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チクタク時計が死ぬほど嫌いな件について
アナログ式の時計の秒針には二種類ある。
ステップ秒針と連続秒針だ。
ステップ秒針は、チックタックと小刻みに進むもの。連続秒針は、滑るように回るもの。
ステップ秒針はチクタクと音がするため、寝付きの悪い人などには人気がない。比較的静かな連続秒針の方が好まれたりする。
私もステップ秒針が嫌いだ。
だが、私は寝付きはそれほど悪くない。音のことなどどうでもよい。
ではなぜ嫌いなのか。
手元にステップ秒針のタイプの時計がある人は、ちょっと眺めてほしい。
秒針が、びくん! びくん! と動いているだろう。
そのまま一分くらい見てみてほしい。
なにか思わないか、その動き。
そのピクピクした動き、痙攣しているように見えないか。
かつてイタリアの科学者、ルイージ・ガルバーニは電気火花をカエルの死体に当てるとぴくつくことを発見した。この秒針も、電池からの電気を受けてぴくついている。
これはもう、秒針はカエルの死体といってもいいのでは。
我々はチクタク回るカエルの死体を壁に掛け、腕に巻き、時には街を見渡す巨大な塔に掲げて暮らしているのだ。
不気味極まりない。
私はステップ秒針が嫌いだ。
カエルの死体に見えるからだ。
あなたの嫌いなもの、ぜひ感想欄で教えてください。
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