勇者効果
ルナが宿屋を去ってからスイムさんは勇者様が食事した店として宣伝した
結果
「ちょ、ちょ!多い多い!!」
「次の注文入ったね~♪」
「1人じゃ追い付きませんよ!?」
宿屋は大繁盛した・・・主に食事がな
「もうチキンが品切れです!!」
ルナが食べたチキンのハーブ添えを皆が注文するからチキンがもう無くなる
「今すぐ仕入れてくるね~!!お客様に説明よろしくね~♪」
「はぁぁぁぁ!?」
ちょっと!1人じゃ注文も取れないんだけど!?
スイムさんが走っていった
「マジかよ!!どうするんだよ!!」
俺は調理で手一杯だ
俺は慌てながらも今までに注文された料理を作って運ぶ
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「はぁ・・・はぁ・・・し、死ぬかと思った・・・」
取り敢えずチキンを頼んだ客には事情を話した
また後日に来ると言って帰っていった
「スイムさんも慌ててるからっていきなり行くか?肉屋も驚くだろうに・・・しかし」
俺は売り上げを見る
「勇者パネェな・・・いつもの10倍は儲かったんじゃないのか?」
しかしあれが勇者か・・・まだ頼りない感じだったが礼儀正しくて好感は持てたな
「自意識過剰な俺様系よりは遥かにマシだな」
ハーレムパーティーだったのが少し気になるが・・・
「まあサナだっけ?あの武道家強かったし、他の二人も強いんだろうな・・・てことはルナもかなり強いのか?」
やっぱり勇者だからな、実は頼りなさげに見えてかなりの強者とか・・・
「・・・まあこれからの活躍に期待かな、早く世界を平和にしてもらいたいものだな、うん」
・・・・にしてもスイムさん遅くね?
「仕入れてきたね~♪これで暫くは大丈夫だね~♪」
「なんですかその量は!?」
スイムさんは荷車に大量のチキンを入れて運んできた・・・これ何百人前だよ!?
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その後再びチキンのハーブ添え目的の客が大量に来た
この客のラッシュは3日間続いた・・・
そして俺が宿屋で勤めて7日目
最終日だ
「いや~♪お疲れさまだね~♪」
「死ぬかと思いましたよ、特にあのラッシュ!!」
勇者パネェな!
「本当に大変だったね~♪その分給料に色付けたからね~♪」
そういってスイムさんは今日の分の給料をくれた
「色ですか、どれどれ・・・ぶっ!?」
ちょっと待て!?金色が見えたぞ!?
「き、金貨!?」
「1枚だけどね~♪この3日で2年分の売り上げを越えたからね~♪」
普段の売り上げが少ないのか勇者効果が凄いのか・・・
「・・・あ、ありがとうごさいます」
「頑張ってくれたからね~♪本音を言ったらまだ働いていても良いんだけどね~♪」
「例の親戚の子がもう来たじゃないですか」
スイムさんの料理が出来る親戚が昨日宿屋に到着していた
「そうだけどね~多分ね~またラッシュが来るからね~♪」
「親戚の人頑張れ!超頑張れ!」
「頑張ってもらうかね~♪」
さてと、そろそろ行くかな
「じゃあ俺は出発します」
「もう行くんだね~?まだ朝になったばかりだね~?」
「食料とか服とか旅の備品を補充してから町を出ますからね・・・それにこれ以上留まってたらまたラッシュが来るでしょうし」
「あははは~♪」
「じゃあお世話になりました!」
「うん、旅の無事を祈ってるね~今度は客として来てね~♪子供も産まれてるだろうからね~妻とね~紹介するね~♪」
「はい!」
俺は歩き出す
こうしてフルーの町の滞在は終わった




