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悪役令嬢、ただいま国を立て直し中  作者: AAA
第二部

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第五章:紅茶館での小さな疑念

紅茶館の午後、窓際の席でヴィオレッタは紅茶を運びながら、いつも通りレオンとアレクサンドルを観察していた。


「……ふふ、今日も心理戦の時間ですわね。」

ヴィオレッタは小さく笑う。


その時、アレクサンドルがカウンターの端で何かをこっそり書き留めているのを、ヴィオレッタが目にした。

「……ふむ?」

小さな紙に、数字や記号のようなものを書いているようだ。

「……これはただのメモ?それとも……」


レオンはその動きを見逃さず、少し眉をひそめる。

「……何か企んでいるな。」

計算高い青年――アレクサンドルが、ただのライバル以上の存在かもしれない。


さらに、小さな事件が起こる。

アレクサンドルが差し出した紅茶の香りが、なぜか普段より鋭く、微妙に混ざり合った匂いがしたのだ。

ヴィオレッタは瞬時に察する。

「……これは意図的に調整された香り……?何か隠しているのかしら。」


レオンは眉をひそめ、アレクサンドルの動きを追う。

「……紅茶で操作するつもりか?」


ヴィオレッタは微笑みながら、胸の内で考える。

「……なるほど、ただの青年ではありませんのね。少しずつ、その正体に迫ってみますわ。」


紅茶館の午後は、笑いと恋の火花だけでなく、微かに謎めいた影も忍び寄る――

アレクサンドルの真の目的はまだ誰にも分からない。

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