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12_逃げ場なし

 逃げるが勝ちとは言うけれど、逃げることは恥ずかしいし、敵前逃亡は明確に負けだ。

 けれど、負けはイコールで死ぬことではないし、幾たび逃げても、負けたとしても、生きてさえいれば勝ちに行ける。

 だから、いまは逃げてもいい。

 どんなに苦しくても、恥ずかしくても、悔しくても、それでも君が諦めなければいつか完璧な勝利を得ることが出来る。

 それが、「逃げるが勝ち」の心理で、真理だ。

 時に折れそうになったとしても誰かに支えてもらえばいいんだ。それは逃げでも恥でもない。

 今は俺がいる。

 もっといろいろ話をしよう。マーナミヤ。


「なんて少し説教くさすぎるか」

「ええ、なんだかシジくさいし、ちょっと格好つけすぎです」

「はは、君に会うために精一杯走ってきたんだ。少しくらい格好つけさせてくれよ」

「格好いいですよ。とても。王子様みたい」

「流石にもう王子様って歳ではないかなぁ」


 雑談に花が咲くが、今は戦闘中。

 『ブンッ!』と、空気が裂ける音がした。

 次の瞬間、大蛇の尾がゼンキチ達に向かって、振り下ろされる。

 巨大な柱のような尻尾が凄まじい勢いでゼンキチたちに迫る。もし、そのまま地面に叩きつけられれば、大ダメージは必至。


「なるほど。この動きにくい足場に、ド迫力な攻撃。いかにもボスって感じだ」


 もし、当たればの話であるが。

 大蛇の尾は、誰もいない泥沼を叩き、盛大に泥を巻き上げる。


「その代わり予備動作とモーションも大きいので、動きの予測はカンタンです! あっ! 少しだけ色の違う足場には注意してください。踏むと毒のドットダメージが発生します!」

「ああ、ありがとう。もう踏んでしまったよ!」


 いくら足場が悪かろうと攻撃が緩慢であれば、対処は容易だ。ただし、その足元に罠が敷き詰められているなら話が変わってくる。

 毒沼によるドットダメージは、毒沼から出てしまえば数秒で効果が切れるものだった。しかし、それは徐々にでも確実にこちらの体力を苛んでくる。

 加えて……。


「か、硬いなぁ! こいつ!」


 ゼンキチは、大蛇の纏う鱗の硬さに驚愕する。

 振り下ろされた尾に向かい剣を振るが、あまりの硬さに剣を握る手の方が痛みを感じた。

 案の定、目に見えたダメージはない。


「悪い足場に、紛れる毒沼、加えて攻撃を弾く硬い鱗か……。なんていやらしいやつなんだ」


 なるほど。マーナミヤが苦戦するのも得心がいった。


 ゼンキチから見てマーナミヤは、臆病で不安定でまだ幼いイメージだったが、そのプレイヤースキルは舌を巻くものだった。

 なんせ、あの大蟷螂ロアマンティスの一撃を初見でいなしてのけた。

 しかし、この大蛇との相性は最悪だった。

 回避とカウンター主体のゼンキチと違い、マーナミヤは盾を使った堅固な受けと守りを主体とし、着実に勝ちにいくことを得意としている。

 だが、高い防御力も状態異常の固定ダメージの蓄積の前には無力で、攻撃面でも決定打に欠けている。加えて大蛇の特性により逃走行為を強制的に禁止されている。

 開発運営の「遭遇したが最後、絶対に戦わせてやる。逃がしてなるものか」という強い気概を感じる設計だ。


「もっともNNPC(俺たち)からすれば、その特性こそが相性最悪で、厄介なんだが……!」


 開発陣の思惑に悪意があろうと、このセカイがゲームである限り、突破口が設計されてないわけがない。

 なればこそ、これは開発が用意した試金石。この程度の序盤ボスを乗り越えられない者は、この先必要なし。という明確な試練である。


「どこかに……。きっとどこかに弱点があるはずだが……」

「鱗は基本的にどこも硬いです。すれ違いざまに何度も斬りつけたけど、てんで手応えがありませんでした!」

「弱点、動物の柔らかい部分といえば眼球と体内だが、こうも巨体だと中々攻撃が届きそうもない。丸飲みされるわけにもいかないし……」

「どうします? 闇雲に弱点を探しても先にこっちが倒れてしまっては元も子もないです」

「ん~……。とすれば無理やり弱点を作るしかないか。一点に攻撃を集中して、部位破壊を狙う。上手くタイミングを合わせよう」


 ゼンキチがロアマンティスの大鎌を壊したように同じ部位にダメージを与え続ければモンスターの体にも傷が残る。

 モンスターや部位によって必要なダメージ量が異なるため、簡単なことではないが、わかりやすい勝ち筋として、ゼンキチ達は部位破壊を狙うことにした。


「ゼイッ!」


 巨体を呻らせ突進してくる大蛇を躱し、向かって右側、頭部付近に渾身の突きを放つ。

 スキル【シャープピアス】、青白いスキルの光と赤いダメージエフェクトが混じって光り、硬質な物体がぶつかり合う甲高い音が響いた

 比較的どんな刀剣でも発現可能でオーソドックスな刺突属性の攻撃スキルだが、刺突属性であるがゆえ、ダメージの一点集中には最も適している。


 ガギン。ゼンキチに続いてマーナミヤのシャープピアスも同様の箇所に刺さる。


 硬い鱗に阻まれて手応えはない。

 しかし、二人の息はピッタリで、泥沼の上であっても軽快だった。


「このまま攻撃を続けていこう!」


 年甲斐もなく……、元々有って無いようなものではあるが、高揚している。マーナミヤは、俺の突いた箇所を精密に重ねてくる。先ほどまでの狼狽も嘘だったように、落ち着いていて、素の技量はやはり抜群だ。ああ、このセカイに来られてよかった。途轍もない敵、頼れる仲間、リアルなスリル。なんて楽しいんだ!


 ゼンキチの頬は緩んでいた。


 気持ちが落ち着いている。さっきまでが嘘のように。回復手段がなくなった不安はまだあるし、今も敵の硬さに手が痺れてる。劣勢には変わらないのに、隣にゼンキチがいるだけで安心している自分がいる。やっぱりまだ死にたくない!


 マーナミヤの目に光が戻っていた。




 何度かの攻防が過ぎた頃。

 大蛇の攻撃は変わらず大雑把で、躱しては突く、躱しては突くを繰り返した。

 硬い鱗であっても攻撃を受け続ければ(ひび)も見えてくる。


「先にこちらの手がイカれるかと思ったが、やっと光明が見えてきたな」

「さらに続けましょう!」


 ブスリと。脳筋作戦が功を奏し、マーナミヤの剣が鱗を貫いた。

 初めての手応え。痛みに悶え、大蛇はその巨体を揺らす。


「え!?ちょっ!待って!」

「マーナミヤっ!?」


 しかし、突き刺さった剣が抜けなくなってしまい、マーナミヤはのたうち回る大蛇にしがみつく形で振り回される。


「モーションの変化、発狂状態!?とりあえず受け止めるからなんとかこちらに飛べ、マーナミヤ!」

「そ、そんなこと言っても、こんな高さから落ちたら下手したら落下ダメージで……!?」

「多少の高さならこの沼地がクッションになって衝撃を吸収してくれるはず。慣性は俺がなんとか受け止めるから大丈夫だ。怖かったら目を閉じてていいから頑張ってこちらへ来るんだ……!!」


 一瞬の逡巡。覚悟を決め、目を閉じるマーナミヤ。


「ええい! 信じますよ、ゼンキチ!」


 意を決して、剣を放し、マーナミヤが飛んだ。

 飛ぶというより落ちるに近いが、ゼンキチは全力でその落下点目掛けて駆ける。

 スキル【軽身功】。体重を空気のように軽くし、飛ぶように走ることのできる移動系のスキル。持続時間は熟練度により、鍛えれば空を蹴ることもできる。

 ゼンキチの軽身功は、未熟であるが、マーナミヤの下まで駆け寄るのには十分だった。


「ふぐう……!!!!!」


 捕まえたマーナミヤを落としてしまわないようにしっかりと抱き、衝撃に耐えるため、ゼンキチの口から少し情けのない声が漏れる。

 リアルならぎっくり腰じゃ済まないな。腰に幻痛を覚えながらもまたなんとか危機を脱することができた。


「ふう、ありがとうございました……。あのぉ……重かった?」

「いや、まあ、なんだ。鎧の所為だと思う……?」

「デリカシー」


 マーナミヤを受け止めた代償にゼンキチのHPは少し減った。

 さておき。コホンと一呼吸おいて、マーナミヤが呟く。


「あんなところに剣を置いてきてしまいました。順調だったのにどうしましょう?」

「モーションの変化が見えたってことは、確実に押しているはず。弱点は明確になったし、とりあえず作戦はそのままでいこう。マーナミヤはできるだけ俺の傍でフォローしてくれると助かる」


 より一層激しさを増した大蛇の攻撃は、先ほどまでの直線的なものから変化し、突進にはうねりが加わり、不規則な挙動を描くようになり、カウンターを合わせるのも難しくなる。地面に突き立てた尻尾を軸に巨大を滑らせ、前方広範囲扇形に薙ぐような面の攻撃までしてくるようになった。


 とはいえ、序盤ボス。巨体で派手な攻撃だけあって迫力はあるが、隙がないわけではない。

 余程の理不尽設計でもない限り、敵の攻撃モーションの後には、こちらの攻撃を刺し込む隙があり、それさえ見極めることができれば、ターン性RPGほど明確ではないが、アクションゲームでもターン性の形となることが多い。


 メタ的に考えると、良ゲー越えて約束された神ゲーであるアイオーンが、ユーザーから余計なヘイトを稼ぐだけの理不尽序盤ボスを設計するわけなどなく、そのことに気づかないほどゼンキチも素人ではない。

 モーションの変化した突進もカウンターのタイミングが変わっただけであって、落ち着いて回避し、攻撃の後隙を叩けばいいし、一見回避の難しそうな範囲攻撃であっても、予備動作中に勇気を持って前に出て、軸先の尻尾よりも奥に行ってしまえば当たることはなく、反撃し放題である。


「マーナミヤ、剣は引っこ抜けそうか?」

「無理ですね! ならいっそのこと……。えいや!」


 マーナミヤの盾が青く光る。

 ガツンと一撃、大蛇に刺さったままの剣をマーナミヤは、スキル【シールドバッシュ】で強く叩いた。

 木の幹に釘を打つように、半刺しの剣が根元まで突き刺さる。


「おお、容赦のない。でも結構効いてるみたいだぞ」


 大蛇の巨体は、痛みに反応し、瞬間的に跳ね上がった。落雷に打たれたかのようにビクンと動いたかと思うと、次の瞬間には尾を振り乱しながら、苦痛に喘いでいる。


「そろそろ最終戦かな」


 一通り暴れた大蛇は、落ち着きを取り戻すと蜷局を巻く。

 その様子は、かの大螳螂(ロアマンティス)が最後に繰り出してきた突進を想起させる静かで堂々としたものだった。


 最後の一撃は、殊更激しい。


 ロアマンティスと戦った時の経験から、ゼンキチは次の一撃が大蛇の最後の攻撃であり、あの時と同様に強烈な一撃が来ることを悟る。


「覚悟しよう。たぶん凄いのが来る」

「ごくり……」


 覚悟を決めたことが、逆に運の尽きだった。

 身構えることにより硬直する身体。その隙を見逃さず、死を告げる大蛇の眼差しがゼンキチ達を刺す。

 蛇に睨まれた蛙が、恐怖に身が竦み動けなくなるように、必殺を誓う大蛇の眼光はゼンキチ達の行動を縛った。


 違和感に気づいたときには、もう遅かった。

 無慈悲にもデバフの表示がゼンキチとマーナミヤの眼前に浮かび、行動阻害バインドされていることに遅れて気づく。


「動けない……! ゼンキチ、これって……?」

「ここに来て、行動阻害だとッ!?」


 マーナミヤが焦りの声を上げ、ゼンキチも驚愕の表情を浮かべる。


「なんとかしなきゃ……どうしよう!?」


 マーナミヤの声には絶望が滲んでいた。

 鎌首をもたげる大蛇の一際嗜虐的な笑みが焦りを増長させる。

 ゼンキチも必死に考えるが、身体が言うことを聞かない。

 残り5秒をカウントする行動阻害のデバフ表示が、命の刻限。このカウントダウンがゼロを告げれば、必殺の一撃が迫ることは自明の理だった。


 5。大蛇は体をたたむ。

 4。それは引き絞られる弓のようで。

 3。時間を最大限に使い、最高の力を秘めている。

 2。ここで、ゼンキチは目を閉じた。

 1。間延びする時間、束の間の静寂、ゼンキチの選択は決まっている。

 0。蛇弓は放たれた。


 そして、マイナス0.1秒。

 最大最高のテンションから放り出された大蛇の巨体は矢となり、地を這う蛇は低空を飛ぶ。

 瞬く間に飛来するそれは、およそ1秒もすればゼンキチとマーナミヤを轢き裂くだろう。

 だから、ゼンキチはマーナミヤを足蹴にし、大きく横に蹴飛ばした。


「ゼンキチ、何を!?」


 目まぐるしく動く状況に最早マーナミヤの思考はついてくることができない。

 初めからこうすると決めていたゼンキチだからこそ、デバフの解除からコンマの時間で行動を起こすことができた。

 ゼンキチの目論見通り、大蛇の直線上、攻撃範囲からマーナミヤは外れた。


「ひとまず目論見通り。が、ここから避けるのは、もう不可能か……。なら、後は野となれ山となれ、真っ向勝負と行こうか……!」


 ここから先、カウントの間に合わないコンマの世界。一度(ひとたび)の瞬きも命取り。

 ゼンキチは目を見開き、猛然と迫る巨体を目で追う。

 ろくに剣を構える余裕もない。態勢を整える暇もない。


 尚もゼンキチは、これでもかと笑っていた。


 大蛇がゼンキチに着弾する少し前、ゼンキチは裂帛の気合の下、青白いスキルの光を纏う剣で空を突き、()()()()()

 剣と大蛇が接触する瞬間、その一瞬が永遠のように感じられた。


 次の瞬間、大蛇の鼻先に剣が触れ、青白い閃光がスパークする。

 一人と一体の衝突、迎え撃つ剣は大蛇の鼻先に深々と突き刺さるが、一度付いた勢いと慣性を殺すには至らない。

 衝撃をもろに受けたゼンキチは、後方に吹き飛ばされた。


「お前を殺し切るまで、この手はこの剣を話すことはないぞ。どっちが先に逝くか我慢比べだ!」


 剣を握るゼンキチの手は、万力のように固く、吹き飛ばされようと、張り付くような形で振り落とされぬよう粘り続ける。

 ゼンキチの体力は既に最後の一メモリ。食いしばりの発動によって生き永らえているだけで、振り落とされればデッドエンドだ。

 ふと、ゼンキチと大蛇の目と目が合う。水晶のような大蛇の目に、笑っている自分が映し出されているのを目にし、その瞳の奥に大蛇の恐怖に怯える光が見てとれた。

 そして、その光にゼンキチは勝利の希望を見出した。


「今だ!」


 その希望が力となり、ゼンキチを突き動かす。

 やがて動きを止めた大蛇に対し、軽く息継ぎを行った後、深々と突き刺さったままの剣を上へと向かってぶっきらぼうに斬り裂いた。

 大蛇の上顎がゼンキチの一撃により引き裂かれ、鮮血が吹き出す。吹き出す血に反比例するように大蛇の命の灯火は目減りし、遂には尽きようとしていた。


 決着のとき、最後に空に向かって放った大蛇の声にならぬ絶叫は、敗北の悔恨か、勝者への礼賛か。


 限界を超え、息も絶え絶えなゼンキチはその場にしゃがみ込んだ。固く握った手は、まだ剣を話すことを拒んでいるようにきつく結ばれている。


 力尽きた大蛇は、地面に崩れ落ち、やがて光の粒子となって空に消えていく。

 ゼンキチは、一つため息をつき、力なく笑いをあげた。


「あ~はっはっは!!」


 勝利の余韻に浸る暇もなく、ゼンキチはマーナミヤの方を見て、声をかける。

 その顔は、どこか晴れやかで、誇らしく、申し訳なさそうな表情だった。


「あ~、まあなんだ。君は悪くない」


 申し訳なさそうに頬を搔きながら、ゼンキチはそう言い残し、マーナミヤの前から姿()()()()

 光の粒子となったゼンキチは、大蛇の後を追うように空に吸い込まれていった。


 マーナミヤは、何も言うことができなかった。声の出し方を忘れてしまったかのように。


 戦いが終わり、急に現れた静寂に耳が痛い。

 晴れ渡る空、雨など降っているわけもなし、マーナミヤの頬に赤い水滴が伝う。

 大蛇の残した血液を浴びたマーナミヤの体力は、一つ減っていた。


余談です。

逃げ場なし(ノーワンエスケープ)の出現には割とゆるゆるの条件があります。一度町に入った後、同じ道を引き戻ることでエンカウントします。一度目は確定エンカで、それ以降はランダムエンカ。

出現条件的にも町に入った後(大概の場合、リスポ地点の更新をした後)であり、デスしてもリスポ地点から近いから何とかなるなる!という理由で初見殺し性能が高く設計されていて、名前負けしないように逃走系スキルの阻害というパッシブ特性も搭載されています。

基本的に一般プレイヤーが遭遇するであろう序盤では、逃走系スキルの習得は想定されておらず、ファストトラベルも開放されていないため、ノーワンエスケープの特性は序盤一般プレイヤーにとっては気づかれないレベルの死に特性ですが、NNPCであるゼンキチたちにはこれ以上なくメタ性能でした。

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