予定
起きた。今日は王城で風呂作りがある。予定があるのは久しぶりだな(笑)。まあいつも予定は詰まってるけど(笑)。そんなことないか(笑)。それはいいとしてご飯作りだな。飯は大事だ、メシメシ。起きた。ちゃびが引っ付いてる。丁寧に引きはがして起こす。朝だよーーー。っと。起きた。お目目ぱっちりだ。くりっくりしている、可愛い。顔を洗う。みんな元気だ。朝から溌剌としている。大いに結構結構。かわいい、わんぱく達だ。拓郎の身体は遊具と化している。ちゃびが上って大変なことになっている。ちゃびちゃびパニックに陥っている。
それも厨房までだ、厨房に着くと離れていく。一部きかんぼうもいるが概ね離れた。早速取り掛かりますか。最後のちゃびをサーシャが引きはがしていく。どっちも楽しそうだった。まあいいが。そしたらご飯を炊く。みんなは味噌汁と付け合わせのおかずを作る。塩じゃけだった。だったというか、”塩じゃけにした”のほうがしっくりくるがまあいいだろう。今日は王城に行くので他の予定はない。あったかもしれないが、今は大丈夫だ。詩織も連れて行こう。
「詩織、今日は王城に行くんだけど、一緒に行くか?」
「え、はい、行く!行きたい!!」詩織
「詩織さんも行くんですね!!ご一緒します!」翔太
「ああ、じゃあ三人で行こうか。飯食ったら出発な?」
「「はい!」」
いそいそとご飯支度をする、出来たら順番にご飯を食べて行く。詩織と翔太は最後だ。いつものみんなで揃ってご飯を食べる。いただきますをして食べる。食べている最中にもちゃびがまとわりついてくる。適当に構ってあげながら食事をいただく。うん、今日も美味しい。鮭の塩加減が絶妙だった。俺は手を加えてなかった。マリオ流石だな。ユリウス達も流石だな。好きなだけはある、好きこそものの上手なれだな。旨い、上手だ。
他の子達も好きなことを見つけてくれればいいな。本当に心から思う。願っている。それはいいとして、今はご飯だ頂きますをして食べる。うん、美味しい。流石だな。良いセンスだ(いい声)。料理は基本と応用だからな、今の所応用は見られていないが、上手くやりそうな気がする。自信を持っていいと思う。これだけ再現できるなら見込みはある。
とかなんとか思っていることを伝えた。嬉しそうに、片づけに戻っていった。今日は、王城に風呂を造りに行くのだ、早めに行こう。ご飯を食べた。元気百倍アンパンマ〇!(笑)。俺は元気だ。良し、行こう。っと。
「詩織、翔太行くぞ?準備はいいか?」
「「はい!」」
「あ!ちょっと待ってお化粧する!」詩織
「いらないだろ?」
「い、いる!ちょっとだけ待って!!」詩織
「わかった、片づけはしとくからさっさと行ってこい。」
「はーい!」詩織
待つこと10分。
「お待たせしました!」詩織
「ああ、準備はいいか?」
「「はい!」」
という事で、歩いて王城へと向かった。道中、店を冷やかしながら歩いた。そうこうしているうちに着いた。大きな門に向かう。すると、衛兵が気づいた。
「これはこれは、迷い人の皆さん、ようこそ、陛下にお会いになられますか?」兵士
「はい、お願いします。今日はまず、お風呂の改装をしますので案内お願いできますか?」
「はい、では、こちらへ。」兵士
そう言って前を歩く兵士。チラチラとこちらをうかがってくる。ん?ああそうか、シュークリームね。あとで持って行きますと伝えるとほっとしたように息を吐く兵士さん。仲間に頼まれてたんだろうな、可哀そうに。一個あげよう。紙に包まれたシュークリームを一つ渡す。歩きながら食べる兵士さん。良いのだろうか、職務中に食べて・・・。まあ、いっか。俺は知らん振り。振り返ると一言。
「美味しいです、お代わり。」兵士
「はいはい、どうぞ。」
「どうも!うめぇーー!」兵士
「ははは、気持ちがいいですね。」
「ありがとうございます。これ、旨いっす。」兵士
「よかったよかった。はいもう一個。」
「あざっす。うめぇーーーーーー!!なんぼでも食える!」兵士
「うんうん、よく食べて良く寝てください。」
「うっす!!ここです、」兵士
「はい、ありがとうございます。」
早速工事を始める。部屋を大きくする。上の階は何もないことは調べてある。そのため、吹き抜けを作り、ウォータースライダーも作った。そしたら陛下がいらっしゃった。
「おおー!タクロー、よくぞ参ってくれた、感謝する。」モルト
「陛下、もったいなきお言葉。」
「こんにちは、陛下。」翔太
「初めまして、陛下。詩織と言います。」詩織
「おお!おお!ごきげんよう翔太。こちらこそ、シオリ、私はモルトだ。」モルト
「ええ、よろしくお願いいたします。」詩織
「ああ、よろしく頼む。」モルト
「陛下、滑り台もご用意いたしました、どうぞお試し下さい。」
「ああ、何やら楽しそうな物だな、ありがたく使わせてもらおう。」モルト
「水鉄砲もご用意いたしました。水着もありますゆえ、配下とお楽しみください。」
「ああ、そうさせてもらおう。楽しみだ。」モルト
「サウナや打たせ湯もあります。お楽しみください。」
「なに?サウナ?打たせ湯?それはなんだ?」モルト
「サウナは蒸気のお風呂です。打たせ湯は高い所から落ちてきたお湯を肩に当てるお風呂です。」
「おお!そうかそうか、それは良いな、早速入ってみよう。」モルト
「ここに水着がありますので更衣室で着替えをなさって下さい。」
「うむ、分かった。」モルト
「では。」
「あい分かった。」モルト
メイドと共に海パン姿で入ってくる陛下。その姿は何とも似合っている。筋肉のしっかりした腹筋に胸筋。上腕二頭筋と三頭筋、背筋に僧帽筋、大腿筋に素晴らしいふくらはぎ。何とも均整の取れたスタイルであった。
「素晴らしい肉体ですね、陛下。」
「かっこいい・・・。」翔太
「服の下にこんな肉体が・・・。」詩織
「よせよせ、褒めるな褒めるな(照れ)。」モルト
「まずはお風呂にどうぞ。」
「ああ、そうさせてもらう、ありがとう。」モルト
「いえいえ。」
「あ”あ”ー!気持ちいい!なんという心地よさだろうか、久しぶりのお風呂だ、贅沢だな、素晴らしい。タクローありがとう。」モルト
「もったいなきお言葉。」
「次は滑り台とやらに行こうか!」モルト
「はい!」
「ここを上るのだな?よいよい、ワクワクしてきたぞ。」モルト
「はい。登って一息つきましたら、滑り台に座っていただいて、そのまま滑るだけでございます。」
「そうかそうか、簡単なのだな、よし、座ろう、うむ、ワクワクが止まらぬな、えい、行くぞ、とら!」モルト
すると猛スピードで降りてくる陛下、何とも楽しそうだ。
「うぉーーー!!!これはいい!楽しいぞタクロー!」モルト
「はい!お楽しみください!水鉄砲もありますよ、どうです?陛下。」
「む、うむ次はそれをしよう。」モルト
そう言って水鉄砲をつかむ陛下。そして相手は水着に着替えた見目麗しいメイドたち。スタイルも抜群だ。そんな女の子達を陛下の銃が襲う。きゃいきゃい逃げ回るメイドたち。随分と楽しそうだった。これは混浴をしたらもっと儲かるかもな。それはいいとして、そろそろ次はサウナだな。
「陛下、次はサウナにしましょう。」
「む、そうか?楽しかったのだがなぁ。まあ良い次に行こうではないか。」モルト
「はい、ではこちらの個室になります。どうぞ、手元のレバーで蒸気の量を選択します。やって見てください。俺らは外にいますので、倒れないように気を付けてください。では。」
「うむ、あい分かった。」モルト
「陛下、お供します。」メイド
そう言って入っていく二人。30分くらいして出てきた。汗びっしょりだった。そして水風呂に入ってもらう。
「くぅーーーー!!いいなぁ!!体が活性化しているようだ!」モルト
「陛下、水も忘れずにお飲みください。」
「わかった。水を。」モルト
「はい。」メイド
メイドさんと一緒に水風呂に入っている、気持ちよさそうだった。なかなか良い感触だった。陛下も満足だろう。オーケーオーケー。それではあとは楽しんでもらおう。
「陛下、我々はこれにて・・・・。」
「おお、うむ、一緒に食事などはどうかね?」モルト
「はい、ではご一緒します。」
「「ご一緒します。」」翔太 詩織
「うむ、ではタクローの手料理が食べたいのだが、良いか?」モルト
「陛下、それでは、断りようがありませんよ。」執事
「わかった、すまぬが、手料理をごちそうしてはくれまいか?」モルト
「はい、喜んで。」
「陛下・・・。もう何も言いますまい、しかし、嬉しいのは分りますが、今後気を付けて下され。」執事
「うむ、あい分かった。早速飯じゃ。」モルト
「では先に、食堂に向かっております。」
「うむ、すぐに着替える、待っておれ。」モルト
「はい、準備して待っております。」
「ではな。」モルト
「はい、では。」
詩織達と一緒に食堂に向かって歩く。会話に花が咲く。勿論陛下のことだ。詩織が、陛下のことを褒め称える。それに、翔太が便乗して、拓郎も肯定する。そんなことを何度か繰り返し食堂についた。今日は天丼にしようと思う。日本産のものを取り寄せて、下ごしらえをする。エビ。玉ねぎ、シシトウ、イカ、なすびだ。これは旨そうだ。陛下もいらっしゃった。皆が無言で下ごしらえを注視している。早速揚げていく。野菜から揚げる。油に匂いがつくため、野菜から揚げていく。その後イカやエビも揚げた。ご飯を盛り付けてネタを乗っけると完成だ。
「召し上がれ。」
「おおー!旨そうだ。」モルト
「お好みでたれをかけて召し上がって下さい。」
「うむ!あい分かった。どれどれ、むおーーーー!サクサクだ!身もぷりぷりとしてたまらん、たれがまたご飯に合う。素晴らしい。これは旨い。流石タクローだ。」モルト
「ほんとです、美味しい!」翔太
「絶対的!美味しい!」詩織
「うん、いい出来だ!デザートは大福にします!」
「ダイフクか、どんなものだ?」モルト
「餅という伸びる柔らかいものでアンコを包んだものです。甘くて美味しいですよ。」
「む!これは、もちもちとした食感になんという程よい甘さか!旨い!!もう一個じゃ!」モルト
「はいどうぞ。」
「うむ、今度は大事に・・・・。なくなった・・・・・。タクロー・・・・・・。」モルト
「もう一個ありますよ、どうぞ。」
「おお!!さすがタクロー!旨い!!何個でも食べられる。土産はこれが良いぞ!!」モルト
「はい、かしこまりました。」
紙袋に1000個ほど詰めて置いた。陛下は大喜びで嬉しそうだった。何事もほどほどが良いのだが、まあいいだろう。兵士が大量に消費してくれるさ。
「んーーー!甘ーい!」詩織
「餅が美味しい。」翔太
陛下はスプーンフォーク一体型の食器で食べていた。箸は練習中とのことだった。良し良し。日本の文化が受け入れられている証だな。よきかなよきかな。
さあてあとは、帰るだけだな。陛下も大変喜んでいただけたようで嬉しい。陛下も忙しい身、これでお暇します。と帰って来た。兵士たちが歓声を上げているのを横目で確認して出てきた。喜んでいただけて何よりだった。帰りは、屋台などを見て回って帰った。楽しかった。
家では早速パンを作るようになってカレーなどの付け合わせに出されていた。勿論ハンバーガーのバンズも制作していた。昨日の夜パン窯を作っておいた甲斐があるというものだ。みんながせっせと働いている。それを手伝う俺ら。今日も日常は過ぎ去っていく。そこには楽しい笑い声が絶えず響いていた。
お終い。




