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第3話〜教師生活1日目〜

1時間遅刻しました!すいません!

朝、時間通り子供達が学校にやってくる中…


「あれ?バジマはどうしたの?」

「せんせー!バジマ多分寝坊してるよー!いつもそうだし…」

「どうせ楽しみで昨日遅くまで起きてたのが原因かと」

「…あのバカ…」


うーん…この場合どうすべきか…あ!そうだ


「みんな!早速魔法を使ってみるから見ててね」

『おーー!』

「今から魔法でバジマをここに転移させます!」


僕は新たに考えついた魔素を使ったソナーを利用してバジマの現在地を探った

えーっと確かバジマの家は…そうここらへんで…おっ!いた!ぐっすりだな、少し悪いけどまあ寝坊する方が悪いよね


パチッ!

ドサッ!


『す(げ)ごーー!』

「ふー、さてバジマ起きなさい!」

「んー?あれ?せんせー?ゆめ?」

「夢じゃないよ、早く目を覚まして!学校始まってるよ」


その後なんとかバジマに支度をさせて授業を始めた


「さて、今日からみんなに魔法を教えていくけど、魔法に必要なのはどんな物だと思う?」

「うーん?ソウゾウリョク!」

とミファー

「確かにそれも大事だね、他にある人?」

「はい、魔素との親和性ではないでしょうか」

とエリス

「おーそれも大事だね、他には?」

「はーい!気力が大事だって父ちゃんが言ってたぞ!」

「そうだね気力も大事だね、よし、これからみんなに学んでもらうのはイメージと魔素の使い方に関してだ」

『イメージと魔素の使い方?』


まあいきなりは分からないだろうな


「イメージがしっかりしていればしている程魔法の威力は大きくなるし気力の消費も少なくなるというわけだね」

「でも、イメージってどういうこと?」

「たとえばみんなはなんで火が燃えるかわかる?」

『うーん?』

「火は火だろ…」

「でも火が燃えるのに理由があるの?」


そう科学という学問は総じて現実の現象のメカニズムを解析して一般化する事が目的とされている

つまり科学を学べばより高威力で高効率な魔法ができちゃうわけで‥


「答えを言うと、火は空気に含まれる“酸素(・・・)”っていうものと燃料を使って燃えているんだ」

『さんそ?』

「そう、これからみんなには科学を学んでイメージを鮮明にしていってもらうよ」


その後手始めに火、水について教えてみると‥


「おおー!せんせー!水でたー!」

「俺も!すげー!」


驚いたのがみんなすぐに覚えて理解していった事だ

僕めちゃくちゃ苦労してたのに‥


「さて、みんなある程度出来るようになったみたいだね、明日からは魔法の他に算数とかも教えていくから楽しみにしててね、それでは解散!」


その後エルダさん宅にて


「子供たちはどうでした?」

「みんなすぐ理解して魔法を使えていたので、教え甲斐があります将来が楽しみです」

「ふふっ大和さんならそう言ってくれると思っていました、ところで会議の件なのですが日程が決まりました」

「おっ決まりましたか、いつ頃ですか?」

「一月後です、その前日ごろから私が魔法で転移して各種族長を連れてきますので、そこでお願いなのですが、もしよければ宿舎を作っていただけないでしょうか?」

「宿舎ですか?それは豪勢にした方がいいんでしょうか?」

「いえ、多少広めにしていただければ大丈夫です」

「であれば分かりました、作っておきます、土地は…僕の家の近くでいいですか?」

「はい!よろしくお願いします!」

「それでは僕はここらへんで…」


思わぬ仕事が舞い込んできたが、会議で認めてもらうためにも豪華な宿舎を作ろう

まあしばらくは無理だけど…

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