表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/155

黒き王の憂鬱 2

「楽しい! 今回もいいサブストーリーになるよお」


「メインはあるの?」


「もっちろん、こんな小さいのじゃないよお」


 小さいか……スロポスさんのだって、そりゃ小さい事だろうね。小さな国の小さな村での小さな事件、でも当事者には……大きすぎるんだけどさ。


 これで大きい事ってなったらどうなるの? そして、リロが喜んでるってことは……また心が重くなるんだろうね。やだなあ……かといって動かないわけにもいかないしなあ。


「しっかりして」


 プリアが背中……というより身長の関係で腰を叩いてきた。ありがとう、けど、プリアにもこう、知識方面で助けてもらえるとその……。


 おれたち二人はニックライを目指して歩いて行った。これも普通に魔法とか車とか(あの車じゃなくて動物に引かせるようなの)があるらしいってリロが教えてくれた。それだって、スキルをあげたりお金で借りたり買ったりしないとだめだけど。


 確かにそうじゃないと……これはちょっと面倒すぎるよね。ずっと歩いてるだけだし、時間がかかりすぎる。


 それと、普通にモンスターとか盗賊が出て来る。いやさ、そういうものかもしれないけど、こうして現実と全然区別がつかない風景の中で頻繁にあうと、なんかシュールだよね。いくらなんでも数が多すぎるよ、そうじゃないとレベルアップとかに差しつかえるにしてもさ。


 まあ、プリアのおかげで圧勝なんだけどね。


 もう一つ、お金とか素材とかは経験値と違って、自分で取らないといけないんだよね……。なんか死体あさりしてるみたいでやだ……それに慣れてくおれもやだなあ。


「レベルがあがったわよ!」


 まあ、方針はやっぱろ情報&状態異常対策だよね。女神たちの気まぐれ(ソルタ・レーオ)が二人とも火力があってよかった。


 あとはチクバさんたちのためのお金と、腕力なんとかしないと。

 

 レベルアップのおかげで、さすがに剣も重くて持てないほどじゃなくなったけど。本来ならこの倍の力があったはずなんだもん。


 プリアのはいいなあ、シンプルに強いもんなあ。


 それと装備、拠点、戦力……ああ、やることが多すぎてまた混乱してきた。


 焦らない焦らない、いやのんびりしちゃだめだけど、何を優先するかしっかり決めておけば大丈夫なはず。


 リロが言ってる通りなら、平凡な人しかいないんだからそう簡単に……はあ、おれもその一人なんだよなあ。なんかこう、才能ってないものかなあ。頭も剣も普通で……魔法は……でも、戻ったら魔法なんかないもんなあ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ