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愛の狩人

本屋


職業や技能について調べたいと言った俺にリーフが案内してくれた。



「色々あるな、んっ?リーフ?」


さっきまで隣に居たリーフが居ない・・・


「まさか・・・誘拐された?」


今の一瞬で?

俺は周りを見渡す・・・


「あ、居た・・・」


普通に本屋の奥に居た、なんか本を探していた


「・・・・これじゃない・・・うーん?」



なんか真剣に探しているし・・・邪魔しないようにするか


「俺も目的の本を探すか。」


ーーーーーー


職業関係の本を探していたら見覚えのある本が有った


『ジャックとキャシーシリーズ』


・・・・・これ人気なのか?目の前にある本棚全部がジャックとキャシーばかりだぞ?


「なになに?職業と技能・・・これは前読んだやつだな、よく分かる戦士、よく分かる剣士、よく分かる狩人・・・・」


こんなのばかりか?なんで人気あるんだ?


少し内容を見てみる


『へい!キャシー!戦士になるには斧を使う必要があるんだ!』


『まぁ!?そうなのジャック!!』


・・・・・・・・



『剣士になればこの通り!!huuuuuu!!』


『凄いわジャック!!』


・・・・・



「止めよう・・・これ以上はキツイ。」


俺の許容範囲を越えてる


「お、調合レシピ!これは使えるだろうな・・・」


少し読むと俺の知らないレシピが大半だ。


「よし買おう。」


即決


「あとは・・・特に無いか。」


そろそろリーフと合流するかな・・・リーフも探し物終わってるだろ?


ーーーーーーーー


「リーフは・・・おっ、居た居た・・・んっ?」


なんか絡まれてる?


「可憐なお嬢さん、どうですか?私と一緒にお茶でも?」


「えっ?いや、あの・・・誰です?」


「申し遅れました!私、愛の狩人『セルパン』と申します!親しみを込めてセルンとでもお呼びください!」


「は、はぁ・・・それで、そのセルンさんは何故私に?」


「貴女を一目見た時にその儚さに惹かれたのです・・・どうでしょう?」


「その、気持ちは嬉しいですけど・・・」


「では!」


「はいはいそこまで!」


本屋の中でナンパするなよ。



俺はセルパンと自己紹介した男を見る。

銀髪に緑色の眼、顔も結構整っていやがる・・・ナンパしなくてもいいんじゃないのか?


「おや?君は?」


「この子の相棒。」


「そうですか、まあ野郎はどうでもいいんでアッチの方に行ってもらってても良いです?」


「清々しい程の扱いの差だな!?」


少しは隠せよ!


「私は彼女に用があるので。」


「あの!」


「はい!」


「その、私、知らない人とは一緒に居るのは苦手で・・・その、無理です!」


リーフはハッキリと断る


「・・・・・そうですか!わかりました!では今回は諦めましょう!」


「・・・んっ?今回は?」


俺は聞き逃さない


「彼女は知らない人とは嫌だと言いました、確かに今は初対面です。しかし!次会うときはお知り合い!ならば次は一緒にお茶をしてくれるでしょう?」


「なんっつう理屈だ・・・」


「うぅ・・・」


「あ、お嬢さん、出来ればお名前だけでも教えて貰えませんか?」


「・・・名前、だけなら・・・リーフです。」


「リーフさん!なんという可愛らしい響き!」


セルパンは大袈裟に両腕を拡げた


「ではまた!他の街で会いましょう!!」


セルパンはそう言うと歩き出した・・・・・んっ?


「他の街で?・・・リーフ、俺達が旅をしていることを話したか?」


「ううん!何にも話してないよ!」


「・・・・・・」


俺はセルパンの後ろ姿を見ながら首を傾げた。










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