昨日の話とその後
ブックマーク数はカウントがストップしてしまったようです。残念。それはさておき、本文です。今回は昨日のこと、レースやその後のパーティのこと、そして今日のことです。よろしくお願いします。あと、病気の影響でなかなか執筆が進みません申し訳ございません。どうかよろしくお願いします。ではでは。
昨日の、パーティのことについて、書いておこうと思う。話題は、新しい魔導車ともいうべきもので持ちきりだった。あれは、どうやって動くだの、早速試乗会が発足して兵士たちが乗りまわしている。陛下も興奮冷めやらぬ様子で初めての体験を話していた。最後の直線でデットヒートしていたが、今も興奮は覚めていない。翔太も子供のように喜んでいる。始めての乗り物で大変喜んでいた。それもそのはず、免許はまだ持っていなかった。それがいきなりのハイペースな試乗会に皆が驚いていた。兵士たちもあんなにスピードは出せないと怖がっていた。まあ、翔太と陛下がぶっ飛んでいるってことだけは言えるのだがな。
人ですごいことになったので新しいトラック型の魔導車を作り使用人たちに乗らせた。サスペンションも素晴らしく、乗り手を酔わせない配慮があった。今はメイドが運転して走っている、運転が丁寧で乗っている人を気遣う優しい運転だった。トラックは自衛隊のように荷台に二十人くらいずつ乗れる。ソファとシートベルトを完備している。自衛隊より豪華であった。それは乗っている皆がわかっているのかすごく喜んでいた。そういえばだが、最初に作ったときなんかは陛下も開いた口が塞がらないというような様子だった。それは兵士や使用人も一緒で、盛大にびっくりしていた。その様は爽快の一言に凝縮されていた。
結局、ジープっぽいのを五台、トラックを四台用意した。それでも皆が乗りたがり、そして運転したがった。陛下の前だが、皆が童心に帰ったかのようにはしゃいでいた。陛下もそれをお許しになった。そんなこんなで、試乗会は進み、近衛騎士団ではこのような備品が正式に採用された。それもこれも騎士団長の先見の明があってのことだった。そんなわけで、王都は最新式の装備で満たされた。ちなみにだが、トラックは運転席と荷台がつながっている。運転中に魔力を補給することもできる。王都には、騎士団の他に宮廷魔導士がいて任務にあたっている。
宮廷魔導士団も近衛兵と同じだけおりともに働いている。中には魔法剣士なんかもいる。魔法剣士は貴重で重宝されているがなかなか難しいようで人数は多くない。ここで一つ豆知識だが、魔法は魔力を纏わせることによってある程度相殺することができる。膨大な魔力があれば、完全に無に帰すこともできる。魔法を使用してから数分間は魔力の定着が行われておらず魔力によって相殺することができる。これは高等技術だがそんなこともできる。そのため剣や武器での攻撃が有効になってくる。そのため一概には魔法が有利とは言い切れないところがある。
というのは置いておいて、今はパーティである。試乗会が終わり拓郎が準備したバーベキューに視線はくぎ付けだった。見知らぬ食材が沢山あり、どれもが新鮮そうな物ばかり。陛下に仕えるもの達は皆喜んでいた。この主に付き従ってきてよかったと思っている。それにシュークリームをくれたものがまたやって来たとなれば、拓郎に話しかける者も多かった。
「拓郎様、お菓子美味しかったです。ありがとうございます。」メイド
「いえいえ、気に入っていただけたら幸いです。」
「気に入らないわけがありませんよ!!!それだけ美味しいんです!!!」メイド
「それなら、作り方を書いた紙を差し上げますよ。ぜひ作ってみてください。」
「はい、是非!!ありがとうございます!!」メイド
「ははは、適当に頑張って下さい。」
「適当なんて、滅相もありません!!」メイド
「そこは、適度にって意味で・・・。」
「はい!!!」メイド
「じゃあ、バーベキューの手伝いお願いしますね。」
「はい!!お任せください!!絶対成功させましょね!!!」メイド
「はい!ありがとうございます!!」
そうして、挨拶の嵐は過ぎ去っていった。それはもう、取り囲み取材のような様相だった。拓郎も初めてのことのため目を白黒させていたが次第に慣れていった。そんなこともありパーティは進んでいく。拓郎は陛下の前に陣取っているが他は宮廷料理人たちがたくさんおり、贅を凝らした料理を用意してくれる、その腕を今回は対面料理という方式でやってもらった。まず始めに拓郎が陛下の分を調理してそれを他の料理人や兵士たちが覚え、実際にやって見るといった感じで終始進んだ。それでも歓声が上がり、楽しそうだった。
「うめぇーー!!なんだこれ!!食ったことねー味!!うんま!!」
「これだこれ!!このソースが美味い!!」
「「「「「うめぇーー!!」」」」」兵士たち
「「「「お、美味しい!!」」」」メイドたち
「これ、ホタテって言うらしいぜ!!」
「おう!美味いな!!」
「へー!美味いな!!旨味がたまらん!」
「海の物なんだろ?すげーよな、うちの国は海がねーからな!!」
「そうそう、海行ってみてーー!全部が水なんだろ!!?」
「らしいぜ!とにかくうめ-な!!美味いは正義!!!!」
「海は美味いもんだらけだな!!」
「そんな貴重なもん食えてんのかよ!!すげーな、美味いし!!」
「貴重な食材をありがとうございます。」執事
「いえいえ、楽しんでもらえたらと思ってやってますので、楽しんでください!」
「ええ、ええ、もちろんですとも、皆さん!タクロー様より頂いた食材はかなり貴重な物、心して食べてください!!」執事
「「「「「「「「はい!!」」」」」」」」
「すげーよ!!美味いわけだ!!」
「だな!!うめ-!!もっと味わわないとな!!!」
「でも!!かぶりつかないとこのうま味は味わえない!!!そうだろう!?!!」
「ええ、かぶりついちゃってください。そのほうが美味しいですから。」
「タクロー。そうか、では私もそうさせてもらおう」モルト
「気を付けてくださいね。熱いですから。」
「うむ、美味い!!これはいい!段違いだ!!」モルト
「へへっ!こっちもいいぜ王様。」ガルド
「なんだそれは?見たことないが?」モルト
「エビだよエビ!!うまいぞーー!!この頭なんか啜ると苦みと甘みが出てきて美味いぞぉ?」ガルド
「ほほう、美味そうだな、どれ、うむ、素晴らしい、これは何と言って良いのかわからぬが、とても美味だな。甘み、そして少しの苦み、その中に広がる旨味、身は塩気があって美味い。これはいい。酒が飲みたいな。」モルト
「そんなときはビールです!ここに冷えたビールがあります。どうぞ。」
「うむ、くぅーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!ハァー!!美味い!!!!」モルト
「皆さんもどうぞ!」
集まっている兵士たちにビールのジョッキをサイキックで配る。注ぐのも魔法のため一瞬で終わった。
ごくごくごくごくっと一気に飲み干す兵士たち。最後にくぅーーーープハァ!!!と言って皆が一斉にお代わりをする。「「「「「「「「お代わり!!」」」」」」」」と声が返ってきた。美味いかどうかなど聞くまでもないような光景だった。二杯目はくぅーーーーー効くぜぇ!とか言っていた。いいなぁ羨ましいなぁと思いながら見ている拓郎だった。拓郎はアルコールは飲めない。それはなぜか二十歳になる前から分かっていた事だった。
「陛下どうでしたか、魔導車の乗り心地は?」
「うむ、控えめに言って最高だったぞ。あの爽快感は忘れられん。最高だった・・・・。」モルト
「俺も楽しかったぜ。」ガルド
「僕も初めて乗りました!!最高でした!!」翔太
「好評のようですね、良かったです。」
「あったりめーよ!!こんだけのもん作って不評はねーだろ!!」ガルド
「ははは!そうかもしれませんが一応ですね・・・・。」
「いらねーいらねー!!そんなもんいらねー!!」ガルド
「そうですそうです!不評なんてありえませんよ!!」翔太
「そうだぞタクロー、これで不評はあり得ん!」モルト
「ありがとうございます。ではでは食後にロボット遊びでもしませんか?」
「おお!!!あれか!!」ガルド
「この間聞いたやつですね?」翔太
「わたしだけか?聞いたことないのは?」モルト
「王様も聞いたことありますぜきっと!ドランの武道大会があったでしょう?あれです!」ガルド
「おお!!あれか!!私のところまで届いておるぞ!!私はオーガの使い手だぞ。」モルト
「おおーー!愛用されてるんですね!!それは嬉しい!オーガはパワータイプですしやりやすいでしょう。いかがです?」
「そうだな、確かにやりやすい、気に入っている。あのゴーグルをつけてやるのにはまっている。」モルト
「ああー、あれですね、VRですね。」
「ぶいあーる?」ガルド
「VRゲームですよね知ってます。あれはすごいですよ!!」翔太
「そうかブイアールというのか、わかったこれからはそう呼ぼう。」モルト
「どういう意味なんだ?」がルド
「ヴァーチャルリアリティって意味です。空想・仮想現実ってやつです」
「そういわれるとわかるな、そういう事だったのか。」ガルド
「ええ、分かり難いですよね。すみません。」
「いや、いいんだ、気にしないでくれ。」ガルド
「ありがとうございます。」
「いい、いい!いいってことよ!」ガルド
「ありがとうございます。じゃあやって見ましょう。翔太も初めてだろうから最初から説明するよ。この魔道具は遠隔操作する魔道具なんだ。人形・ゴーレムを遠隔操作して、戦わせる玩具なんだ。機体はガンダ〇、女の子、オーガ、オーク、エルフ、ゴブリンだよ、好きなの選んでくれ。それで動かし方は身体強化の魔法に似ているんだ。まずはやって見るといいと思うよ。」
「はい!」翔太
ぎこちなく動かし始めた。それでも段々と上手くなっていく。十分程でそれなりに動かせるようになった。早速陛下に勝負を挑む。しかしまだ、陛下のほうが上手くて勝てない、そんな感じで何戦かして感覚をつかむ翔太。十戦目あたりから少しずついい勝負をするようになっていった。屋外にステージを作り、移動できるようにした後、観戦していた。兵士たちも熱狂して対戦していく。今は、いい一撃が入ったら勝負ありとルールを決めてやっている。それでもめることなくやっている。いやもめていた(笑)。どっちがいい一撃を入れたかでもめている。実際は同時だったのだが、主観が入ってどっちが速いと言い合っていた。
拓郎が仲裁に入り事なきを得る。どうしようもないな。まあ、終わったことだが。それはいいとして陛下と翔太が白熱している。あ!また陛下が勝った。残念、もうちょっとだったのにな。
「陛下、もう一戦お願いします!」翔太
「うむ、良いぞ、かかって参れ。」モルト
「始め!」執事
「うぉおおお!!」翔太
「ふん!」モルト
「うわーー!!!」翔太
「決まったな」モルト
「くっ、参りました。」翔太
「そろそろお開きにしましょうか?」
「そうだな。」モルト
「はぁーい」翔太
「じゃあこれで終わりな!!」ガルド
「「「「はい!!」」」」兵士たち
「もう少しで一本とれると思ったのにぃ!!くそう!」兵士
「まだまだだな(笑)、精進しな!」ガルド
「「「「はい!!」」」」兵士たち
「ありがとうございました。」兵士
「「「「「「ありがとうございました。」」」」」」使用人たち
「美味しかったです。楽しい宴をありがとうございました。」執事
「そうだ、私もあの外套が欲しかったんだ、タクロー作ってもらえんか?」モルト
「ええ、いいですよ。はい、どうぞ。」
「「「「「「「「「「おおーー!!!!!!!!」」」」」」」」」」一同
「素晴らしい、、一瞬の出来事だ。流石はタクロー様、お見事です。」執事
「うむ、私のわがままに突き合わせて申し訳ないな、ここは、ありがとうと言わせてもらう。ありがとう・・・・・。」モルト
「いいえ、どういたしまして。ありがたきお言葉、恐悦至極にございます。」
「固い!固いぞ!!(笑)。まことに大儀であった。」モルト
「ははーーっ!!」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「ははーーっ!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
そう言ってその場はお終いとなった。残った食材は寄付して帰って来た。
お終い・・・・・・。
そして今日。
朝から子供たちに飯の作り方を教える。朝から子供たちは元気だ。俺も元気だ。みんな元気だ。という事で起き始める。飯は、すぐに作るので頭はクリアじゃないといけない。俺は起きだしてすぐに食堂に行く。それについてくるサーシャやルエルにナタリー、目はキチンと開いている。顔を洗って拭く。エスコートするとサーシャ方は嬉しそうに顔を洗っていく。朝から元気だなぁと思いながら、タオルを渡す。カーテシーをして受け取る。実に楽しそうだ。カーテシーとはスカートの端をつまみ背筋を伸ばしたまま頭を低くするお辞儀のようなものである。実に優雅だ・・・・・。さて作ろうか。
料理組の皆が起きてくる。昨日は良く寝たようだ。それじゃあ飯作りますか。
「米研いじゃって。」
「「「「「「はーい!」」」」」」サーシャ方 料理組
「っと、俺も研ぐか。」
「兄さん今日は何にするの?」サーシャ
「今日はビーフシチューかな。」
「「「おおー!!」」」三人娘
「いつも食べてるだろ(笑)。」
「うん、でも美味しいから!」サーシャ
「そうそう」ルエル
「そうです、美味しいです。」ナタリー
「俺も食べたい(よだれ)。」ユリウス
「ユリウスだったな、今食べれるから我慢な。料理作ってくれてありがとうな。ユリウスのおかげでみんな食っていけてるんだからな。勿論、手伝ってくれてるみんなもそうだ、誇りに思うといいよ。ありがとう。」
「「「「「「はい!!」」」」」」
「あーーー、まあ、頑張ってくれたまえ。」
「「「「「「はい!!」」」」」」
「じゃあ、ビーフシチューの作り方教えるね。――――――――――って感じかな。じゃあ、実際に作って行こう。」
「「「「「「「「「はい!(はーい!)」」」」」」」」」料理班 ルエル達
「もっとのんびり、間延びしたようにやってくれればいいよ。サーシャやルエル、ナタリーみたいにさ。それじゃあ返事!!」
「「「「「「「「「「はーい!!(笑)。」」」」」」」」」」一同
「料理はいいぞぉ、心が洗われるようだ。片付けも入ってるからかな。皿洗いはみんな各自でやってるか?」
「はい!やってます。食べた人から順番にやってますよ。」ユリウス
「そうかそうか、そういえば、料理も魔法を使う事で時間を短縮することができるんだ。その一つが火魔法にある。物を加熱したり焼いたりするときに直接熱源を食品に作り出すことによって時間を短縮することができる。それがこれだ。見てもわからないと思うけど、食品に直接かけて貰えればわかることだ。やって見てくれ。」
「「「「「「はい!」」」」」」
「みんな筋がいいなぁ、もう少し火を弱めて、こっちはもう少し強めで、こっちはちょうどいいよ、そのまま維持で。みんな出来たかな?」
「「「「「「はーい!」」」」」」
「そっか、じゃあ味見していこう、徐々に味をつけてってみよう。」
「なんでですか?」ユリウス
「そうすることで失敗を減らすことができるからだよ。」
「「「「「「はーい!」」」」」」
「わからなかったら質問してね?オーケー?」
「「「「「「はい!」」」」」」
「味付けが終わったら完成だな。味見は上手く行ったか?」
「「「「「「はい!」」」」」」
「そしたら完成!!一緒にご飯だ!!一気に盛るぞぉ!!!」
「「「「「「「「「おおー!!」」」」」」」」」料理組 サーシャ方
そこからは速かった。起きて来ない子達を呼びに行かせてご飯を盛り付ける。子供は大喜びだ。新しいメニューが嬉しくてしょうがないといった様子ではしゃぎまわる。おれ-のシチュー!と言って踊っている。朝から元気だ。俺も負けてられない。元気でかわいい子達を見守りながら全員が揃うのを待つ。今揃った。
「食べ物に感謝していただきます。」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「いただきます」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
ガヤガヤ
「おかわりーー!!」
「「「「俺も!!」」」」
「わたしも!」
「あたしも!」
「俺も!」ユリウス
「うめ-!!」
「まじうめ-!」
「味わい深い味だ。」
「これは美味い。」
「久しぶりに食った、うめぇ(喜び)。」ギル
「まじうめぇ―」ロック
「うまっ!!」ダリ
「いい味出てる。はぁ美味しい。」ザシャ
「さすが兄貴。」マリオ
「美味い。」ガル
「美味しい。」ダル
「いつ食ってもうめぇ―」サージ
「ほんとに美味しい」ジーク
「コクがあってすごくいい。」ルッツ
「俺も好き。」ガイ
「いいよなこれ。」ロイ
「今日もいい出来!!」サーシャ
「今日も美味しい!!」ルエル
「最高です!」ナタリー
「おいしい」カイル
「めっさおいしい」ルル
「うまうま」アイシャ
「おいすぃー」サム
「おいしい」ジンク
子供たちも喜んでくれたようだった。良かったぁーーー!子供たちが喜んでくれて何よりだった。
「美味しいですねこれ!美味い!!すごい!味が!味が!!味が口の中で広がる!!美味しい!!」翔太
「うめぇ!!この味!!どうやって出すんだ?!!!」ザリ
「そうだよな!!こんなの食べた事ねぇーーーー!!!」ムンク
「美味しいですね」ハル
「良かったですよ、みんなが喜んでくれて嬉しい。」
そう言って拓郎は笑った。みんなも笑顔に・・・・。そうこうしてると陛下から使いが来た。どうやら昨日のことで代金を持ってきたらしい。黒金貨10枚という大金だ。使いの者は歴戦の猛者といういでたちの執事が一人、近衛兵が四人ついてきていた。どの人も只者ではない。緊張感のある面会となった。恭しく受け取り、お礼を言う。そうすると、執事さんから陛下のお礼の言葉があった。とても嬉しいものだった。陛下はあの通りだから、気さくではなしやすいが、改めてお礼を言われるととても嬉しいものだった。
何ともいい日だ。なんて日だ!!!!!いい意味で(笑)。そうこうしていると皆さんは帰っていった。手土産にハンバーガーを渡した。ポテトとセットで。飲み物はコーラ、食堂で食べて行かれた。どの人も驚き数秒間固まっていた。飲み物を飲んでまた固まり、歓喜して食べ進めていった。食べ終わった後は満足げな表情でゲップを一つ。仕事も済んだので和気あいあいと帰っていった。めでたしめでたし。
そこからはみんなで魔法の訓練をする。と言っても荒いものだったが、簡単に説明すると魔力を子供たち全員に流し込み手取り足取り魔法を教えた。それぞれの進度に合わせて。食堂を持ち上げるように地下空間を作り訓練場とした。そして一人一人魔法を習得させているとギルが話しかけてきた。
「兄貴、ちょっと話しておきたいことがあるんだけど、いい?」ギル
「ああ、いいぞっと。なんだ?」
「最近秘密基地に住み着いた冒険者がいるんだ。オッサンなんだけどなんだかどこかから流れてきた冒険者らしくてさ、俺達が使ってるところに来て住ませてくれないかと言ってきたんだ。俺たちは別に住んでるわけじゃないからいいよって言っちゃったんだ、駄目だったかな?」ギル
「ああ、別にいいよ、それはギル達が決めることだから、おじさんも悪い人じゃないんだろ?」
「うん!そうなんだよ!住むところがなくって放浪してたんだって、それで仲間ができて一緒に魔物を狩って生活してたんだ、それでも住むところは高いしどこかいい場所がないか探してたんだって。」ギル
「そう言う事か、納得したよ、いいんじゃないか?他にも仲間がいるってことだろう?いいと思うよ。」
「ありがとう、兄貴、オッサンたちも報われるよ。ていうか、しゃべってて大丈夫なの?」ギル
「まあな、ちょっとコツがいるけどな。」
「すげーや兄貴ぜっんぜんかなわねーや!!俺も頼むよ!!魔法!ライトニングがいい!!」ギル
「オーケー、こんな感じでどうだわかるか?」
「うん!!ばっちし!!もう使える!!!やっほうい!!」ギル
「上出来だな、」
それからも魔改造を施していく。いろんな魔法を覚えている子達は更に沢山の魔法を、そしてちょっとしか使えなかった子達は水、火、お湯、浄化の魔法と生活に仕えるものを覚えさせた。みんな喜んでいる、一瞬で脳に刻み込むように教えられて戸惑っていたがそれも慣れてくると攻撃魔法も覚えたいと言い出して実際に覚えて行った。拓郎が最強子供軍を作っていると食堂がサーシャ方だけじゃあ足りないと連絡が入り急遽戻り助っ人に入るのだった。
今日の王都の食堂は非常に賑わっている。それは、拓郎が出す、メニューに理由があった。ハンバーガーにポテトから揚げ、コーラにetc。それはもう繁盛していた。外で食べるもよし歩きながら食べるもよし。最高であった。
<冒険者>
「くぅーーーーーーー!!!うめーーーーー!!乾いた喉に最高だぜコーラとか言ったか美味すぎるぜ!!!!」
「だな!!これは病みつきになるぜ!!それにしてもこの肉汁がたまんねーぜ!!」
「今日の弁当これにして正解だったな!!こんなの世界どこを探しても見つけらんねーぜ!!」
「それもそのはず迷い人の食堂だかんな!!!!」
「すげーよな、これだけでやる気出てくるぜぇ、もうっさいっこう!!」
「なあなあ帰ったらまた行こうぜ!!!」
「「「「おう!!」」」」
「じゃあ一狩り行こうぜ!!」
「「「「おう!!」」」」
<城壁工事の人足>
「今日は俺の奢りだ!!好きなもん頼め!!」現場監督
「「「「「うーーっす」」」」」
「なんだお前らここがスラム街だと思ってなめてるだろう?なんでもいい頼んでみろお前らの想像をはるかに超えてくるぞ?まあそうだな、勝手がわからんだろうからメニューの物全部一品ずつ頼むか。すみませーーーーん。注文いいですか?」現場監督
「はーーい!」サーシャ
「ここからここまで全部お願します。」現場監督
「はい!!かしこまりました!!」
「なあなあ、今日の監督なんか妙にテンション高いよな?」人足
「だな、何がいいんだか、っへ!!どうせスラム街で安いから俺たちに奢るならここってこったろうぜ!!!」人足2
「「「だな」」」
「今日はしけた飯かよ!ちぇ!!金さえあればな!!」人足
「「「だな」」」
「お待たせしました。注文の品です。」サーシャ
「お待たせしました。」ルエル
「お待たせしました。」ナタリー
「お待たせしました」ギル
「お待たせしました」ザシャ
「「お待たせしました」」ロック ダリ
それぞれが注文の品をワゴンに乗せてやってきた。これで全部だろう。
「さーーーー!!来たぞ。お!!取り皿もある、各員手に取ってみるといいさ、とりあえずカンパーイ!!!」現場監督
「「「「「「「なんだこれ!!!」」」」」」」
「うま!!」人足
「すげーー」人足2
「なんだこれ、なんだこれ、なんだこれ、なんだこれ!!!(早口)」人足3
「監督!!スミマセンしたっ!!俺ら疑ってました!!」人足4
「いい、いい、わしは今とても気分がいい、気にするな、さあ、食べよう!!お前ら!!!!!!!」現場監督
という事があり、進んでいった。
その日みんなで早めに食堂を閉めてお風呂で疲れるまで遊んだ。今日はいい夢見れそうだった。
おやすみなさい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




