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閑話〜あるーひ、森のなか、バケモノに、出会った…〜

ご覧頂きありがとうございます


⁇⁇年 ノリナト大陸 星降の森付近


大和が目覚めた星降の森から僅か10km程のところに長耳族(エルフ)の集落がある

僅か40名程の小さな村ではあるが、体内魔力保有量の多い耳長族は平均寿命が1000年を超えるから意外とちょうど良いのかもしれない

話は、村中央の長老の家から始まる


「ソフィアちょっと良いかしら?」

「はい何ですかお婆様?」


集落の最高齢長老エルダとその孫ソフィアが話している


「そろそろ塩が切れそうだからちょっと買いに…」

「急に黙ってどうしたの?お婆様」

「しっ!静かに!」


大和が謎のレーザーによって10kmの渓谷を築いていた

その時、エルダは悟った、耳長族なんか目じゃない程の高魔力の余波に震えた


「我々はちっぽけな存在だったのね…」

「えっ!何この感じ…」


耳長族としてまだ若く未熟なソフィアですら理解した、星降の森に化け物が生まれたと


「ソフィア!私は長老として村を守るため化け物と戦いに行きます!もし帰ってこなかった時には…」

「何で!いくらお婆様でも無謀だよ!それよりも逃げようよ!」

「いい?ソフィア、かつて私たちは元々いた大陸を追われこの地に逃て来た、しかしそれは相手が人族だったからだ、今回は逃げれるとは思えない、だから私が時間を稼いでる間にみんなを連れて逃げなさい!」

「いやだ!なら私も…」

トン!

「ごめんなさいエルダ、でもこれしか方法がないの、不甲斐ないお婆ちゃんを許して」


気絶させたソフィアを信頼できる村人に任せ、エルダは一人森へ向かった



森についたエルダは目を疑った


(何この渓谷?!こんな地形ではなかったはず…まさかさっきので!)


そう考えながらも警戒しながら森を進んでいると倒れている人を見つけた、そう大和である


「えっ!人族?でも何でこんなところに」


そうエルダが今いるノリナト大陸には亜人と呼ばれる種族はいても人族はいないはずだった


「とにかく助けないと‥え?」


その時エルダは倒れている人を中心に魔素が乱れていることに気づいた


(これは魔法を行使した後、それも高魔力の…まさか!)


エルダは気づいてしまった、そう全ての元凶は目の前で倒れている謎の人族であることに

どうしたら良いか分からないエルダはとりあえずこれ以上魔法を行使出来ないと判断し謎の人族を連れて村へ戻って行ったのであった




【エルフについて】

Q:何でエルフ表記にしなかったの?

A:特に理由はないけど、強いて言うなら由来が北欧神話だから異世界でそう呼ばれるのは変だよねって事

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