節約は大事、金大事!
道中魔物に襲われたがなんとか倒してフルーの町に到着した
「おぉー・・・」
俺は町を見渡す
「フーラ村は木造の家ばかりだったけど、ここにはレンガの家とか有るんだな」
現代風に言うなら木造の建物がコンクリートの建物になったような
「さて、先ずは宿の確保だな・・・その後は情報収集か?」
特にこれといって必要な情報なんて・・・元の世界に帰る方法なんて普通の村人が解るわけないし・・・
「そういえば勇者が現れてるんだよな?なんか武勇伝が聞けるかもしれない」
その勇者様には早く世界を救ってもらえたら俺の旅も楽になるんだけどな・・・
「・・・・・取り敢えず宿を探すか」
さっきから考え込んでいたら周りからの視線が・・・
・・・・・・・
「やっと見つけた・・・」
俺は町中を探しに探して宿屋を見つけた
「お、看板に料金が書いてる!なになに・・・」
食事→20銅貨
休息→50銅貨
宿泊→80銅貨
「・・・高いのか安いのかよくわからないが・・・宿泊だと80銅貨か・・・」
・・・正直銀貨20枚の俺には痛い出費だな・・・1日の宿泊で約1枚の銀貨が無くなると考えたら・・・
「どうするか・・・休息は5時間で食事つきか・・・先に情報収集をして夜遅くに休息したらちょうど良い時間になるか?」
しかしそれでも50銅貨・・・
「他の宿を探すべきか?」
いや、あれだけ探してやっと見つけたのがここだ・・・ここ以外の宿屋があるとは思えないが・・・
「・・・んっ?」
看板に集中していたから気付かなかったけど扉に貼り紙が貼ってある
『短期従業員募集!!』
『宿屋の仕事を手伝ってもらいます』
『泊まり有り!食事有り!日給20銅貨!!』
「・・・日給20銅貨か・・・これに泊まりと食事があるなら実質日給1銀貨だな」
旅も始まったばかりだしお金はあった方が良いよな?
ただ減らすよりも少しでも増やしてしかも宿に泊まれるなら!
「よし!受けてみるか!!」
俺は宿屋の扉を開けた




