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審査とギルド

現在は昼頃

あれから走って走って漸くルートの都が見えた


「あれか?」


「うん!あれがルートの都!」


「・・・壁があるな」


都を大きな壁が囲んでいる・・・城壁ってやつか?


「都に入るには簡単な審査が有るんだよ。」


「審査?」


「何処から来たのか、前科は有るのかってね。」


入国審査みたいなものか


「それじゃあ、さっさと審査を終わらせて都に入るか!」


「うん!」


ーーーーーーーー


ルートの都の前・・・俺の目の前にはデカイ門があった


「でけぇな・・・」


「象車が通れる様に大きく作ってるんだよ。」


「鉄で出来てるんだな・・・頑丈そうだ。」


「硬くないと魔物に壊されるからね♪」


「つまりこの門は・・・」


俺はチラリとリーフを見る


「?・・・硬くて大きい門だよ?」


「そうだな・・・」


そう話していたら


「そこの人達!」


鎧を着た人が来た・・・兵士?


「旅の人ですね?ルートに入られますか?」


「はい!」


リーフが答える


「でしたら審査を受けてもらいますが?」


「受けます。」


俺が答えてチョコから降りる


「では此方に。」


兵士に案内されて俺とリーフは別々の部屋に通された



ーーーーーーーー


部屋には一人の男性と、紙とペンを置いた机がある


「そこに座って。」


男がぶっきらぼうに言う


「はいはい」


いくらなんでもその態度は失礼だろ?


「名前は?」


「カケル・スギノ」


「何処から来た?」


「ロックから・・・」


「ロックが出身か?」


「あっ?そういう意味?だったら・・・フーラ村だ」


異世界とは言えないな


「フーラ村?あんな田舎から来たのか?」


「良いところだぞ?」


「ふん」


イラついてきたぞ?


「前科は?」


「無いよ?有っても正直に答えないだろ?」


「・・・・」


そう答えると男は紙の束を取りだして読む


ペラ、ペラ


「前科は無しだな・・・」


確認できるなら最初からやれよ


「ルートには何の用だ?」


「情報収集」


「ふん・・・」


どうでもいいって反応だな・・・


「もういいぞ、出ろ」


「はいはい」


こいつと話してたらイライラする


俺はさっさと部屋を出た



ーーーーーーーー



門の前に戻ると


「カケル~♪」


リーフが手を振って駆け寄ってきた


「もう終わってたのか?」


「前まで居たからね、用事の確認だけだったよ。」


「そうか」


話してたら


ガチャ!ゴゴゴゴ!!


「うぉ!?」


門が開いた・・・凄いインパクトだ


「入ろう!」


「そうだな・・・」


俺はチョコを引きながらルートに入った



ーーーーーーーー


「おー・・・デカイな」


俺は周りを見渡す、色んな建物や色んな人種が居る

流石都


「凄いよね!それでこれならどうするの?」


「取り敢えず宿を取ろう、それから日雇いの仕事を探したい・・・少しでも稼ぎたいし」


「じゃあ私が泊まってた宿はどう?安いけど良いところだよ!」


「んじゃそこに行くか!」


ーーーーーーー


リーフのオススメの宿は1泊銀貨1枚の所だ・・・安いのか?いや、スイムさんの所も銅貨80枚だし、平均的か?

チョコを専用の小屋に入れて俺達は宿を出る


「それで仕事を探すの?」


「あぁ、どっかに募集でもしてないかな?」


貼り紙とか貼ってない?


「仕事を探すんだったらギルドはどう?」


「ギルド?・・・戦士ギルドとか魔法ギルド?」


ファンタジーあるあるだな


「そんなギルドも有るけど私が言ってるのは斡旋ギルドだよ、色んな人に仕事を紹介するの!」


「つまりハロワか!」


「ハロワ?」


「気にするな!」


取り敢えずそのギルドに向かう




ーーーーーーーー


ギルドの前まで来た


「へぇ、デカイな」


周りの建物の倍ぐらいデカい


「凄いよね!」


「それで?どうやって紹介してもらうんだ?」


「・・・・知らない」


「・・・受付に聞いてみるか!」


「うん・・・」


ギルドに入る

入ると直ぐに受付があった


「ようこそ、どのようなご用件ですか?」


「仕事を紹介して貰いたいんだけど・・・」


「2名様ですね?」


「いや、俺だけです。」

「えっ!?私も働くよ!?」

「いやいや無理しなくて良いぞ?」

「無理じゃないよ!家の手伝いしてたから接客も料理も出来るよ!」

「・・・・」


あ、これは駄目だ、断ったら勝手に仕事を探しそう


「二人でお願いします。」


「かしこまりました、同じ仕事にしますか?」


「はい。」


リーフを一人には出来ないな


「では此方の書類を持ってあちらの3番の部屋にどうぞ。」


「はい」


俺とリーフは渡された書類を持って部屋に向かった



ーーーーーーーー



ガチャ


「ようこそ、仕事の紹介ですね?そちらの椅子に座ってください。」


中に居た女性が言う

俺とリーフはその指示に従い座る


「ふむふむ・・・」


女性は俺から受け取った書類を読む


「同じ仕事を希望ですね?」


「はい」


「お二人はどのような仕事をしてきましたか?」


「俺は木こりと宿屋ですね、それと調合を少々」


「私も宿屋です!」


「成る程、それでしたら・・・・うーん、残念ですが宿屋の仕事は無いですね・・・」


女性は書類の束を読みながら言う

読む速度速いな


「宿屋じゃなくても良いですよ?同じ職場なら良いんですけど・・・」


「うーん・・・木こり、鍛冶、本屋に武器屋の店番・・・あ、これならどうです?」


女性が1枚の書類を出す


「酒場?」


「料理人と接客をそれぞれ募集してます!どうです?」


「料理だったら出来ます。」

「接客なら任せて!」


「では決まりですね!少々お待ちを・・・」


女性が書類に文字を書く


「あ、お二人のファーストネームは?」


「カケルです。」

「リーフです!」


「カケルとリーフっと!はい!此方の書類を持って受付にお願いします!」


俺は書類を受け取る。


「ありがとうございました!」


リーフが礼を言う


「いえいえ!」


ーーーーーーーーー


受付に書類を渡す


「はい、承りました、少々お待ちを・・・」


受付が色々と動く


「先ず、此方が紹介状です、日雇いですが希望されたら続けて勤務出来ますので、それと此方がこのギルドから職場への地図になります。」


俺は紹介状と地図を受け取った


そしてギルドを出た。














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