ロールパーソナリティ(役割別性格)
筆者)ハイファンタジー作品における設定。テンプレート的なロールパーソナリティを各職業や役割ごとに3~4個ずつ提示してください。まずは魔法や魔術の使える貴族を階級別に。
■ 公爵(Duke)級 ―― 国家級魔術権力者
王権と並ぶ、あるいは凌駕する魔法的影響力を持つ層。
魔導宰相型
政治と魔術を同列に扱う現実主義者。
戦争魔法・結界・儀式魔法を国家運営の道具として認識している。
人格は冷静だが、倫理より「効率」を優先しがち。
封印守護者型
代々、禁呪・古代魔法・魔王の欠片などを管理する家系。
表向きは温厚だが、常に「最悪の事態」を想定している。
魔法は切り札として温存する傾向。
魔術血統至上主義型
自家の血に宿る魔力を誇りとする。
他家や平民魔術師を見下しがちだが、実力は本物。
血統と結婚が重要な政治カード。
超越観測者型
国家よりも「世界の均衡」を優先する思考。
星読み・時間・次元系魔法を扱うことが多い。
王すらも一時的な存在と見ている。
■ 侯爵(Marquis)級 ―― 前線と学術の要
国境・要衝・魔境を管理する、実務と戦闘の中核。
戦場魔導将軍型
軍事魔法に特化。
魔法部隊の指揮官であり、自身も前線に立つ。
性格は豪胆かつ合理的。
魔境領主型
魔物が多発する土地を治める。
環境適応魔法・結界・対魔物魔術に長ける。
民からは恐れと尊敬を同時に集める。
魔術研究パトロン型
学派・研究機関を支援する後援者。
自身の魔法は中堅だが、理論理解が深い。
裏で危険な研究にも資金を出すことがある。
異種族調停者型
エルフ・ドワーフ・竜族などとの外交役。
翻訳魔法・契約魔法を多用。
戦争より交渉を選ぶ現実主義。
■ 伯爵(Count)級 ―― 地方魔術エリート
領地経営と実務魔法の主力層。
領地万能魔術師型
治水・農業・建築・医療など生活魔法に精通。
派手さはないが、民からの信頼は厚い。
学院派エリート型
王立魔法学院出身。
理論魔法・属性魔法を体系的に修めている。
実戦経験は少なめな場合も。
冒険者上がり型
若い頃は前線で戦っていた。
実用重視の戦闘魔法を好む。
貴族らしからぬ言動が目立つ。
家門再興執念型
没落寸前の家を魔術で立て直そうとする。
禁じ手すれすれの研究に手を出しがち。
■ 子爵(Viscount)級 ―― 実務魔法官僚
貴族と官僚の中間的存在。
行政魔術官型
文書魔法・通信魔法・記録魔法を扱う。
地味だが国家運営に不可欠。
補助魔法特化型
強化・回復・支援魔法が得意。
前線では指揮官の右腕として活躍。
地方学院長型
魔法教育を担う立場。
育成能力は高いが、自身の戦闘力は控えめ。
魔法特許管理型
新魔法・魔道具の権利を管理。
政治的駆け引きに長ける。
■ 男爵(Baron)級 ―― 新興・末端魔術貴族
最も数が多く、物語に使いやすい階級。
新興成り上がり型
功績や戦功で叙爵。
実戦魔法は強いが、作法に疎い。
家伝一芸特化型
代々一系統の魔法のみを継承。
汎用性は低いが、尖った強みを持つ。
貧乏研究者型
資金不足だが魔法への情熱は高い。
主人公との相性が良い立場。
名ばかり貴族型
称号はあるが実権なし。
魔法も中途半端で、劣等感を抱えている。
◇
筆者)魔法学院などにおける王族・各貴族家の子息、平民や教師その他の性格をお願いします。
■ 王族(王子・王女・傍系)
学院という「仮の平等空間」に置かれた存在。
制度自覚型
自分が象徴であることを理解している。
軽率な行動を避け、常に観察者。
孤立しがち。
仮面優等生型
礼儀・成績ともに完璧。
感情は表に出さない。
親しみやすさは演技。
逃避在学型
宮廷から距離を取るために入学。
自由を楽しむが、責任からは逃げ切れない。
比較過敏型
兄姉との能力差に敏感。
劣等感か過剰な競争心を抱く。
■ 上位貴族家の子息(公爵・侯爵級)
将来の統治層候補。
当然指導者型
指揮・命令に慣れている。
悪意はないが高圧的。
家門背負い型
家の名を汚さぬことが最優先。
失敗を極端に恐れる。
政略冷静型
人間関係を資産として扱う。
感情を交渉材料にしない。
能力過信型
血筋と教育への自負。
挫折に弱い。
■ 中下位貴族家の子息(伯爵〜男爵級)
最も人数が多く、摩擦を生みやすい層。
上昇志向型
王族・上位貴族に近づきたい。
努力家だが焦りがある。
没落警戒型
家計や立場に不安。
現実的で堅実。
家芸依存型
特定魔法だけ突出。
汎用性に欠ける。
距離調整型
平民にも貴族にも深入りしない。
空気を読む。
■ 平民学生(奨学生・推薦)
制度上は平等だが、実態は不均衡。
努力証明型
常に成果で評価を得ようとする。
失敗を許容できない。
才能自覚慎重型
自分の力を理解しているが、目立つのを避ける。
反発静観型
不公平を感じつつも、正面衝突を避ける。
内面は批評的。
制度信奉型
学院こそが正義と信じている。
個人差を見落としがち。
■ 特待・異端枠(混血・地方出身・特殊魔法)
学院にとっての「実験値」。
自己規定拒否型
ラベル付けを嫌う。
分類されること自体に反発。
孤立自覚型
最初から期待されていないと理解している。
関係を最小限に保つ。
過剰適応型
周囲に合わせすぎて自己を失いがち。
観測対象逆利用型
注目されている立場を武器にする。
■ 教師・教授陣
学術と政治の板挟み。
学問至上型
才能だけを見る。
身分差に無関心。
制度順守型
規則を最優先。
問題を未然に防ぐ。
政治配慮型
発言や評価に忖度がある。
学院運営の現実を知っている。
逸脱容認型
問題児に可能性を見る。
管理側からは警戒される。
■ 職員・その他(事務・医療・警備)
表に出にくいが、世界を支える層。
事務現実主義型
書類と実績を信じる。
理想論を嫌う。
医療倫理型
回復魔法の限界を知っている。
命の重さに敏感。
警備実務型
身分より危険度を判断基準にする。
観察記録型
学院の変化を黙って見ている。
後に重要証言者になる。
◇
筆者)続いて、勇者・冒険者パーティーを職業別で。
■ 勇者(Hero)/主人公枠
物語の中心に置かれるため、人格が“揺れる”前提の型。
使命自覚型
世界を救う役割を受け入れている。
葛藤はあるが、最終判断は常に前向き。
周囲の倫理的支柱になりやすい。
否認・逃避型
勇者であることを拒む。
冒険の過程で少しずつ覚悟を固める。
読者の感情移入を担う。
合理主義型
感情より結果を優先。
冷静だが、非情に見える選択も辞さない。
仲間との衝突役。
空白人格型
記憶欠損・転生・実験体など。
世界を学びながら人格を形成する。
設定開示に向く。
■ 戦士/剣士(Fighter / Warrior)
前線の物理的支柱。
王道武人型
誇り・礼節・約束を重んじる。
戦闘中は頼れるが、政治や策略に疎い。
傭兵現実主義型
金・生存率・撤退判断を重視。
情より経験を信じる。
世界の残酷さを体現。
復讐執念型
特定の敵を追っている。
戦闘では無茶をしがち。
物語中盤で破綻 or 昇華しやすい。
守護盾型
攻撃より防御・庇護を優先。
仲間を守ることが自己目的。
自己評価が低め。
■ 魔法使い/魔術師(Mage)
知識と破壊力、または制御役。
探究者型
魔法そのものへの興味が第一。
危険な場面でも実験を優先しがち。
理論至上主義型
感覚より計算。
無駄を嫌い、効率的な戦術を組む。
感情面では不器用。
制御不能天才型
高出力だが安定性に欠ける。
暴走・反動・代償を抱える。
補助特化参謀型
直接攻撃は控えめ。
状況把握と支援魔法で戦場を支配。
■ 僧侶/神官(Cleric / Priest)
回復と倫理観の供給源。
信仰絶対型
神の教義を疑わない。
判断基準が一貫しており、衝突役にもなる。
現世融通型
信仰は持つが、人命や現実を優先。
パーティーの潤滑油。
贖罪背負い型
過去の罪や失敗を抱えている。
自己犠牲に走りやすい。
半信半疑型
神を信じきれないまま力を使う。
神との関係性が物語軸になる。
■ 盗賊/斥候(Rogue / Thief)
探索・裏方・人間臭さ担当。
生存本能型
危険察知に長け、逃げ足が速い。
臆病に見えるが、最後は仲間を見捨てない。
軽口皮肉型
緊張を和らげるムードメーカー。
内面はシビア。
裏社会出身型
情報網・顔の広さが武器。
過去の因縁が追ってくる。
金銭至上主義型
報酬が行動原理。
だが契約には忠実。
■ 弓使い/狩人(Archer / Ranger)
中距離と自然の担当。
自然共生型
森・獣・精霊との関係を重視。
都市や権力を嫌う。
寡黙観測者型
感情表現が少ない。
常に周囲を見ている。
復讐狙撃型
特定の敵を仕留めることに執着。
冷静だが感情は深い。
辺境育ち実務型
生活知識が豊富。
野営・追跡・索敵の要。
■ 異職種枠(吟遊詩人・召喚士など)
パーティーの色付け役。
吟遊詩人:記録者型
冒険を物語として残す。
戦闘力は低いが情報価値が高い。
召喚士:契約従属型
召喚体との主従関係に歪みがある。
力の代償が重い。
錬金術師:準備特化型
即応力は低いが、準備すれば強い。
戦闘前後で輝く。
踊り子/支援職:精神干渉型
士気・感情・集中力を操る。
戦場の空気を変える存在。
◇
筆者)次は扱う魔法の属性別でそれらを使用する魔法使い・魔術師の特徴をお願いします。
■ 火属性(Fire)
破壊・情熱・変化の象徴。
高出力短期決戦型
制御より威力を優先。
戦闘開始直後に勝負を決めに行く。
消耗が激しい。
激情同調型
感情の昂りと魔力が直結。
怒り・焦燥で魔法が暴走しやすい。
精神面の成長がテーマになりやすい。
焼却合理主義型
敵も証拠もまとめて処理。
戦術的だが倫理的に危うい。
「後始末」を軽視しがち。
鍛冶・精錬連動型
戦闘より生産寄り。
火を破壊でなく「加工」として扱う。
職人系キャラと相性が良い。
■ 水属性(Water)
流動・治癒・適応の象徴。
柔軟戦術型
相手に合わせて形を変える。
防御・拘束・足止めが得意。
回復共鳴型
水=生命の象徴として治癒魔法に秀でる。
前線より後方支援向き。
感情抑制型
精神が静まるほど魔法が安定。
内面は感情豊かだが表に出さない。
深淵探究型
氷・深海・圧力系に派生。
静かながら恐ろしい魔法を使う。
■ 風属性(Wind)
速度・自由・情報の象徴。
機動制圧型
高速移動と撹乱を重視。
単独行動が多い。
索敵・通信特化型
音・匂い・気流を読む。
パーティーの目と耳。
自由奔放型
拘束を嫌い、組織行動が苦手。
物語に動きを与える存在。
切断冷酷型
風刃・真空系を好む。
感情を切り離した戦闘を行う。
■ 土属性(Earth)
安定・防御・蓄積の象徴。
要塞構築型
壁・陣地・防衛拠点を作る。
持久戦に強い。
現場職人型
地形改変・土木・採掘に精通。
戦闘以外で輝く。
忍耐重圧型
一撃は重いが遅い。
受けながら反撃する戦法。
不動精神型
精神の安定が魔法強度に直結。
動じない性格が多い。
■ 雷属性(Lightning)
瞬間・判断・神経の象徴。
即断即決型
考える前に動く。
成功率は高いがリスクも大。
神経過敏型
感覚が鋭すぎる。
常に疲弊していることも。
演算魔術型
雷を数式として扱う。
魔力制御が精密。
天罰代行型
神や正義を自称することも。
思想が極端になりやすい。
■ 光属性(Light)
秩序・浄化・顕在化の象徴。
正義内包型
善悪の基準を自分に置く。
ブレないが、独善的になりやすい。
浄化特化型
呪い・不死・闇存在への特効。
対人戦では力を制限されがち。
顕示象徴型
光る・目立つ・祈る。
英雄や象徴として扱われやすい。
失光懐疑型
光の限界を知っている。
静かなトーンの人物。
■ 闇属性(Dark)
秘匿・否定・内面の象徴。
隠匿操作型
影・不可視・精神干渉を用いる。
裏方向き。
自己侵食型
魔法が自身を削る。
代償と共に生きる。
反秩序思想型
光や神へのカウンター。
世界観の裏面を担う。
静的観測型
戦闘より監視・封印向き。
存在感が薄いが重要。
■ 時間・空間・特殊属性(高位)
世界設定の中核。
制限付き管理者型
強力だが使用条件が厳しい。
物語的ブレーキ役。
観測者崩壊型
見すぎて人格が歪む。
狂気と知性の境界。
因果干渉実務型
戦闘より「結果」を操作。
倫理問題を常に抱える。
代替不可能型
唯一性が高い。
失われると世界が揺らぐ。
◇
筆者)続いて、種族別での性格をお願いします。こちらは階層別にもう少しバリエーションを加えても構いません。エルフやドワーフなどを中心に、ゴブリンや獣人などの共同体を作り得る種族でお願いします。
■ エルフ(Elf)
長命・自然・魔法文明を持つ種族。
◇ 上層(長老・貴族・高位魔術師)
時間超越観測型
数百年単位で物事を見る。
短命種の感情を「天候」程度に扱う。
伝統保全至上型
古代の誓約や儀式を最優先。
変化を「劣化」と認識する。
沈黙統治型
多くを語らず、決定だけを下す。
実は内面では葛藤が深い。
退廃享楽型
長命ゆえの倦怠。
芸術や快楽に沈む者もいる。
◇ 中層(学者・戦士・職人)
洗練実務型
無駄のない動きと判断。
短命種よりも「完成度」を重視。
自然共生現場型
森や精霊との関係を実務として扱う。
理想より調整を重んじる。
他種族観察型
人間社会に興味を持つ。
距離は保つ。
技術革新少数派型
変化を必要悪として受け入れる。
保守派からは警戒される。
◇ 下層(若者・放浪者)
焦燥若年型
長命社会の停滞に苛立つ。
短命種への羨望。
外界放浪型
外の世界で自分の価値を探す。
帰属意識は薄い。
文化逸脱型
伝統を軽視しがち。
個人主義。
■ ドワーフ(Dwarf)
鍛冶・地下・氏族社会。
◇ 上層(族長・長老・名匠)
技術信仰型
神より鍛冶を信じる。
成果が全て。
氏族記憶体現型
過去の失敗を忘れない。
復讐や誓約を重く扱う。
沈黙権威型
語らずとも威圧感がある。
背中で示す。
外界警戒型
裏切りを想定して行動。
◇ 中層(職人・戦士)
現場合理型
実用第一。
装飾より強度。
誇り堅守型
妥協を恥とする。
柔軟性に欠ける場合も。
仲間優先型
身内には過剰に甘い。
外来技術吸収型
人間技術を研究。
保守派と対立。
◇ 下層(若手・坑夫)
成果渇望型
名を残したい。
無茶をしがち。
閉塞突破型
地下社会に息苦しさを感じる。
放浪傭兵型
外界で腕を売る。
■ 獣人(Beastfolk)
種族混合の共同体を形成しやすい。
◇ 上層(族長・評議会)
群体調和型
個より集団。
感情を抑制。
力序列絶対型
強さが正義。
単純だが分かりやすい。
知恵老獣型
戦わずに導く。
若者に一目置かれる。
◇ 中層(狩人・戦士)
本能抑制型
理性で獣性を制御。
誇示戦闘型
勇敢さを示すことが社会的価値。
縄張守護型
外敵に対して過敏。
◇ 下層(若者・半端者)
本能逸脱型
文化に馴染めない。
他種族憧憬型
人間社会を理想化。
■ ゴブリン(Goblin)
小型・知恵・集団社会。
◇ 上層(族長・参謀)
計算統治型
力より知略。
損得勘定が鋭い。
実験志向型
危険な発明を厭わない。
外界交渉型
人間社会に溶け込む術を持つ。
◇ 中層(戦士・技術者)
模倣適応型
他種族技術を盗み改良。
集団戦特化型
個より連携。
短期利益型
長期計画を嫌う。
◇ 下層(若個体)
過剰模倣型
人間文化を歪に真似る。
脱走願望型
集団を離れたがる。
■ オーク/半オーク(Orc)
力と部族社会。
◇ 上層
武威象徴型
存在そのものが抑止力。
戦争忌避改革型
血の連鎖を断ちたい。
◇ 中層
武勲渇望型
戦場で評価されたい。
規律軍団型
粗野に見えて統率が取れている。
◇ 下層
暴発若年型
制御不能な衝動。




