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日曜大工というレベルではない

「よしっと!」


仕込みを終えた俺は厨房から出る



「あ、終わったの?」


リーフが俺に声をかける


「あぁ・・・何してんだ?」


俺はリーフに問いかける


「お掃除!」


雑巾で床を拭いていたリーフが答えた


どうやら俺が仕込みをしている間に宿屋を掃除していたようだ・・・・・・・俺達客だよな?


「ユウマさんが辛そうだったから代わりにやってるの♪」


「肝心の婆さんは?」


「出掛けたよ?」


あのババア・・・



「はぁ、俺も手伝おう・・・」


リーフ一人にさせるのもおかしいしな・・・俺らが掃除するのもおかしいんだがな

俺が掃除道具を取りに歩くと


「あ、そこダメ!!」


「はっ?」


バキィ!


「うぉ!?」


床が抜けた


「大丈夫?」


片足が床を突き抜けた俺にリーフが聞いてくる


「・・・心臓がバクバクいっててヤバい・・・」


ビックリしたぞ!


「ボロいとは思ってたがここまでとは・・・」


床が抜けるとか有り得ないだろ!


「古い建物だからね・・・ユウマさんがお爺さんと一緒に始めたんだって。」


「夫婦で経営してたのか?」


俺は脚を抜きながら聞く


「うん、経営は順調で子供達が自立するまでは良かったんだけど・・・」


「何かあったのか?」


「お爺さんが死んじゃったの・・・」


「・・・・・・」


「それから宿屋も大変で、本格的な営業は止めて趣味で続けてるんだって。」


「だからってこれは危ないだろ・・・」


俺は床に空いた穴を見る


「ははは・・・」


リーフは苦笑する



ーーーーーーーーー



「よっと!」


俺は市場に行って板を何枚か買ってきた


「カケル?それをどうするの?」


「さっきみたいに危ないから穴が空いてる所と脆い部分を修理する。」


市場のオッサンがちょうどいいサイズに切ってくれてるから古い板を剥がして新しい板を打ち付けるだけでいいしな


「へぇ~私も手伝う!」


「じゃあ俺が古い板を剥がすから、それを1ヶ所に集めててくれるか?」


「うん♪」


俺とリーフの宿屋修繕が始まった



ーーーーーーーー


ベリベリ!


最初についさっき俺が踏んで抜けた床を剥がす


「よっ!」


剥がした板をリーフが外に持っていく


カンカン!


そして新しい板を打ち付ける


「初めてでも意外となんとかなるんだな・・・市場のオッサンに感謝!」


釘を打ち付けるコツとか教えてくれたしな!


カンカンカンカン!


俺はドンドン作業を進める


1階の床をやったら次は階段

階段をやったら2階を

少し板が余ったから屋根も少し修繕しといた




職業『大工』を手に入れた!






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