仕込むは愛情
「ユウマさん厨房使うね!!」
私は宿屋に戻るとユウマさんに声をかける
「ええよええよ。」
ユウマさんが本を読みながら答えてくれた
「よし!早速作るよ!!」
私は準備して買った果物の調理を始める・・・・・・前にチョコちゃんに果物を何個か食べさせてあげた
ーーーーーーー
「よっと!」
料理が完成した頃にカケルの声が聞こえた
「おかえりカケル!」
私は厨房から出てカケルを迎える
「ただいま。」
カケルが答える・・・なんか夫婦みたい!!
「あれ?それは?」
私はカケルが持っている包みを見る
「少し狩りをしてな、猪を狩ってきた。」
「猪を!?」
「?・・・そんなに驚くか?」
驚くよ!?猪を狩るのって凄く難しいのに・・・
「後で美味い猪料理を食わせてやるからな!」
カケルはそう言うと部屋に戻る、多分シャワーかな?返り血とか付いてたし
「狩りしたんだ・・・なら疲れてる筈だよね!」
疲れてるときには甘いものだよ!
私は厨房に戻って仕上げにかかる
ーーーーーー
「出来た!」
「・・・ほぅ」
テーブルに並べた果物料理を見てユウマさんが感心する
「リーフちゃんは料理上手だね・・・良いお嫁さんになれるよ。」
「ありがとう♪」
ユウマさんに褒められて嬉しいな♪
「んっ?出来たのか?」
髪をタオルで拭きながらカケルが部屋から出てきた・・・やっぱりシャワーだったんだね
「うん!こんな感じ!!」
私は料理をカケルに見せる
「へぇ、パイとクッキーに・・・これは?」
カケルはテーブルの真ん中にあるお菓子を見て目を丸くする
「モールだよ?知らないの?」
「初めて見たよ、どんな料理なんだ?」
「グランドの伝統的なお菓子だよ?」
「そうなのか・・・知らなかった。」
カケルでも知らない料理があったんだね・・・色々作るから知ってると思ったけど・・・
「良い匂いだな。」
イスに座りながらカケルが言う
「味は保証するよ♪家でも評判なんだから!」
「じゃあ・・・いただきます!」
「どうぞ♪」
カケルがモールを手にとって一口食べる
サクッ!
サクッ!
サクッ!
「・・・・どう?」
「・・・・・美味い!!」
「やったー!!」
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リーフの作った果物料理を食べ終えた俺は猪料理の準備を始める
「今から作るの?まだお昼だよ?」
「臭みを抜いたりするのに時間がかかるからな、今から仕込むんだよ。」
俺は仕込みを始める。
「何か手伝おうか?」
リーフが聞いてくる
「大丈夫、そんなに手間じゃないからさ。」
まぁ、ゆっくり待ってなよ
俺は仕込みに集中する




