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制服を着る

「地図だとここらへんの筈・・・」


俺は地図を見ながら歩く


「あ、ここじゃない?」


リーフが一つの建物を指差す


「あ~ぽいな」


建物には酒の絵が描かれた看板がぶら下がっていた


「入ってみるか・・・」


俺は扉を開けようと手を伸ばす・・・


ドゴォ!


「ぎゃぁぁぁぁ!?」

「うごわ!?」

「カケルゥゥゥ!?」


酒場からぶっ飛んできた何かにぶつかって俺も一緒にぶっ飛ばされた


「酒場嘗めてんじゃないよ!!」


酒場からは女の人が出てきた


「ぐ、うぅ・・・」

「お、重い・・・」


俺の上には太った男が乗ってる・・・飛んできたのこいつか!!


「カケル大丈夫!?」


リーフが俺に駆け寄る


「取り敢えずな・・・くっ、早く退けよ!!」


重いんだよ


「ち、ちくしょぉぉぉぉぉ!!」


男が立ち上がったと思ったら走っていった


「2度と来るなぁぁぁ!!」


女性が怒鳴る


「いっつつ・・・何だったんだ?」


「わかんない・・・」


「んっ?なんだいあんた達は?」


「ギルドから紹介されて来たのですが・・・」


俺は砂を叩きながら答える


「あーあんた達かい?なら早速働いてもらおうかね!ほら入った入った!」


「えっ?あの!うわわわ!?」


リーフが引っ張られて行った


「・・・俺は?」


取り敢えず中に入る



ーーーーーーー


「へぇ、結構広いな・・・」


酒場に入った俺は呟く


「・・・あれ?リーフが居ない?」


酒場を見渡してみてもリーフの姿がない

さっきの女性の姿もない


「・・・・?」


少し待つか?客も居ないみたいだし


俺はカウンターに座る


「このカウンターの反対側が調理場か・・・」


目の前には調理場が見える・・・出来た料理をカウンターなら直ぐに渡せるな


「カケル!!」


「んっ?リーフ何処に行って・・・・・・・・・・・・」


俺はリーフを見て固まった・・・

聞いた方がいいよな?


「なんでメイド服?」


「いきなり着せられたの!!」


「連行されて直ぐに?」


「うん!」


「へぇ・・・まあ、お疲れと言っておく」


「うぅ・・・」


「良いんじゃないのか?可愛いぞ?」


「あぅ!?///」


「でしょ?」

「うぉ!?」


いつの間にかさっきの女性が調理場に居た


「前から女の子が来たら着せようと用意してたのよ♪」


「自分で着ればいいのでは?」


女性はこうやってジックリ見たら綺麗な人だとわかる


「もうそんな歳じゃないから。」


・・・・何歳って聞いたら殺されかねないな・・・



「恥ずかしいよ・・・」


「慣れるしかないな・・・メイドって事はリーフが接客だな、あっ、紹介状渡しときます」


俺は女性に紹介状を渡す


「確かに、カケルとリーフね・・・あたいはダナ、この酒場の女将をしてるよ」


「よろしくお願いします。」


挨拶はしっかりと!


「さっきリーフから聞いたけどあんたは料理人を希望してるそうだね?」


「はい」


「なら・・・こっちのコックの服と裸エプロンどっちがいい?」


「それコック服1択なんですが」


野郎の裸エプロンなんてつまらないだろ?


「じゃあ着替えてもらおうかね・・・」


「何処で?」


「ここで」


・・・・・・・・・


「はい?」


「だから!ここで!着替えて!」


「いやいやいや!流石に無いでしょ!?」


「良いじゃないか!若い男の着替えが見たいんだよ!」


「ただのセクハラだ!!」


この人ヤバイぞ!?


「だ、大丈夫!自信を持っていいよ!」


「何故俺の着替えを見たがる?」


さて、どうするか・・・ってなんだこの服このまま上から着れるじゃないか


俺はコックの服を着る


「なんだい?脱がないのかい?」


「生憎着替えシーンを他人に見せる趣味は無いですから」


「・・・・」


リーフ、何故ガッカリしてる?








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