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8話 やっべ、大氾濫忘れてた

















ゲルトってここからどれくらいの距離?




『街道を行くならば5日ほどですが、御主人様マスターなら新たな魔法を生み出せばもっと早く進めるのでは?』



作ってみるか、新しい魔法。転移系か飛行系なんだけど転移系はS級認定されそうで使えない可能性がありそうなんだよね。飛行系で行くか。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

夢想の書(レヴェリーテキスト)

魔法名:天舞翼カエルムアーラ

詠唱:①天人が如き我が天舞

②竜をも超える我が飛躍

③天を翔けるは我が天舞翼アーラ

④顕現せよ

難易度:C級魔法

効果:空を舞うことのできるほど精密な魔力で作られた翼を顕現させる。無詠唱で持続時間100分、詠唱毎に+20分

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



よし、C級魔法に認定されたな、早速使っていくか、



「”天人が如き我が天舞”


“竜をも超える我が飛躍”


“天を翔けるは我が天舞翼アーラ


“顕現せよ!”


天舞翼カエルムアーラ”!」




俺の背中に黄金に輝く天使の翼が現れ、頭に金の輪が浮き上がる。黄金に輝く翼は明るさを調整することができ、段々と純白の翼に落ち着いた。どっからどうみても神々しいなこれ。





とりあえず空を飛ぶ。翼に羽ばたくようにイメージを送ると翼はパタパタと俺を天空へ誘う。高度50メートルほどまで来たところ、どれくらいの速度で進むのか試してみる。最高速度で翔ぶイメージをするとビュン!と音を鳴らしがら、とてつもない速度で空を飛んでいる。





「ラス先生っ!今時速どんくらい出てますか?!」





『現在高度54メートル、時速324キロです。これならすぐにゲルトに着きますね。ま、ゲルトでは冒険者登録どころではないでしょうけど。』




え?なんで?




『眼下をご覧下さい。先程の御主人様マスターの威圧により大氾濫スタンピードが起こっています。おそらくゲルトの街は壊滅するでしょう。』



やっべ、大氾濫スタンピード忘れてた

まじかよ、やっべえな!ゲルトが駄目ならどこ目指せばいいんだ?




『ゲルトの北部にある街、セーラですね。おそらくゲルトが壊滅したら始まりの森の魔物モンスター達は始まりの森に戻るでしょう。どうせ御主人様マスターはゲルトがどうなっても気にしないでしょうし』




そうだな、もう一度進化したらセーラに行くとしよう。下に威圧を放ったら数匹は死ぬかな?




『現在Lv4ですので下にいる獅子を一体でも倒せば進化できるでしょう。あの獅子はA級上位の魔物モンスターですので。下の1部に威圧をかけることはできます。広範囲より1点の方が威力は高まりますよ。』




了解!あれだな、獅子の魔物モンスター。俺はあの獅子に向かって死ねという意思を込めて威圧するととてつもない圧力をかけられたかのように地に伏し怯え始める。もっと威圧を込めるとそのままぐったりと動かなくなった。



『進化上限に達しました。進化を開始しますか?』


ポイント振り分けたらね。ま、いつも通りに振り分けるとしてこんな感じか?



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■名前:フォルトゥーナ

■種族:ドラゴニックアニマE級

■ステータス

LV:10(MAX)

HP:182

MP:314

攻撃:76

防御:76

敏捷:162

固有スキル:夢想の書(レヴェリーテキスト)Lv1

サポート機能(人工知能ラプラス)Lv2



種族スキル:不老Lv−

変化Lv−(人、龍、小鬼ゴブリン、獅子)

浮遊Lv−

吸収Lv−

《鬼の因子》

《龍の因子》

《人の因子》


スキル:鑑定Lv15

偽装Lv15

剣術Lv15

威圧Lv15

殺気Lv1

洗脳Lv10

収納インベントリLv10

隠密Lv10

加工Lv1

分裂Lv2

並列思考Lv2

◾️状態:カタルシスの呪い(特大)

オーメンの呪い(特大)

◾️称号:転移者 呪われし者 チート野郎 龍殺し 非情者

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



これでいいか。あとは進化先はどんなのがあるんだ?


『現在の進化先は

絶望竜ディスピアードラゴン

大鬼オーガ

人間ヒューム

④獅子

の4つです。ゲルトの街を救わずに無視することで手に入った称号非情者により特殊進化先①絶望竜ディスピアードラゴンを獲得しました。その他は弱体化するので論外です。』



じゃ、弱体化するなら絶望竜ディスピアードラゴンだな。絶望竜ディスピアードラゴンってどんなやつなんだ?



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◾️種族:絶望竜ディスピアードラゴンB級

◾️説明:自我があり、人間に絶望を与えたアニマ種にのみ現れる個体。


神々の中で理論上存在するとされ、実際に誕生したのは個体名フォルトゥーナが初。


絶望竜は希望が絶望に変わる瞬間を好むといい、生命を生命と思わないことが多い。


姿形は漆黒の鱗に金の瞳で縦10メートル翼を広げた状態で横12メートルほどの大きさ。元の姿である霧にもなれる。



モンスター脅威度では上位3位のB級。人々に絶望を与えるため脅威度は高い。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




かなりやばいな。希望が絶望に変わる瞬間が好きとか偏見だろう。ま、いいや。とりあえず進化しよう。進化の時に光を出さずに人型のままって出来る?



『もちろんです。人型の時進化したら周りに正体がばれますからね。では進化を開始します。』




何も起こらなかった。え?進化したの?



『完了しましたよ。ステータスをご覧下さい。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■名前:フォルトゥーナ

■種族:絶望竜ディスピアードラゴンB級

■ステータス


進化ボーナス

E→D150P

D→C200P

C→B250P


獲得予定経験値

D級時点9×40=360

C級時点9×50=450



合計1410P


LV:1

HP:182

MP:314

攻撃:76

防御:76

敏捷:162

固有スキル:夢想の書(レヴェリーテキスト)Lv1

サポート機能(人工知能ラプラス)Lv2



種族スキル:不老Lv−

変化Lv−(人、龍、小鬼ゴブリン、獅子、霧)

浮遊Lv−

竜鱗Lv1

絶望竜の咆哮(ディスピアーブレス)Lv1

呪息Lv1

吸収Lv−

《鬼の因子》

《龍の因子》

《人の因子》


スキル:鑑定Lv15

偽装Lv15

剣術Lv15

威圧Lv15

殺気Lv1

洗脳Lv10

収納インベントリLv10

隠密Lv10

加工Lv1

分裂Lv2

並列思考Lv2

◾️状態:カタルシスの呪い(特大)

オーメンの呪い(特大)

◾️称号:転移者 呪われし者 チート野郎 龍殺し 非情者 ユニーク個体

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ボーナス多すぎだろ、歴代魔王超えるんじゃね?まぁ、普段通りに振り分けて、これでいいかな?



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■名前:フォルトゥーナ

■種族:絶望竜ディスピアードラゴンB級

■ステータス

LV:1

HP:464

MP:878

攻撃:217

防御:217

敏捷:444

固有スキル:夢想の書(レヴェリーテキスト)Lv1

サポート機能(人工知能ラプラス)Lv2



種族スキル:不老Lv−

変化Lv−(人、龍、小鬼ゴブリン、獅子、霧)

飛行Lv−

竜鱗Lv1

絶望竜の咆哮(ディスピアーブレス)Lv1

呪息Lv1

吸収Lv−

《鬼の因子》

《龍の因子》

《人の因子》


スキル:鑑定Lv15

偽装Lv15

剣術Lv15

威圧Lv15

殺気Lv1

洗脳Lv10

収納インベントリLv10

隠密Lv10

加工Lv1

分裂Lv2

並列思考Lv2

◾️状態:カタルシスの呪い(特大)

オーメンの呪い(特大)

◾️称号:転移者 呪われし者 チート野郎 龍殺し 非情者 ユニーク個体

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



『今は竜形態になれるのですから人間を殺す魔王になるものとして竜形態で脅しながらセーラに行きませんか?』



そうだな、天舞翼カエルムアーラ必要なかったな。竜形態になって空を飛ぶのもあんま変わらないしな。




俺は新しく覚えたスキルを飛行中に使う事にした。飛びながら大氾濫スタンピードに向けて絶望竜の咆哮(ディスピアーブレス)を放つ。




口を開いてそこに魔力を集中させる。高密度な魔力が口の中で球体を成すと同時に一気に地面に向けて放つ。ゴゴゴゴゴォォォォォと轟音を発しながら真っ黒な光線が大地を破壊する。




見ただけで数十体は倒しただろう。俺は次に呪息を放つ。溜息のような息が黒く染まり地に堕ちる。




御主人様マスター、呪息の効果はこの息がかかった相手に呪いの効果を付与することかと思われます。眼下に蔓延る戦闘馬バトルフォースにかかったのを調べた結果、

状態に石化、麻痺、毒、火傷、出血、凍結、睡眠、混乱、幻覚、魅了のうち3つがランダムで付与されていました。』




かなり使えるんじゃないか?絶望を見せる竜なんて面白いにもほどがある。そうして俺はセーラへ向かっていった。



























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[気になる点] 実際に誕生したのは と書いてありますがまだ進化してないのに と思いました アンチじゃないです [一言] 書くの頑張ってください
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