です?」


「色々と調べたいことがあってね、そこならわかると教えてもらったんだよ。」


「それでしたらメリーに頼めば空間魔法で一気に移動できますよ!」


「空間魔法?」


あれか?ワープか?



「早速頼んで・・・」

「いや必要ないから。」

「何故です!?」


「旅をするのが楽しいからな、王都までの旅を楽しみたいんだよ。」


「そうですか・・・そうですね、すいません余計なことを・・・」


「気にするなよ、俺の為にやろうとしたのは伝わったからさ。」


ナデナデ


俺はルナの頭を撫でる


「うひゃう!?」


「っと!悪い、つい」


「い、いえ・・・少し驚いただけですから・・・」


「さて、俺の話はこんなところかな・・・次はルナの事を話てもらおうか?」


「僕の事ですか?」


「あぁ、勇者になる前の事とか気になるな。」


「いいですよ!えっとですね・・・僕はマルツっていう村で暮らしてました。」


「ほうほう」


「それで家族と一緒に農作業をしたり狩りをしたりして暮らしてたんですけど・・・変な夢を見て起きたら家の前に騎士様達が居て・・・」


「変な夢?てか騎士が?」


「あれは驚きました・・・外に出たら十数人の騎士様達が居て一緒に城まで来てくださいって言われて連行されたんですもん・・・」


「それは・・・嫌だな。」


「道中でずっと何かやらかしたかな?って考えてましたよ。それで城に着いて変な玉を触らされたら急に光って・・・偉そうなお爺さんがおお!勇者様じゃ!っとか言ってきて・・・」


「色々と突然だったんだな・・・」


「ずっと混乱してましたよ・・・それで王様と話してお爺さんから話を聞いて僕が光の勇者だって言われて・・・それで色々あってこうして人助けの旅をしてるんです。」


「何か使命とか言われなかったのか?」


「王様達もそこら辺はまだわからないそうで・・・今も調べてるみたいなんですけどね、取り敢えず人助けをしてくれって事で・・・」


「大変だな・・・」


てか王様達適当すぎないか?


「大変ですけど色々と王様達から支援して貰ってますから何とかやっていけてます」


「支援?」


「何か必要な物があるなら騎士様に伝えたら用意して貰えるんです・・・例えばロープが欲しかったらそれを伝えれば早くて数分遅くて3日暗いで届くんです。」


「へぇ・・・」


流石に木の棒と僅かな金だけ渡してポイってやるタイプではなかったか


「今まで人助けをしてきたんだ?」


「そんなたいしたことはしてませんよ?魔物を討伐したり薬を運んだり賊の制圧をしたりドラゴンの皮を手に入れたり」


「おい最後!?」


「冗談です♪」


「・・・・・」


「す、すいません・・・」



俺とルナは暫く談笑して過ごした






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